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Sankyu USAシンシナティ事務所駐在の小林です。
米国に赴任して4年半となります。米国赴任前は旧航空貨物部に約10年間所属しておりました。（97年入社、07年渡米）
現在の業務内容は、陸海空物流の営業から作業の現場立会いまで、物流事業全般に携わっております。
担当範囲としてはオハイオ州・インディアナ州・ケンタッキー州の3州が主であり、その中心部に小職がおりますシンシナティがあります。
（シンシナティ）
今回はこのシンシナティについて話をさせていただきたいと思います。
が、そもそもシンシナティってどこにあるの？という疑問を解くために、まずは概要説明から。
シンシナティはSankyu USA本社があるシカゴから南東へ約500km、飛行機で1時間強・自動車で5時間半の距離にあり、オハイオ州に属しております。
シンシナティ周辺のオハイオ州、そしてオハイオ川対岸のケンタッキー州北部・インディアナ州西部を合わせ“グレーター・シンシナティ”という都市圏を形成しており、220万人以上が居住しております。
緯度としては秋田市とほぼ同じ、よって冬はかなり冷え込みが激しく12～2月の平均気温はマイナスとなります。
関東地方で育った小職には全く凍てつくばかりの寒さで、この間は春が待ち遠しくってたまりません。
夏は7月頃が最も暑く、30度を超える日が続きます。ただ湿度は低く、日本と異なりとても過ごしやすいです。
（シンシナティ駅）
産業では皆様お馴染みのメーカー、米国デパートの大手企業が本社を構えております。
また、日系自動車企業の工場も比較的近距離にあるため、多くの日系企業もシンシナティや周辺他地域に点在しています。
こんなところに日本人がいるのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本人補習校が成り立っているくらい相当数の日本人が住んでいます。
シンシナティのダウンタウンに行くと、ニューヨークやシカゴとは比較になりませんが、それでも高層ビル群が聳え立ち、なかなか威厳のある面持ちです。
近くを流れるオハイオ川沿いには大リーグ、シンシナティ・レッズのスタジアムがあり、試合がある日はレッズTシャツを着たサポーター達で街は赤一色となります。
因みにレッズは大リーグでも一番古い歴史をもっており、創設は1882年との事。
ここ数十年低迷期が続いてましたが、2010年には悲願の地区優勝を果たし、復調の兆しを見せております。
シンシナティ周辺では（当然）絶対的なサポーター数を有しております。もし、日本人選手がいてくれたら、もっと楽しく観戦ができるのですが・・・。
（グレート・アメリカン・ボール・パーク）
こんな感じのシンシナティですが、ちょっと自動車で走れば日本ではなかなかお目にかかれない自然がひろがっており、乗馬・ラフティング・スキー・ゴルフ等が日本より容易に体験できます。
特にケンタッキー州は米国内有数の馬産地であり、そこらへんに牧場が点在し、馬が親子で並んで牧草を食べる、そんなのどかな風景が広がっております。
赴任当初はこの「田舎さ」に当惑し、とんでもない所に来てしまったと天を仰いだものでしたが、現在では十分に慣れ親しんでおり、こんなところで成長している愚息を見てうらやましさを感じたりしております。
（オハイオ川）
長くなりましたが、お読みいただき有難うございます。
お仕事のこと、またその他ご質問がございましたらどしどしご連絡ください。
また、中西部にお越しになる機会がございましたら、その時は是非ご連絡ください。お待ち申し上げております！（著者：小林）
（シンシナティ駅から見たCY）
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