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出張者目線のメキシコ


LS企画部の馬(マ)と申します。
先ず、簡単な自己紹介をさせていただきます。

2013年に入社し、横浜支店に配属となった中国人です。
2017年11月からは、現在のLS企画部システム開発グループに所属しています。
当部では、物流システムのNew-SANCSを担当しております。

今回は、メキシコにおけるNew-SANCSの導入支援の為、2週間の初海外出張となりました。


■往路

メキシコに行くためには、先ずはビザの問題を解決しなければなりません。

私は中国籍なので、色々な国へ簡単に行けません。不便ですね!

駐日メキシコ大使館領事部に申請資料を提示し、面接も受けました。
ビザ申請は予約制で、午前中に申請&面接があり、それに合格すると午後にビザをもらえます。

面接について、インターネットで調べたところ、「担当大使は日本語を喋ってくれるからスペイン語・英語を喋れなくてもご安心ください」という記事がありました。
しかし、残念ながら私の担当は日本語の喋れない方でした。
それでも何とか英語が通じ、許可をいただきました。

次に、行くルートを決めます。

アメリカ経由が便利だと聞きましたが、そうするとアメリカでトランジットがあるので断念し、「成田ーメキシコシティーレオン・グアナファト」ルートで行きました。

これで割にスムーズに行けました。

グアナファト空港
(乗り継ぎのメキシコシティ国際空港)


メキシコシティ国際空港での入国/出国手続きの際には、スペイン語か英語で質問に答えます。

ターミナル1階にて、入国審査を受け、日本で預けた荷物を受け取ります。
この時にパスポートと、機内で配布される入国カード(出国時使うので無くさないように)の提示が必要になります。

荷物は、乗り継ぎ地なので検査はなく、指示された乗継用のベルトコンベヤに乗せました。
日本を出発する際には、荷物は最終目的地まで自動的に運ばれるのか、乗り継ぎで一度受取り再度預けなければいけないのか、必ずカウンターに確認しないといけませんね。

その後税関を通り、メキシコへ入国し、2階の出国ゲートをくぐり、今度はモノレールで国内線第2ターミナルへ移動しました。
そして国内線に乗り、レオン・グアナファト国際空港へ辿り着きました。

レオン グアナファト空港
(メキシコシティ国際空港内でモノレールを待っています)


■滞在中

山九メキシコ山九メキシコ
(お世話になった山九メキシコ)

メキシコの事務所は、空港から車で20分程の距離です。
繁華街や商業地からは離れています。

最初に疑問に思ったのは、皆さんお昼ご飯はどうしているのかでした。
聞くと殆どお弁当のようで、外食は車で往復30分~40分掛かるようです。


◆天気・環境

メキシコは、乾季と雨季の2つの季節しかありません。

3月は乾季なので、毎日青空で、雲すら珍しいものでした。
空気もさっぱりして、気持ちが良かったです。
しかし昼・晩の温度差が10~15℃だったので、この時期にメキシコを訪れる方は風邪を引かないように注意してくださいね。

昼は30℃ですが、夜は寒く感じました。
暖房をつけたら、78の数字を見てびっくりしました。
しかし、よく見たら単位は℉で、ほっとしました。

78℉


山九メキシコのあるレオン・グアナファトでは、信号が殆ど設置されていないです。
一般道路でも爽快なドライブが出来そうですが、スピードの出しすぎにはご注意ください。
捕まると罰金があるようです。


◆食事(食べることが大好きなので、メインで書きました) 

メキシコ料理と言ったら、タコスですね。
土着の作物のトウモロコシ、インゲンマメ、多様なトウガラシ(チレ)を用いた、 辛味の効いた料理で、街でたくさん見かけられます。

あとは、肉料理が多く、朝食でも肉をがっつり食べています。 

高級レストランでなければ英語が殆ど通じないので、写真付きのメニューのあるレストランをお勧めします。 

  • 朝食
    ホテルの朝食です。

メキシコ 料理メキシコ 料理

スープは材料不明、赤の辛いスープと緑の酸っぱいスープの2種類、パクチー好きな方は入れたほうが美味しいです。
野菜はサボテン炒めです。特に特徴のある味ではありません。さやいんげんと似てました。

  • 昼食

    メキシコ レストランメキシコ 食事
    メキシコ 食事メキシコ タコス

    メキシコ人は、一日4~5食食べるようです。

    日本のお昼時は、メキシコではおかず時間?のようです。
    おかずと言ってもタコスのようなもので、私には昼食として十分です。

    ではメキシコ人のお昼は何時でしょう?
    12時位にタコスを食べて仕事に戻って、14時位になったら本番お昼時間です。

    よく食べる印象です。
    そのせいなのか、太っている人が多かったです。
    体型維持は気にしていないような気がしました。

    お昼は、屋台やバイキング形式の料理店で、どれも美味しくいただきました。

  • 夕食

メキシコ 料理メキシコ 料理

メキシコ人はよくお酒を飲むので、夜が長いようです。

泊まったホテルの下に飲食店があり、夜中の2時位迄大音量で音楽が流れていました。
私は時差ボケで辛いのに・・・。

  • 不思議な食べ物  

メキシコ 料理メキシコ 料理

こんなものも普通にスーパーで売っています。
アーティチョークと、鮫?


◆観光

仕事の合間の日曜日には、グアナファトの観光地を訪れました。

ピピラ像メキシコ グアナファト

左は、グアナファト市街地を見下ろす高台に建つ像、ピピラ像(Monumento al Pipila)です。
有料ですが、像の上に登ることも出来ます。

ピピラ像も良いですが、ここは市内を見下ろすビュースポットでもあり世界遺産の町の景色が素晴らしく(右写真)、観光客で賑わっています。

町の下の方へ続く歩道もありましたが、安全の為、車で移動しました。
観光の目当てがある訳でもありませんでしたが、そこには土産物屋がたくさんあって、立派な建物が林立していました。

グアナファト大学

18世紀に建てられた歴史ある大学、グアナファト大学(Universidad de Guanajuato)です。

白い壁に大きな階段、至るところに装飾が施され、大学の建物とは思えない華やかさでした。
屋上に上がり、市内を見渡すことも出来ます。
階段横には、大学グッズを売る売店もあります。

Funicular Panoramico

市街地中心部に建つカラフルな教会、Funicular Panoramicoです。

このような教会は中々珍しいですね。

教会の前は噴水のある広場で、市民の憩いの場となっています。
その周りには、テラス席が設けられたレストランも何軒かあり、夜になるとマリアッチ(メキシコ音楽を演ずる楽団)が音楽を奏でているようです。

グアナファト 劇場

市街地に建つ劇場、Juarez Theaterです。

屋根には像、ローマやギリシャの神殿を思わせる柱で装飾され、外観はとても立派です。

内部の見学も出来て、その細やかで華やかな装飾から、建てられた当時の繁栄ぶりが伺われます。
現在でも劇場として利用されています。

昼も美しいですが、夜もまたライトアップされて神秘性が加わり、より綺麗になるようです。

■復路

メキシコ 夜景

日本へ戻る際は、再びメキシコシティを経由し、上空から素晴らしい夜景が見えました。


最後になりますが、メキシコでお世話になった方々に感謝します。
初の海外出張で、とても勉強になりました。
(著者:馬) 

山九 著者



ヨーロッパ言語事情


山九ヨーロッパの村上です。

はじめに自己紹介を兼ね、小職の経歴から記載させていただきます。
1997年入社後、中国天津現法に3年出向、国際複合輸送を3年経験後、再度中国上海現法に4年出向。
帰国後海外プラント輸送を6年経験後、2014年の4月から当社に赴任、現在ちょうど1年目を迎えようとしています。

前任者のブログで当社概要、ヨーロッパの状況等は既に触れられているようなので、今回はヨーロッパの言語事情について書いてみたいと思います。


EUといっても、もともとは別の国。
それぞれの国で様々な言語が話されています。
EUの公用語は何語だと思いますか?英語?ドイツ語?フランス語?

すべて正解です(笑)。
正確に言えば、ドイツ語、フランス語、イタリア語、オランダ語、英語、デンマーク語、ギリシャ語、スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語、フィンランド語、チェコ語、等々現在24の言語がすべて公用語と認められています。
加盟国の独自性と文化の多様性を尊重するといった建前から、全加盟国の公用語をEUの公用語とする、多言語主義の立場をとっています。

ただ、建前は建前として、ヨーロッパ人同士であっても、国言語が違えば意思疎通を図るのは当然困難で、特にビジネスの場において共通語が必要になってきます。
そうなるとやはり使い勝手がよいのは、英語ということになります。


山九ヨーロッパの所在地はオランダ・ロッテルダムですが、母国語はオランダ語。
ただ、ほとんどの人が英語を流暢に話すことができ、オランダ語が分からなくともあまり不便に感じることはありません。小職も普段はオランダ人スタッフとは英語で意思疎通を図っています。皆、小職より流暢で、ネイティブレベル。ある調査では、非母国語圏の英語力のランキングは、オランダはデンマークに次いで2位(ちなみに日本は26位)とか。

とあるレストランのメニュー表。オランダ語と英語が併記になっています。

 


自宅近くにある学校。
英語でI have to change to stay the sameと書かれています。
ロッテルダム出身の有名な画家の言葉らしいですが、変化(向上)しないと現状維持すら難しいということでしょうか…


オランダ人の英語力の高さは、国策として英語教育に力を入れているといった事情はあるのですが、もともとオランダ語が英語に近く、オランダ人にとっても習得しやすい言語であるようです。

典型的な例文ですが、
英) I am a Japanese.   This car is made in Japan
蘭) Ik ben een Japanner.  Deze auto is gemaakt in Japan
文法の並びも一緒ですし、単語も何となく似てますよね?

その他、やはり語源を英語と同じくするデンマーク、ドイツ、ベルギー、フィンランド、ノルウェー他北欧系の国々では、概して英語力が高いようです。
当然、その逆で、北欧系以外の国々では英語を不得意?とする国もあり、場所によっては英語がほとんど通じない、、というところもあります。


冒頭でEUの公用語は24ヵ国語と述べましたが、その中でも英語、ドイツ語、フランス語は欧州委員会内部で使用される主要言語と位置付けられています。
ということは、EUでは、英語のみならず、ドイツ語、フランス語も話せたほうが都合がよい と言うことなのかもしれませんね。
実際、平気でこれら3-4ヵ国語を操る人が多々いるのも事実。
いつかはそうなりたいものです。
と言いつつ、実際は英語と格闘するので手いっぱいだったりもします。



文脈とは関係ありませんが、冬のロッテルダムは日中でもどんよりとした曇りが多く日本にいるとき以上に、日光のありがたさを感じます。


      (筆者:村上)



VIVA MEXICO!



ご安全に!SANKYU USAの恩知と申します。先ずは簡単に私の経歴を述べさせていただきます。2004年に中途入社で航空貨物部に配属、その後、山九タイ、JPSGL、国際複合輸送部勤務を経て昨年の8月末にSANKYU USAへ出向。今回2度目の海外赴任となります。赴任後ちょうど丸一年が経ったところです。つい2ヶ月ほど前までメキシコに長期出張しておりましたので、メキシコの事情について少しばかり触れてみたいと思います。

皆さんはメキシコについてどんなイメージをお持ちでしょうか。おそらく、砂漠にサボテン、ソンブレロをかぶった口髭のおじさんがテキーラを飲みながらギター片手に歌っているといったところでしょう。さすがに最近ではマリアッチの楽団員を除いて、このような風貌のおじさんを見つけるほうが難しいですが。

メキシコは日本の5倍の国土を持ち、3つの時間帯にわかれていますが、国土の大部分の日本との時差は15時間(サマータイムは14時間)となります。
植民地時代の宗主国がスペインであったため、スペイン語が公用語となっており、国民の大部分がキリスト教(カトリック)を信仰しています。総人口は1億2千万人弱で、少子高齢化の日本とは逆に若者が多く、人口は増え続けています。大雑把な人種構成は混血(欧州系と先住民)が6割、先住民系が3割、欧州系が1割といった感じで、比較的人種差別のない国だといわれていますが、やはり東洋人が少ないこともあり、道を歩いていると(特にセントロと呼ばれる旧市街あたりでは)じろじろと視線を感じることがあります。といっても悪い意味ではなく、本当に東洋人が珍しいのだと思います。中には写真をいっしょに取ってくれと言われたりもします(この時だけは芸能人になった気分です)

限られた一部のビジネスパーソンを除いては一般的に英語があまり通じません。スペイン語と言ってもスペイン本国のスペイン語とは語彙、言い回しもかなり異なり、土着語から派生した語彙があったりとか、同じ単語なのに意味が全く違っていたりもします。おもしろいところでは日本語と同じ発音の単語があります。レストランでバカ、アホと言われても決して怒らないようにしましょう。バカは牛でアホはニンニクの意味ですから。

米国に隣接する地の利から近年では世界の自動車メーカーがメキシコに投資を続けております。この関係で、メキシコのアグアスカリエンテスという街に滞在しておりました。
ほとんどの方は初めて聞く名前だと思います。アグアスカリエンテス(スペイン語でお湯の意味)は日系自動車メーカーの城下町のようなところで、教育レベルも高く、インフラ環境も整い、メキシコ人が住みたい街の上位にランクインしています。ちょうどメキシコのおへそのあたりに位置し、高原地帯で標高が高く(約1900m)空気が薄いため、少し走っただけで息切れがします(年のせいかもしれませんが)メキシコシティーのような大都市ではないため、日本食を口にする機会は少なく、必然的に毎日がメキシコ料理ばかりとなります。

というわけでメキシコの食事につき、お話ししたいと思います。
メキシコの人たちは本当によく食べます。①朝食、②朝食と昼食の間、③昼食、④夕方に間食、⑤夕食と食事の回数がやたらと多いです。1日に少なくとも4-5回は食べていると思います。食生活に規則正しさが全く見られません。通りであろうが、事務所であろうが、常に食べています。昼食を取る時間は一般的に午後2時から3時頃となります。
そのため、日本と同じ感覚で12時頃にレストランに行くとほとんどの店がまだオープンしておりません。昼食がおそいため、朝食と昼食の間に屋台でタコスなどの軽い?スナックを食べます。また、メキシコの人たちは例外なく、コーラーが大好きです。メキシコのひとりあたりのコーラー消費量は世界1とのことです。これだけ食べれば太らないわけがなく、現在、米国を追い抜き、メキシコが肥満体国世界NO.1の座に着いています。

メキシコ料理はとうもろこし、豆、唐辛子の3つの食材を基本とし、その他にもタマネギ、アボガド、ピーマン、トマトなど様々な食材が使われます。絶対に欠かせないのが唐辛子(チレ)です。色、大きさ、形と多種多様で辛味の度合いも異なり、料理によって使い分けます。またサルサ(唐辛子を使った調味料)を作るベース食材となります。
ミチェラーダと呼ばれるサルサ入りのビールまでもあります。

主食はトルティージャ(薄焼きパンみたいなもので、とうもろこしが主だが北部は小麦粉を使用)でこれに具材(肉や野菜など色々なもの)をのせたものをタコスという(ちなみにタコス(TACOS)はタコ(TACO)の複数形)サルサをかけて食べます。どんな具材であれ、トルティージャにまいて食べれば何でもタコスになるということです。
タコスは庶民の食事(いわゆるファーストフード)であり、高級レストランではタコスはメニューにのっていません。メキシコ人の知人は冗談半分でタコスは貧乏人が食べる食事だと言っていました(そういう彼もほぼ毎日のように食べていましたが)


サボテンも料理の具材として使われます。普通にスーパーマーケットの野菜売り場に陳列されております。日本人にとっては観葉植物のイメージが強いですが、サボテンの葉は海藻のメカブのような食感で意外と日本人の口にあったりします。またサボテンの実はとてもフルーティーで果物の梨のような味がします。

変わったところで、モレ(チョコレートと唐辛子をミックスしたソース)を使った料理もあります。料理にチョコレート?と思っていましたが、口にすると意外とカレーライスの甘口のような味で、個人的には気に入っております。

豚の皮を揚げたチチャロンはスナック菓子のような食感でメキシコ人に人気があります。これを水に浸し料理の具材として使用した時は本来の姿(ぶよぶよとしたコラーゲン状態)に戻り、見た目、食感からして、喉を通すのを躊躇しますが、揚げた状態であればビールのおつまみ感覚で食べれます。

メキシコのお酒と言えばテキーラが有名ですが、いったい何の原料から作られているかお分かりですか。私はてっきりサボテンから作られているものだと思っていました。
アガベ(竜舌蘭)という植物(サボテンとアガベは異なる植物)を原料にした蒸留酒をメスカルと言い、その中でもテキーラと呼ばれるのはごく一部のアガベ種を原料にしたものに限られるとのことです。ラベルにagave 100%とあれば間違いなくテキーラです。テキーラエクスプレスという週末にしか運行されていないテキーラ飲み放題の列車まで存在します。

次にメキシコ人の気質についてですが、時間に関してあまりせかせかしていないように思われます。例えば、スーパーマーケットのレジで長蛇の列に遭遇しても(日本人だとクレームを言いたくなるようなシチュエーションですが)、彼らは誰一人として文句も言わずじっと辛抱強く並んでいます。そのくせ、信号待ちの状況で、赤信号から青信号に変わった瞬間にすぐに車を発進させなければ(ほんの数秒遅れただけで)、後ろからうるさいほどクラクションを鳴らされることもあるから不思議です。ちなみに信号待ちをしていると、路上プロレス、新体操、火を噴くパフォーマー、押し売りのような窓ふき連中など盛りだくさんです。


メキシコの人たちは親切ですが、道をたずねると、知らなくても知らないと言わず、親切心からか(と思いたい)、平気で間違った道を教えられるので、なかなか目的地にたどり着くことができません。そんなときは警察官に尋ねたほうが良いと思いますが、その警察官の質があまりよくないのです。速度違反(制限速度内での走行にもかかわらず)で止められ、1000ペソ(約8,000円)罰金を払わされそうになった時、何故か罰金を800ペソ(約6,400円)にディスカウントしてくれたのは驚きでした(やはり領収証は発行されませんでしたが)あとでメキシコ人の知人に確認したところ、それは払い過ぎで相場は200ペソ(約1,600円)程度だと好意的なアドバイスを受けました。運悪く2回も同じ場所で警官に停車させられ、前回同様のシチュエーションとなりましたが、彼のアドバイス通り、そっと200ペソを握らせたところ、それ以上追及されることなく、無事にその場を離れることができました。彼に感謝です。

最後に少しばかり仕事の話(メキシコ通関事情)について述べてみたいと思います。
日本を始め大多数の国では、通関業の免許は業者(法人)に付与されますが、メキシコの場合、法人ではなく通関士個人に与えられます。従い、荷主は通関士個人に通関業務を委託することになります。よってメキシコでの通関士のステータスは高く(聞くところによると弁護士よりハイステータス)絶大な力をもっています。誰でも通関士になれるわけではなく、メキシコ生まれの生粋のメキシコ人しか通関士になることはできず、尚且つ、実質上、世襲制のため、毎年試験が行われておりません。メキシコ全土においても通関士の絶対数は少なく、このことが競争を妨げ、メキシコにおいての通関コストが高くなる理由の一つと考えられております。また通関申告ミス(税表番号の取間違い等)は荷主へのペナルティーではなく、通関士個人へのペナルティーとなり、最悪の場合ライセンス剥奪とかなり罰則が厳しいです。それ故、メキシコへ輸入される貨物に関しては必ずといっていいほど輸入申告前にプレビオ(と呼ばれる内容点検)を実施し現物を確認してから申告するのが一般的な輸入の流れとなります。メキシコ向け貨物出荷の際はこの点留意いただければと思います。

テーマが絞れず、あまり纏まりのない内容となりましたが、メキシコの事情を少しでもお伝えすることができたならば幸いです。(筆者:恩知)

 



ヘゼンジ(ブラジル)からこんにちは!


皆さん地球の裏側からこんにちは。
SANKYU LOGISTICS BRASIL ヘゼンジ支店駐在 三井です。

リオデジャネイロ港をゲートウェイとし同州ヘゼンジ市を拠点に物流全般を担当しております。2012年12月にブラジルに赴任し、新規ヘゼンジ支店の立上げに奔走、現在に至っております。
今回は、小職のホームグラウンド、ブラジルヘゼンジ市、それから弊支店について少しご紹介したいと思います。

まずブラジルのヘゼンジと言われてもピンとこないと思いますが経善寺(へぜんじ)ではどうでしょう? 何となく親近感が持てませんか?
実は以前ご支援を頂いていた大先輩から命名して頂いた日本名(当て字)ですが「善にたどり着く寺」という意味で個人的には気に入っています。
「だから何だ」とお叱りをうけるかもしれませんが、やはりお寺とは全く関係無く・・・・・、言いたかったのはですね、読んで字の如くお寺繋がりで東京都国分寺市の人口とほぼ一緒、約12万人の小さな田舎町ということ。サンパウロが約1100万人なのでざっくりその1%、小ささ加減はイメージできるでしょうか?
サンパウロから約300km東、リオデジャネイロから約200km西に位置し、山に囲まれ街の中央には、パライバ川が流れていて遠くから眺めると結構風情があり癒されます。(近くでよく見るとゴミが目立つところが残念ですが・・)それから、川沿いにはカピバラも時折出没します。

緑は多く治安は良い方で、都会の喧騒に疲れ、穏やかに生活したい方にはうってつけの街かもしれません。
因みに小職は、家族をサンパウロに残し平日をヘゼンジで悪戦苦闘し、週末はサンパウロに帰還するという単身赴任生活を送っています。私はやはり住み慣れたサンパウロが好きですね。 家族もいるし便利ですし・・・。

少し脱線しましたがヘゼンジについて話を戻すと小さな田舎町のほか、文章で表現するのは
なかなか難しく、添付の街風景写真をご参照、みなさんのご想像に任せつつ、ヘゼンジ支店の紹介に移りたいと思います。

当支店は、同地区に進出される日系企業の物流ニーズに対応すべく昨年8月に開設されました。同地区では日系企業初の物流センターとしてリオデジャネイロ港・空港からの海上・AIR貨物フォワーディング業務、通関、輸送、保管、JIT配送迄の一連業務を対応しております。

■倉庫外観

竣工:2013年5月/倉庫仕様:平屋・高床、ラック保管/建屋総面積:9.372m2(4.685m2 x2棟)

■倉庫作業

WMS倉庫システムを完備し入出庫在庫情報を管理しています。

■JIT配送作業

現在、5~8便/日の頻度で自動車メーカー様にお届けしています。

■FWD・通関作業

複雑難解な!?ブラジル輸出入手続きをこのグループで全てコントロールしています。

■ヘゼンジ支店の仲間たち

昨年立上げ当初、小職を入れ2~3名で始まり、今では総勢22名の規模になりました。
更なる発展を目指し邁進致します。

以上、簡単ではありますがヘゼンジと弊支店の紹介でした。
ブラジルに来られる際は、サンパウロだけで帰らず是非ヘゼンジにも足をのばしてみてください。違ったブラジルの一面が見られると思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます!!



ロッテルダムで結婚式に参列!


山九ヨーロッパの深牧です。

今年の夏にオランダ人の結婚式に参列する機会を得ましたので、下記ご紹介いたします。


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今日7月3日は、わが社に派遣で来ているMARTIN君の結婚式である。

先週、彼は休暇の申請とともに結婚式の案内状をスタッフにメールで送ったのであった。
確かに、彼は今年1月の採用以来、業務よりももっと大切なことが自分にはある、そういった勤務態度ではあった。


オランダではごく一般的な市庁舎での挙式とのことであり、また会場もオープンで誰でも自由に参列できるらしい。
事務所からロッテルダム市庁舎までは通りを渡ってすぐであり、時間も日本からの問い合わせが一段落した午後であり、
スタッフともども(といっても3人だが)ちょっと覗きに行ってお祝いをすることにした。


生憎、天候は実にオランダらしい曇りで、小雨すら降っている。
目の前を超ミニスカートの女性が友人らしき連れと歩いているが、7月とはいえこの天気では寒そうに見える。
一目で「彼女も参列に行くのだろう」と予想したが、果たして彼女も我々の一行に先立ち、市庁舎に入っていく。
市庁舎前にはやはり同様にドレスアップした参列者が集まっている。もう中に入って良いのか、玄関前で待機していると、白のリムジンが現れた。中から彼が登場するのか、と待っていたがどうやら関係者のみであった。




山九ヨーロッパ




時間となり、挙式場へと一同案内された。
建物の奥に進んでいくと、日本の式場でいえば神殿に相当する広さの小部屋があり、中では既に正装したMARTIN君本人がそわそわと、本日の式典マスターとともに我々参列者を待ち受けていた。

 

山九ヨーロッパ

 

部屋の中は後方奥に花嫁を迎え入れるための入口があり、その両側から正面にかけて椅子が数列並べられており、正面向かって左側が新郎側、右側が新婦側であることがそれとなくわかった。




山九ヨーロッパ



我々は左側の前列2番目を選び着席した。
やがてエスコートされた花嫁の入場となり、参列者は一斉に後ろを振り返り、拍手とカメラと歓声が彼女を迎えた。


 

山九ヨーロッパ



前方で待機する新郎のもとに到着後、彼らは接吻し、用意されているソファーに着席した。




山九ヨーロッパ



正面のテーブルにはまるで裁判官のように長いスカートをはいた女性の式典マスター(市役所の専門部署職員らしい)、脇には警備員かと思われる強面の男(実は助手)、そして中央の新郎新婦を挟んで、両壁際には、双方を代表する立会人(各1名)が座っている。式典マスターは何か写真のようなものを新郎新婦に見せながら、おそらく結婚の心得などと思われることを数分間話していた。




山九ヨーロッパ



新郎新婦側も応答していた。
時に、両立会人も会話に参加していた。
なお、式を通じて現場には1名専属の女性カメラマンがおり、各場面シャッターを押しまくっていた。


やがて、誓いの儀式が始まり、結婚の意思の確認宣誓、そして口上文が新郎側・新婦側から発せられた。覚えるのは容易でないらしく、新郎MARTINは懐よりメモを取り出し、また新婦はといえば、携帯電話を参列席の方から取り寄せ、中に記録された文を読み上げていた。



山九ヨーロッパ



そして、式典マスターが、両名が今ここに夫婦となったことを高らかに宣言した。

二人は早速助手の前に用意されている署名用紙のところに行き、1名ずつ署名を行った。

続いて、両立会人がそれぞれ署名を行い、最後に式典マスター自身が署名を行い、式は無事に完了した。
引き続き、一同は挙式場に近い別の小部屋に案内され、そこでは新郎新婦が連れ立ち、参列者が歩み寄って接吻したり握手したりお祝いの言葉や物品を渡す行事が行われた。




山九ヨーロッパ



当然ながら全て地元の言葉で行われていた行事であり、私が英語でお祝いのことばを述べると一瞬当惑の表情が出たのも無理は無い。

休暇中に仕事を思い出させてしまったのなら申し訳ないが、貴重な体験をさせていただいてありがとう、MARTIN君。
(戻ったら、仕事ももう少し頑張って欲しい!)



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この後夕方から会食、場所を移してパーティーなど披露宴に相当するような行事があったようです。

当人たちにとっては事務手続きも兼ねた厳かな儀式である一方、宗教色は無く、質素かつ自由な雰囲気が、若いカップルには大変似合っておりました。


以上 (著者:深牧)



アメリカ シカゴより


SANKYU USA (通称:SUI) の中籔(なかやぶ)です。
早いもので赴任にして1年が経過しました。今回は2回目の投稿です。
昨年末に家族(妻・長女・長男)が帯同し仕事以外にも多くのことでアメリカの文化に触れることとなり、
今回は「スポーツ」から見るアメリカをご紹介したいと思います。


■私の社歴

  • 1998年入社、5年間 国際複合輸送部関西国際複合輸送グループに所属
  • 2003年山九レムチャバンに出向し、約5年間輸出入フォワーディング業務に従事
  • 2008年日本へ帰国後、本社 国際複合輸送部にてアジア・インド発着の国際物流の実務、営業を担当
  • 2012年2度目の出向として、SUIへ赴任。現在、米国発着の輸出入フォワーディング業務に従事

■アメリカのスポーツ

アメリカには、4大スポーツと呼ばれるスポーツがあります。
それはMLB(野球)、NFL(アメフト)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)。
それぞれのスポーツがシーズン制で開催され、春から秋の野球、秋から冬のアメリカンフットボール、冬から初夏にかけてはバスケットボールとアイスホッケーと、ほぼ1年を通してスポーツ観戦を楽しむことができます。
その人気はすさまじく、ファイナルが近づくと盛り上がりは最高潮を迎え、地元が優勝しようものならば、
街のスポーツバーからは雄叫びが聞こえ、辺り一面チームカラーで染まります。

翌日には、優勝を称えて大きなチームロゴの幕を家に貼り出したり、チームTシャツが飛ぶように売れたりします。
特にフットボールの頂上決戦のスーパーボウルの翌日には、多くのサラリーマンが有給をとり、そうなることを見越した企業側が初めから休日にしているところもあるほど。
それに応えるかのように、プロの選手はファンサービスを怠りません。サインにも気軽に応じてくれます。
特に小さい子供たちへは試合前にサインや写真を撮る時間を設けているチームもありました。




アメリカ シカゴ
(息子の逞(たくま)も大興奮!)


 
■観戦方法

実際に会場に足を運んで見る人がとても多く、平日の夕方というのに、会場は観客で埋め尽くされているという光景をテレビでよく見ます。ただ、前述のスーパーボウルの観戦チケット代金はレギュラー試合から見ると一気に跳ね上がり何千ドル(何十万円)にもなるため、各スポーツ頂上決戦の場合は、友人を自宅に招いて派手に飲んだり食べたりしながら盛り上がります。よって、大きな試合当日のスーパーは長蛇の列となり、コーラ、ビール、冷凍ピザ、ポテトチップスなどが飛ぶように売れ、品薄状態に陥ります。
レジでは、どっちのチームを応援するんだと聞かれ、スポーツの話題一色となるのです。

私は今年の2月、シカゴのユナイテッドセンターで行われたNBA シカゴ・ブルズVSブルックリン・ネッツの試合を
観戦してきました。試合前の練習タイムにあこがれのデロン・ウィリアムスにサインをもらい写真まで撮ってきました。
完全にミーハー状態。間近で見るプロのプレーは迫力満点で、今でもその日の感動を覚えています。



アメリカ シカゴ
(ユナイテッド・センター前でバスケ同好会の友人と)



アメリカ シカゴ
(NBA シカゴ・ブルズVSブルックリン・ネッツ戦)


■子どもの習い事

アメリカの4大スポーツは、もちろん子供たちにも大人気で小さい頃から習うことができます。
特筆すべきは、それぞれ実際に試合が行われるシーズンにのみ習うことができるということ。
つまり、通年で1つのスポーツを習うことはできず、フットボールならば夏の終わりから冬までしかできないのです。
フットボールの季節が終わると野球を習うという子も多くいます。

習い事だけでなく、中学や高校のクラブ活動もこのようにシーズンで回していくので、1つの競技でなく3~4種類のスポーツに触れることができ、好きなスポーツだけでなく、試してみたいものにも挑戦でき、自分の可能性を見出すこともできるのです。こうしてボー・ジャクソンやディオン・サンダースといったアメフトと野球両方をプロで活躍する選手が生まれるわけです。

8歳になる私の息子もこの夏からフットボールを始めることになりました。驚くべきはそのプレー人口の多いこと。
息子が所属するチーム、小学生だけで100人を超えています。
さらにヘルメットやショルダーといった多くの防具がレンタルできる充実ぶり。成長著しい子を持つ親としては毎年買い替える必要もなく、非常にありがたいシステムです。さらにたかだか8歳の子どもたち約30人に6人ものコーチがつき、至れり尽くせりの環境です。
午後7時にもなると、仕事帰りの親たちもフィールドに椅子を持ち込み息子に激を飛ばします。


 
アメリカ シカゴ



アメリカ シカゴ
 


 アメリカ シカゴ
(白のNo.23が息子:逞(たくま))



さらに、専属のキッズチアリーダー達もいます。専属チアリーディングもまた、アメフトと同じ季節にのみ習い、
活動することになります。11歳になる娘もこのチアリーディングのチームに現在所属。
同じフィールドで練習に明け暮れる日々を送っています。



アメリカ シカゴ 
 (上に乗っているのが娘:果子)

さぁ、いよいよアメリカンフットボールのシーズンです。もちろん地元シカゴベアーズをビール片手に応援です。

このように余暇はスポーツ観戦を行い、爽やかにリラックスすることで、忙しい毎日の仕事もがんばれるという好循環になっております。
是非、アメリカに来て、一緒にその季節スポーツを観戦しましょう、アメリカ・シカゴで!(著者:中籔)





ヨーロッパの「出張移動事情」


山九ヨーロッパの深牧です。毎度(今回でブログ公開3回目です)お読みいただきありがとうございます。
早いもので、当地に赴任して7度目のクリスマスがやってきました。


ヨーロッパ アムステルダム
(デンハーグの商店街のツリー)



ヨーロッパ アムステルダム
(デンハーグ平和宮(国際司法裁判所)前のツリー)


しかしながら、年度末でもあるこの時期には業務が忙しくなり、大抵大型貨物の船積みなどで出張が多くなったりします。

そこで今回は「出張移動事情」についてご紹介したいと思います。
まず弊社では、原則として宿泊を伴う外出を出張とみなしております。
例えば「外国」であっても隣のベルギー・アントワープなら、弊社ロッテルダムより車で1時間強程度ですので、2日連続や早朝からの荷役立会いを除き、日帰り可能なので出張扱いは稀です。
一方「オランダ国内」でもドイツとの国境までは車で3時間以上かかりますので、場合によっては宿泊・出張となるでしょう。



■自動車


ヨーロッパ アムステルダム
(取付式カーナビ)


事務所からドアツードアで最も機動力のある手段です。
昔は通過予定分岐点の地図を印刷して予習して・・・違う道を発見しつつ時々停まっては進路修正(既に道が間違っているとうすうす気づいているが停まれる場所を探しているうちに渋滞に)・・・などありましたが、今はカーナビ(全欧州対応)という便利なものがありますので、これを駆使してあちこち行けます。

小職の今までの経験では1日正味5時間程度(休憩時間を除く)の運転が限界かと思います。
ロッテルダムからその程度走ると、ドイツのハンブルク、フランクフルト、フランスのパリ、ルアーブル等に到達可能です。ベルギー・ルクセンブルクはこの範囲に全部収まります。

なお、この原理でいけば、フェリーやユーロトンネルシャトルを利用してイギリスのフェリクストウやロンドンにも行けるではないか、となりますが、問題は大陸側(右側通行)と違い左側通行になるという点で、「左ハンドルのまま左側通行」というのがどうしても不安であり、まだそれは試していません。(但しイギリスでレンタカーを借りれば右ハンドルであり、日本に一時帰国した場合と同様、切替が可能だと思いますが・・・)。
もっと遠方で、港など公共交通不便な場所や目的地で何か所も廻る場合は、カーナビを持参して飛行機や電車で行き、空港や駅でレンタカーを借ります。(個人旅行だと、愛車をカートレインでドイツ南部まで運ぶ人もいますが)

さて、一部を除くEU加盟国とノルウェー・スイスではシェンゲン協定の国境検査撤廃のスキームが実施されており、国境通過も若干速度制限があるだけで検問所の跡地を横目にノンストップです。
もっとも国境を過ぎれば、自動車道の出口表示がオランダ語(UIT),ドイツ語(AUSFAHRT),フランス語(SORTIE)、イタリア語(USCITA)、と変化し、標識も色合いが変わってきます。
ベルギーは道路の照明が多くて明るいですが、ドイツは少なく夜は大型車のテールライトが頼りです。
オランダは合流ゾーンが長く車線変更にも余裕があるのに対し、イタリアは大体短く、阿吽の呼吸で機敏な操作が要求されるとか、国によって「←」の案内板が左方向を指していたり、前方を示していたりとか、慣れない当初は戸惑いました。



■公共交通機関

目的地が一箇所のみとか都心部の場合、ガソリン代を払うより電車や飛行機で最寄りのターミナルへ行きタクシーやメトロを利用した方が経済的となります。
また、往復途上で他の作業(資料読み・メール・栄養睡眠補給)が出来るのも利点です。

ロッテルダム駅からは、ベルギー・フランス方面(THALYS)、ベルギー方面(FYRA)、ユトレヒト乗換ドイツ・スイス方面(ICE)、という特急電車が日本の新幹線に匹敵する高規格新線経由で走っています。
パリやドイツ・デュッセルドルフ等の場合、3時間程度で到着するため良く利用しています。


ヨーロッパ ロッテルダム
(ロッテルダム中央駅【改修工事中】)



ヨーロッパ ロッテルダム
(THALYS号【ROTTERDAM中央駅】)



また、車や電車で1時間ほど離れたアムステルダム・スキポール空港に比べると遥かに小さく行先・便数も少ないですが、ロッテルダムにも空港があります。
ロンドンやイタリア・ミラノ、ドイツ・ミュンヘン等に直行便があり、何といっても搭乗口が近いのが魅力的です。
なお、公共交通機関は早めにウエブサイトで予約すれば割引運賃で国際列車やLCCを利用でき経費節減になります。
とにかく交通網が発達しているため選択肢が多く、ホテルやレンタカーも含め旅程作成に結構時間をかけます。


ヨーロッパ ロッテルダム
(ROTTERDAM空港)


赴任してから業務で訪問した欧州の国の数は大小含め15か国に達しました。
学生時代に放浪旅行された方々や旅行業者の知識には及ばぬかもしれませんが、欧州訪問を計画される際、ご参考にしていただければと思います。

山九ヨーロッパのこともどうぞ、宜しくお願い致します!(著者:深牧)

 

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米国の第一印象と車事情


SANKYU USA (通称:SUI) の中籔(なかやぶ)です。
今年の6月中旬に赴任したばかりです。

わたしは1998年の入社以来、国際物流に携わっており大阪、タイ王国レムチャバン、東京勤務を経て今回のシカゴ勤務となりました。
弊社は1984年に設立され現在は12名体制でシカゴに事務所を構え、No Assetで米国全土の海上・航空フォワーディングサービスをご提供しております。
まだ赴任したばかりでわからないことも多くありますが、小職が感じた米国のイメージをご紹介したいと思います。


アメリカ シカゴ
(SUIメンバー 社長、画角に入っておらず失礼いたしました・・・)

まず米国に赴任して感じるのがこの国の大きさです。
ロシア、カナダに次ぎ3位の面積があり、日本(37.8万 KM2)の約25倍にあたる962万 KM2と言われております。
そのため、米国本土だけでも東部、中西部、山岳部、太平洋と4つのタイムゾーン(標準時間帯)があります。
(アラスカ、ハワイを入れると6つのタイムゾーンとなりますが)
最大都市であるニューヨークとロスアンゼルスの間には3時間の時差があります。


アメリカ シカゴ
(米国地理をパズルで勉強中)


そんな広大な米国では移動手段として車が必需品です。
お客様のところへお邪魔するにも500KMぐらいであれば車で移動します。
それ以上の場合飛行機で移動しますが最寄空港からレンタカーを借りて移動する為 やはり自動車は必需品です。
ただ豪雨の中でもトレーラーも乗用車もスピードを落とさず運転する人が多く、トレーラーが転倒しているのをたまに見かけます。
そのときは弊社の取扱貨物が積まれていないことを祈るばかりです。


アメリカ シカゴ
(ハリウッド映画のように車が180度ひっくり返った交通事故現場)


食事も豪快であり、米国人の体型の大きさが納得できる量です。
ハンバーガーショップで1人前では足りず、ハンバーガーを2、3個食べる光景を目にすることもあります。
ファーストフードの飲み物は大抵ドリンクバーとなっておりLサイズのコップを渡され自由におかわりできるので、糖分の取り過ぎを他人事ながら心配します。
普通のレストランで食べきれない量の場合 箱詰めして持ち帰ることもできますので無理して食べる必要はありません。


アメリカ シカゴ
(テキサス州ヒューストンで食したバーベキュー料理)


話が脱線してしまったので車の話に戻しますが、運転のし易さについて私感を述べたいと思います。
市街地の場合、一方通行も多く歩行者・自転車・バスを常に気にしなければいけないですが、郊外に出れば歩行者と自転車の数がグッと減り、道幅も広く運転しやすい環境かと思います。
ジョギングや自転車によるエクササイズは大きな公園の外周を利用する為、一般道は車、トラック、大型バイクしか通行しません。
あと米国ではサイドブレーキを使用しないことを知り、驚きました。
よほどの高低差のあるところで駐車しない限り、使いません。

米国に旅行することがあれば国際免許を取得してレンタカーを借りると楽しそうですよ。
但し、州によって国際免許の効力が異なりますので事前確認が必要です。
また対人・対物の賠償保険と車両保険の加入が当地では高額ですのでご注意下さい。

ご存知のとおり米国は右側通行で左ハンドルです。
日本で運転に慣れていると運転席と助手席を間違えたり、方向指示器を出そうとしてワイパーが作動するミスがありますので、ご注意を。

まだ、駐在して間もないですが、米国生活を楽しみ、また良い仕事をして行きたいと考えておりますので、今後ともSANKYU USAともども、どうぞ宜しくお願い致します!(著者:中藪)


アメリカ シカゴ
(左:著者 中藪、右:SUI 足立社長と一緒にメキシコ テオティワカン遺跡より)

 

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ブラジル「地球の裏側通信」


みなさん地球の裏側からこんにちは。Sankyu Logistics Brazil駐在の飯沼です。

東京-サンパウロ間で約1万8000km=1万1000マイル。
1回の給油で長く飛行できる代表は国際線仕様のボーイング747-400型機で、最長航続距離は約1万2000km。
ということは・・・一回の飛行で日本からブラジルへダイレクトに飛ぶことは不可能という現実が突きつけられることになります。
西回り・東回りどちらから周ってもブラジルは遠い。
現在売り出し中のアラブ諸国経由という選択肢もあるのですが、ヨーロッパからでもアメリカからでも、まずは経由地まで軽く12時間。
トランジットで待つこと、ほんの5-6時間。さらに気合を入れ直し乗り継ぐこと12時間。合計約30時間の旅。

104年前(1908年)、第一回移民船笠戸丸で、神戸港からケープタウン経由の52日間の航海にてブラジルへ渡った781名の先人からすれば、たったそれだけ?と鼻で笑われてしまうのかもしれません。
でも、エコノミー症候群の危険と一緒に飛ぶブラジルへの長旅はやっぱり疲れます。
たまるのはマイルと疲労だけ。


 

ブラジル サンパウロ
(南米への移民を呼びかけるポスター)


簡単に行けない、帰れないという潜在意識を常に持って生活をしておりますと、だんだんと日本人のDNAが芽生えてきまして、日本的なもの対する憂愁の念がふつふつと沸いてくるものです。

NHKはケーブルTVで高い別契約をすれば映りますが、大好きなスポーツは肝心なところで静止画。
しかも編集精度があまく、画面下数ミリのところで背景の動画がチラチラと見えるため、何が起こっているのだろう?と余計にストレスがたまります。
どうせなら完全に見えないように編集してください!しまいにはブラジルとは全く関係のない、関東地方の道路交通渋滞ニュースなどが流れますが、なぜか見入ってしまいます。
小職などは日本では絶対見なかった連続テレビ小説を楽しみにするようになってしまい、今や「梅ちゃん先生」の次なる展開が、心の寄りどころとなっております。


 

■さくら祭り

そんなことでここブラジルでも桜が見られる、というので早速家族を連れて癒されに行って来ました。
ブラジル日本文化福祉協会(文協)の年間行事で、毎年この時期桜祭りが開催されます。
今年は7月7・8日に行われました。

ブラジルの季節は日本とは全く逆。
皆さんイメージされる常夏の王国で年がら年中暑い、というのはサンパウロにはありません。
7-8月はこちらでは冬ですがサンパウロ州一帯ではこのころ桜が開花します。
ブラジルに桜の苗木が持ち込まれたのは1930年前後の80年前。
ブラジルの気候風土に合うのは、「カンヒザクラ(寒緋桜)」という品種で、こちらでは「沖縄桜」 といわれています。
沖縄移民の方が比較的多いからでしょうか。

小職などは「染井吉野」のような派手に舞い散る花吹雪を期待して行ったのですが、それでも、この沖縄桜というのは濃いピンク色の可愛いらしい花を一生懸命咲かせてくれていたので、思いのほか癒されてしまいました。



ブラジル サンパウロ
   (桜まつりの沖縄桜)                     (沖縄桜 けなげに咲いてくれます)


この桜祭りは、ここに暮らす日系人の方々の日本文化の紹介・交流の場ともなっており、地域にしっかりと根ざした形で各地で行われています。
日系人だけの集まりに限らずブラジルでの日本文化の交流の場としても発展しています。

会場では、日本食の屋台が出ており、焼きそば、串焼き、うどんなどなどがでており集まった人でごった返しております。
私たちは、ぜんざいと若干濃い目の甘酒をたっぷりいただき、自家製の梅酒をお土産に買って家路につきました。



ブラジル サンパウロ
(たくさんの日系人の方々が集まっていました)

 

■日本祭り

サンパウロ州には約150万人の日系人からなる世界最大の日系社会が存在しています。
桜祭りに限らず、様々な文化団体がバラエティに富んだ日本文化事業を頻繁に開催しています。
その中でも最大のイベントが、今回で15回目を迎えた「フェスティバル・ド・ジャパン(日本祭り)」ではないでしょうか。
ということで、7月13日-15日サンパウロ市内の展示場で開催された日本祭りに早速家族を連れて癒されに行って来ました。


ブラジル サンパウロ
(日本祭り会場入り口の鳥居)


今年のテーマは 「共存する進歩と環境」。
サンパウロには「県人会」といわれる、日本の全都道府県人会が存在しています。
日本祭りはこれらをまとめるブラジル日本都道府県人会連合会が主催しております。
4万平方メートルもある広大な展示会場には朝から人々が詰掛け、各日本企業や文化財団がブースを出展しており、また文化的な紹介で、茶道のお手前や、生け花の展示、漫画教室、さらにはAKIBAコナーまであり、しっかりと日本文化になっております。


 

ブラジル サンパウロ
(しっかりとスカイツリーもおさえ、威勢の良い看板がわくわく感を助長してくれます)


ブラジル サンパウロ
 (この熱気。日本企業ブースがたくさん出ています)          
(茶道のお手前もライブで見せてくれます)

私の注目は、「ミス・ニッケイ」コンテストでしたが、前日に終了していたので拝見できませんでした・・・・・残念。


ブラジル サンパウロ
(今年はいよいよ日系メーカーのハイブリッド車も、ブラジルマーケットに登場します)

そして、野外には各県人会が郷土料理を販売する屋台がずらりと並んでおり、これが大変な人気を集めています。
日本食に飢えている子羊たちは、企業ブースよりも真っ先にこちらへ突撃いたします。
すでに会場は黒山の人だかりで熱気ムンムン。
私たちは若干出遅れたので、これではもしかしたら食べられないのではないかと不安にかられ、早急に胃袋を戦闘モードにシフトし急いで回ることにしました。

真っ先に行ったのは、小職の地元「愛知県人会」
きしめん、ひつまぶし、味噌煮込み、小倉トースト、あんかけスパ、手羽先、ういろう・・・これら「名古屋めし」の数々を夢見ながら前日は寝床に着いたのですが、結局これらはなく非常に残念でした。
でも、かろうじて「てんむす」があり、早速いただいてしまいました。

その他私たちの胃袋に収まったものは・・・静岡県人会=蒲焼き、 福島県人会=喜多方ラーメン、 広島県人会=お好み焼き、 鹿児島県人会=さつま揚げ、山梨県人会=ほうとう 等々をこれでもかと暴れ食いを致した次第です。心残りは、香川県人会=さぬきうどん。 
ものすごい人たちの行列の前に断念し来年に持ち越しとしました。
後から香川県人会でボランティアをされていた方から裏情報をとりましたところ、行列の原因は不覚にも「てんぷら」であったとのこと。
うどんを湯がくよりも、てんぷらを揚げることに思いのほか時間を費やしてしまいあの行列を発生させてしまった、と反省の弁を述べておられました。
来年はこの点改善されることと思われますので期待です。(著者:飯沼)


ブラジル サンパウロ
(愛知県 県人会のてんむす)                          (福島県人会の喜多方ラーメン)


ブラジル サンパウロ
(長野県人会の野沢菜もよかった)                       (とにかくブラジル人も食べる食べる)


ブラジル サンパウロ
(鹿児島県人会のサツマ揚げはおいしかった)                  (大阪県人会は焼きそばで押してます)


ブラジル サンパウロ
(広島県人会のお好み焼きは大盛況)                    (静岡県人会のお茶とウナギの蒲焼)


ブラジル サンパウロ
(福岡県人会はサンマ)                              (黒山の人だかりです)


ブラジル サンパウロ
(来年はもっと戦略を練って行こうかな)

 

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ヨーロッパ・ロッテルダムより


山九ヨーロッパの深牧です。
弊社のスタッフは日本に出張する機会もなく、あまり皆様にお会いする機会もないので、今回ここで一気に全員をご紹介いたします。

現在のところ小職以外全員がオランダ人です。
なお、写真は今夏の私の誕生日に撮影しました。オランダでは誕生日の人がケーキを配る習慣があり、当日朝、商店街で私が購入してきたケーキを食べようとしているところです。


  • Ms. Gaby van Wijk (通称:ゲービー)


    ヨーロッパ


庶務・秘書業務・会計業務担当。
弊社ロッテルダム移転時1995年入社のベテランです。
かつてロッテルダムに事務所の在ったジェトロで長年勤務経験もあり、日系企業をよく知っています。
駐在員にとっては、オランダ語による難解な文書の解説や、トラブル発生時の交渉など、実に頼りになります。
彼女は弊社事務所のあるロッテルダムビルのおそらく全ての方々に知られております。
お気に入りは旅行と愛猫であり、旅行は時々日本にも行っているようですので、その節は宜しくとのことです。

 

  • Mr.Martin Berndsen (通称:マーチン)


    ヨーロッパ


輸送担当マネージャー。
オペレーション・見積・請求業務、特に弊社の特色であるプロジェクト貨物の船積業務・輸出業務を担当。
2006年入社。彼の経歴はユニークで、以前は中米ホンデュラスやネパールに長期駐在し、熱帯雨林の再生事業やアブラヤシ農場の設営に携わっていたとのことです。
従い、スペイン語と、(まだ話しているのを聞いたことはないですが)ネパール語ができるそうです。
彼はオランダ人らしく身長が高いですが、それはどうやら乳製品摂取が原因ではなさそうです。私と同様、なんとチーズが苦手です。お気に入りはサッカー、映画(ロッテルダム映画祭では必ず日本映画も見るらしい)と義理の息子と過ごす休日です。

 

  • Mr.Syran Amier (通称:サイラン又はシーラン)


    ヨーロッパ


オペレーション・見積・請求・ファイル業務。
2010年入社。彼は他の日系フォワーダー数社で輸入業務経験がありますが、輸出業務については弊社で経験を積み身につけました。
お気に入りは、釣り、映画、旅行ですが、残念ながら昨年は病気で行けなくて残念だったとのこと。
彼は今秋に3年コースでの経営学士プログラムを夜学で開始する予定と豪語しています。
また、日本語を学びたいと確か面接で言っていましたが、果たして今はどうでしょうか?
合間に少しづつでも皆さんに基本単語をご紹介いただけるときっと喜ぶと思います。


以上のメンバーで山九ヨーロッパは、日々業務に取り組んでおります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。(著者:深牧)

ヨーロッパ
(著者:深牧 オーストリア リンツ空港にて)

 

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