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物流用語集
よくあるご質問(FAQ)

物流用語集

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用語一覧

RFID

[ アールエフアイディー ]

RADIO FREQUENCY IDENTIFICATION。 ICタグ、電子タグとも呼ばれる。カード状またはタグ状の媒体に、電磁波(電波)を用いてデータを記録または読み取りを行い、アンテナを介して通信を行う認識技術である。電波を利用しているので、電波が透過すれば障害物があっても読み取りでき、また、データの書き換えや複数同時読取が可能である。物流上のメリットとしては、荷物を移動させたままコードを認識させることができるため、処理速度があがり、港湾からのコンテナ出荷時の情報伝達などで、飛躍的な効果が期待される。



RCP

[ アールシーピー ]

RATE CONSTRUCTION POINT。合算運賃の場合の合算地点。



RCU

[ アールシーユー ]

RATE CONSTRUCTION UNIT。合算運賃の場合の合算賃率の通貨単位。



I.I

[ アイアイ ]
IMPOSTO DE IMPORTACAO。ブラジルでの輸入税(連邦税)。


IE

[ アイイー ]
INDUSTRIAL ENGINEERINGの略。経営工学。管理工学、生産工学ともいわれ、生産現場では広く使われている改善方法。主な分析手法には動作研究や工程分析があり、作業手順や工場内レイアウト等を科学的に見直すことで、生産効率を向上させる手法。 


IS

[ アイエス ]

IMPORT FOR STORAGE(蔵入承認申請)。
外国貨物(輸入未許可、輸出許可済み、わが国を通過する貨物のこと)を3月を越えて長期蔵置(最長3年)を目的として保税蔵置場に預け入れる手続きをいい、その間関税を支払うことなく、また蔵置期間内においても売買することができる。



ISW

[ アイエスダブル ]

IMPORT FROM STORAGE WAREHOUSE(蔵出し輸入)。
保税蔵置場に長期蔵置した貨物を、関税・内国消費税等を支払い、国内に引き取る手続き。



ISPS

[ アイエスピーエス ]

INTERNATIONAL SHIP AND PORT FACILITY SECURITY CODE CHARGE(港湾施設援助金)。SOLAS条約によって定められたISPSコードに対応するためにかかる費用。船会社及びターミナルは、ISPS CODEに適応・遵守することが義務付けられ、それに伴い発生した諸費用(フェンスの増設・ビデオカメラ設置・本船での保安管理者の配備等)の一部を荷主に課金する料金。CSC(CONTAINER SECURITY CHARGE)とも言う。



IQ

[ アイキュー ]

IMPORT QUOTA(輸入割当制度)。
経済の状況をみながら、国内産業に与える影響が多い場合に、一定数量、あるいは一定金額の割当を設け輸入を制限させる制度。
外国為替法および外国貿易法に基づいている制度である。



ICMS

[ アイシーエムエス ]
IMPOSTO SOBRE CIRCULACAO DE MERCADORIAS E SERVICOS。ブラジルでの商品流通サービス税(州税)-商品が州間を流通する際に課される税金で輸入時にも徴収される。税率は州税の為、各州により異なるが大体7%~25%。


ICタグ

[ アイシータグ ]
物体の識別に利用される微小な無線ICチップ。自身の識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って管理システムと情報を送受信する能力をもつ。産業界においてバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められてきたが、それに留まらず社会のIT化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっている。


I/D

[ アイディー ]

IMPORT DECLARATION。輸入申告書。
輸入手続のために税関長へ提出する申告書。



ITFコード

[ アイティーエフコード ]
ITF CODEとは、物流用に作られたバーコードの一種。ダンボールのような印刷条件の悪い紙も利用可能なバーコードで、太、細のバーとスペース(2値)で表現されるバーコードシンボルです。奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表しています。


I.P.I.

[ アイピーアイ ]
IMPOSTO SOBRE PRODUTOS INDUSTRIALIZADOS。ブラジルでの工業税(連邦税)-通常メーカーが工場から製品を搬出する時点でかかる税金だが輸入品にもかかる。製品により税率は異なる。


ASEAN

[ アセアン ]
東南アジア諸国連合(=ASSOCIATION OF SOUTH EAST ASIAN NATIONS)。インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスの10カ国が加盟している。


ADEN SURCHARGE

[ アデンサーチャージ ]
ソマリア沖(アデン湾)通過時の海賊対策費用。


ANIPAS

[ アニパス ]
動物検疫検査手続電算処理システム(= ANIMAL QUARANTINE INSPECTION PROCEDURE AUTOMATED SYSTEM)。農林水産省動物検疫所が管理・運営する、動畜産物の輸出入検査申請手続を電子的に処理するシステムであり、1997年から運用開始。豪州からの食肉等に添付される輸出国政府機関発行の検査証明書をオンラインで取得する機能を備えている。


アライアンス

[ アライアンス ]
重複投資・配船を避け、サービスエリア・頻度を拡充できるため、スケールメリットを生かすために同業者が数社集まって、世界的規模で二つ以上の航路やサービスを運航する運営形態。


アライバル・ノーティス

[ アライバル・ノーティス ]
着船通知書(ARRIVAL NOTICE)。船社が荷主宛てに本船到着予定日や貨物明細、運賃などを通知する書類。


IATA

[ イアタ ]
国際航空運送協会。 安全、定期的かつ経済的な航空運送を助成し、国際航空業務に従事する航空企業が互いに協力することを目的として、1945年、各国定期国際航空会社を会員として結成された団体。


IATA CARGO AGENT

[ イアタカーゴエージェント ]

INTERNATIONAL AIR TRANSPORT ASSOCIATION(国際航空運送協会)。
IATAが承認し、登録した航空貨物代理店。



ERP

[ イーアールピー ]
ENTERPRISE RESOUCE PLANNNING。企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念を意味する。ERPパッケージとは、財務・会計管理、生産・在庫管理、人事管理、物流管理といった企業の基幹業務をカバーするソフトウェア・パッケージのことである。


EIR

[ イーアイアール ]
機器受渡証(EQUIPMENT INTERCHANGE RECEIPT)。船会社・CYオペレーターが作成するコンテナ等の機器受渡しを証明する書類のこと。受渡し時点のコンテナ等機器の状況(損傷の有無など)を記録する重要な書類である。


EAFTA

[ イーエーエフティーエー ]
East Asia FTA(東アジア自由貿易協定)。ASEAN+3(日本・中国・韓国)をベースとする「東アジアにおける自由貿易(EAFTA)構想」のこと。主として「中国・韓国」が推している。


EFTA

[ イーエフティーエー ]
European Free Trade Association(欧州自由貿易連合)。欧州経済共同体(EEC)に加わらなかった欧州諸国が加盟していた。1994年に欧州経済地域(EEA)を設立、自由貿易地域として商品・サービス・人・資本が自由に移動できる。現在は欧州連合(EU)に加盟していない、アイスランド・ノルウェー・スイス・リヒテンシュタインの4カ国が加盟。


E/L

[ イーエル ]
EXPORT LICENCE(輸出承認書)。輸出貿易管理令で特定されている以下の場合に経済産業大臣に対し申請し、承認を受ける書類。
  1.貨物(例えば戦略物資・輸出禁止品)
  2.地域
  3.委託加工貿易など特殊貿易
  4.特殊決済


EOS

[ イーオーエス ]

ELECTRONIC ORDERLING SYSTEM。オンラインのデータ通信での受発注システムと訳し、小売店舗から本部・卸売店などへ発注、仕入れ、請求、支払などを行う際に、電話や郵便やFAXなどではなくネットワークを通じ行うことで、迅速で正確な発注作業を実現する。



E-COMMERCE (EC)

[ イーコマース ]

電子商取引。インターネットやEDIを使用した商取引。



E/D

[ イーディー ]
EXPORT DECLARATION(輸出申告書)。輸出する際に、税関長に提出する書類で貨物の品名・数量・価格・申告者の住所・氏名・電話番号などを記載する。輸出者自身が申告することが出来るが、一般的には通関業者に申告手続きを委任する。税関が輸出を許可すると、許可印を押して交付され、輸出許可書となる。


EDI

[ イーディーアイ ]
ELECTRONIC DATA INTERCHANGE。電子データ交換と訳し、通信回線を介しコンピュータ間でデータをやりとりすること。一般的には、標準規約に基づいて企業間で商取引データを交換すること。


ETA

[ イーティーエー ]
ESTIMATED TIME OF ARRIVAL。入港予定日(岸壁より見えるポイントに到着予定の日時)。


ETD

[ イーティーディー ]
ESTIMATED TIME OF DEPARTURE。出港予定日(通常は、荷役終了後30分程度)。


ETB

[ イーティービー ]

ESTIMATED TIME OF BERTH。着岸予定日(通常は、ETAから30分~1時間程度)。



EPA

[ イーピーエー ]
経済連携協定(=ECONOMIC PARTNERSHIP AGREEMENT)。自由貿易協定のように貿易上の障壁を取り除くだけでなく、締約国間で経済取引の円滑化、経済制度の調和、サービス、投資、電子商取引等、さまざまな経済領域での連携強化・協力促進等を定めた協定。シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、ASEAN全体、フィリピン、スイス、ベトナム、インド、ペルー、オーストラリア、モンゴル、TPP12(署名済)、TPP11、日EU・EPA、米国、英国(署名済)、RCEP(署名済)が発効・署名済み(2020年11月現在)。


EPZ

[ イーピーゼット ]
EXPORT PROCESSING ZONE。輸出加工区とも呼ばれる保税区域であり、原料・部品、設備を無税で輸入することができる。(国によって制度の差はある。)


EPTC

[ イーピーティーシー ]

ENGINEERING(設計・製作)、PROCUREMENT(調達)、TRANSPORTATION(輸送)、CONSTRUCTION(据付工事)の頭文字をとった略称。海外プロジェクトの設計・製作から輸送・据付けまで全ての工程を有機的にサポートする一貫責任施工体制のこと。



EU

[ イーユー ]
欧州連合(=EUROPEAN UNION)。1993年11月に欧州連合条約が発効したことにより、欧州連合(EU)が創設されたが、創設当時のEU加盟国12か国をEU12、95年1月以降の加盟国15か国をEU15、2004年5月以降の加盟国25か国をEU25、2007年1月以降の加盟国27か国をEU27という。
加盟国はオーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン(2020年11月時点)。 英国は2020年1月にEUを離脱した。


一般廃棄物

[ イッパンハイキブツ ]
産業廃棄物以外の廃棄物のこと。一般的には家庭から排出される「家庭ごみ」のことを指す。


一般貿易

[ イッパンボウエキ ]
中国にて輸入関税・輸入増値税を払って輸入する貿易方式。


INSURANCE WAR RISK

[ インシュランスウォーリスク ]

特別保険料のこと。テロやその他の理由で、航空運送に対する危険が一時的に増大した場合、航空保険料の値上げを利用者に負担を求めるために設けられた料金。



INSURANCE SURCHARGE

[ インシュランスサーチャージ ]

戦争危険担保のこと。貨物保険の特約条件の一つ。
WAR RISKの特約を付保し、割増保険料を支払うことにより、戦争危険も担保される。(通常ALL RISKでの付保は、戦争危険を担保しない)



INTEGRATOR(インテグレーター)

[ インテグレーター ]
国際宅配業者など、貨物の集配及び幹線輸送を自ら一貫で行う物流事業者。


INVOICE(インボイス)

[ インボイス ]
輸出者が輸入者宛に発行する商品の仕入書、明細書、計算書、請求書となる書類。


INLAND DEPOT(インランドデポ)

[ インランドデポ ]
内陸のコンテナ集配基地。陸揚げされたコンテナ又は船積みするコンテナのバンニング、混載・通関を行なう機能を持つ。


ウイング

[ ウイング ]
トラックのボディタイプの一種で、箱型荷室の側面を開放できる車輌。


運送人渡し条件

[ ウンソウニンワタシジョウケン ]
FCA(FREE CARRIER)。売主は、指定された場所(積み地のコンテナ・ヤード等)で商品を運送人に渡すまでの一切の費用とリスクを負担し、それ以降の運賃、保険料、リスクは買主が負担する。


運送約款

[ ウンソウヤッカン ]
運送人と荷主との間で、運送契約の内容を事前に定めたもの。一般的には国土交通省の定める「標準貨物自動車運送約款」を適用する事業者が多い。


運送要件証明書

[ ウンソウヨウケンショウメイショ ]
EPAにおいて当該国の原産品と認定する要件の1つに積送基準があり、①当該他方の国の領域から直接運送されること又は②積み替え又は一時蔵置のために1又は2以上の第3国の領域において積卸し及び産品を良好な状態に保存する作業以外の作業が行われていないことが要件である。以上の要件を満たしていることを証する書類であり、具体的には通し船荷証券の写し、当該第3国において積卸し等の作業以外の作業が行われていないことを当該第3国の税関等が証明する書類がある(関税法施行令第61条)。なお、現在交渉中の日ASEAN包括連携協定では、ASEAN加盟国を経由する貨物についての積送基準を検討する必要がある。また、特恵関税においても積送基準が要件として定められており、同様の書類の提出が必要とされている(関税暫定措置法施行令第31条)。


運賃込み条件

[ ウンチンコミジョウケン ]
CFR、C&F(=COST AND FREIGHT)。売主は、積み地の港で本船に荷物を積み込むまでの費用及び海上運賃を負担し、それ以降の保険料及びリスクは買主が負担する。1990年のインコタームズ改正まではC&Fと呼ばれており、現在でもC&Fと呼ばれることがある。


運賃保険料込み条件

[ ウンチンホケンリョウコミジョウケン ]
CIF(COST, INSURANCE AND FREIGHT)。約定品が買主の指定する場所に届いた時点でその所有権が買主に移転するという取引条件。CIFによる契約では、売主(輸出者)は貨物を荷揚げするまでの費用(運賃・海上保険料等)を負担し、荷揚げ以降の費用(輸入関税、通関手数料を含む)は買主(輸入者)の負担となる。リスクは貨物が積み地の港で本船に積み込まれた時点で移転する。ただし、海上保険は売主が手配しているが、運送中に貨物が破損した場合、依然として買主には代金支払い義務がある。このように売り手が費用と責任を輸入港まで負うCIFに対し、輸出港までの取引条件をFOBという。


AIR-NACCS

[ エアーナックス ]
NIPPON AIR-CARGO CLEARANCE SYSTEM。財務省が所管する独立行政法人である通関情報処理センター(NACCS センター)が管理・運営する、海港・空港での税関手続を電子的情報通信システムである。1978年当初は航空貨物通関情報処理システムと称していたが、1991年に海上貨物も扱うこととしたため、通関情報処理システム(NACCS:NIPPON AUTOMATED CARGO CLEARANCE SYSTEM)と改称した。税関や利用者に対し、輸出入通関手続、海港・空港での入出港手続や税関手続に関係する民間業務にかかるサービスを提供。


AIR WAY BILL

[ エアウェイビル ]

航空運送状のことで海上運送における船荷証券に相当する。



エアサス

[ エアサス ]
エアサスペンションの略。金属バネの代わりとなる、シャーシと車輪の間の、「ベローズ(伸縮管)」と呼ばれる空気の入ったゴム製クッションのこと。貨物に与える衝撃を低減する。


AIR FREIFGHT FORWARDER

[ エアフレイト・フォワーダー ]

利用航空運送事業者(混載業者、フォワーダー)。
利用航空運送事業者で、自ら運賃を設定して不特定多数の荷主と運送契約を結び、同一地域宛の貨物を一括して大口貨物とし、自らがSHIPPERとなって航空会社と運送契約を結ぶ業者。



AIRPORT OF DESTINATION

[ エアポート オブ デスティネーション ]

到着地空港



AIRPORT OF DEPARTURE

[ エアポート オブ デパーチャー ]

出発地空港



AIRPORT CODE

[ エアポートコード ]

世界中の主要な空港名をアルファベット3文字で表す。



営業トラック

[ エイギョウトラック ]
受託によって有償で他人の荷物をトラック輸送することを目的とした企業、または、その企業が保有となるトラックのこと。


HHT

[ エイチエイチティー ]
HAND HELD TERMINALの略で、持ち運びできる検品端末のこと。バーコードを読み取り、販売管理、在庫管理、仕入れ管理などを行なう。


HS CODE

[ エイチエスコード ]
HS番号は、日本では輸出入統計品目番号として認識されている。税関の重要な業務としては、商品類別の帰属および価格査定があるが、この商品類別の帰属は当該商品がどのHS番号に属するか決定することであり、このHS番号によって関税額が決定され、HS番号の如何によって各種の輸出入管理への該当の有無も判断される。


ARD

[ エーアールディー ]

ARRIVED。実際の入港日時(岸壁より見えるポイントに到着した日時)。ATA(ACTUAL TIME OF ARRIVAL)、またはAVD(ARRIVED)ともいう。船会社は、ARDを使用することが多い。



AEO

[ エーイーオー ]

AUTHORIZED ECONOMIC OPERATOR。セキュリティ管理優良として貨物の安全性についての信頼性が認定された企業。認定された経済関連業者とは、どのような機能であれ物品の国際移動に携わり、WCOや同等のサプライチェーン安全基準を遵守しているとして国家の税関に承認されるか又はそれを代行する者を言う。認定された経済関連業者は、特に、製造業者、輸入者、輸出者、通関業者、運送業者、混載業者、仲介業者、港湾、空港、ターミナルオペレーター、総合オペレーター、倉庫業者、卸業者を含む。
     AEOに関する詳細はこちら



ASN

[ エーエスエヌ ]
ASNとは、事前出荷通知(ADVANCED SHIPPING NOTICE)の略称。商品発注に対する出荷予定を電子的に送付する仕組みのこと。 ASNを利用することで、商品が入庫あるいは納品される前に、事前に検収予定の商品を把握可能となり、検品もASNと突き合わせすることで完了することができ、荷受け場での検品作業が軽減され、作業効率向上が可能となる。


ASP

[ エーエスピー ]
APPLICATION SERVICE PROVIDER。アプリケーション提供業者。業務ソフトなどアプリケーションを、インターネットなどのネットワークを通じて、期間単位や利用時間に応じて貸し出すサービス。ユーザー側は、ソフトウェアの導入や運用にかかるコストを低減できるとされる。


AFR

[ エーエフアール ]

日本向け船舶に積み込まれる海上コンテナ貨物の積荷情報について、原則としてコンテナ貨物の船積港を船舶が出港する24時間前までに、詳細情報をNACCS経由で日本税関へ報告する制度。
国際物流におけるセキュリティ・レベルを国際標準に引き上げ、早期に海上コンテナ貨物の情報を入手し、審査することで日本税関は水際における取締りを強化し、テロ行為や国際組織犯罪を未然に防止する。
Advance Filing Rulesの略。またはJP24、出港前報告制度ともいう。

お問合せ先: afr@sankyu.co.jp

詳細はこちらから



AMS

[ エーエムエス ]
AUTOMATED MANIFEST SYSTEM。米国に輸入される海上貨物および米国を通過する海上貨物について、米国税関庁宛にAMSを利用して、船積24時間前までに船積情報(マニフェスト情報)を提出することを義務づけるルールのこと。


ACI

[ エーシーアイ ]

Advanced Cargo Information(税関に対する貨物情報の事前報告)。
商品が輸入国に到着する前に、貨物情報を税関に報告すること。



ACC

[ エーシーシー ]
ALAMEDA CORRIDOR CHARGE。アラメダ・コリドーとは、2002年4月15日から官民共同方式により米国で初めて建設、運営されているロスアンゼルス港/ロングビーチ港とロス市内の鉄道ヤードを結ぶ約20マイルの貨物専用鉄道路線のことであり、ACCはアラメダ・コリドー運輸局が開通までに掛かった費用を回収するため、荷主に課金する料金である。


ATA

[ エーティーエー ]

ACTUAL TIME OF ARRIVAL。実際の入港日時(岸壁より見えるポイントに到着した日時)。ARD(ARRIVED)、またはAVD(ARRIVED)ともいう。船会社は、ATDよりもARDを使用することが多い。



ATD

[ エーティーディー ]

ACTUAL TIME OF DEPARTURE。実際の出発時刻。



ATB

[ エーティービー ]

ACTUAL TIME OF BERTH。着岸日(実際に岸壁に着岸した日時)。



ABC分析

[ エービーシーブンセキ ]
過剰在庫の防止・削減を目的として、在庫品目別に最適な管理方法を検討する際の分類手法の一つ。縦軸に管理特性値(在庫量、在庫金額、出庫量等)の累計比率、横軸に品目の比率をプロットし、これを結んだものがABC曲線(パレート曲線)と呼ばれる。販売数や在庫数、形態等のそれぞれの基準により製品の管理値を算出し、降順に並べ累積比率を求める。この比率により重要度の高いものからA,B,Cの3ランクに分類し、ランク別対応方法の検討に利用する。数値分析方法の一つ。物流におけるABC分析は主に安全在庫設定、庫内ロケーション、発注計画などに使われる。


AVD

[ エーブイディー ]

ARRIVED。実際の入港日時(岸壁より見えるポイントに到着した日時)。ATA(ACTUAL TIME OF ARRIVAL)、またはARD(ARRIVED)ともいう。船会社は、ARDを使用することが多い。



SLD

[ エスエルディー ]

SAILED。出帆(出航)日。岸壁からの離岸。



SKU

[ エスケーユー ]
STOCK KEEPING UNIT。在庫保管単位。商品の数。混同しやすい言葉に「アイテム」があるが、アイテムは、商品の種類を指すことが違う。


SCR

[ エスシーアール ]

SPECIFIC COMMODITY RATE。特定品目賃率。
特定の区間を運送される特定の品目に対し、適用可能な運賃で通常一般貨物賃率より大幅に安い賃率、最低重量が決められているが、品目によって有効期限、適用条件等が定められている。



SCS

[ エスシーエス ]
SUEZ CANAL SURCHARGE。スエズ運河通行料。


SCM

[ エスシーエム ]
SUPPLY CHAIN MANAGEMENT。サプライチェーンマネジメント。小売から卸や物流、部品メーカーまでをネットワークで統合して販売・生産・在庫等の情報を企業間で共有することで納期短縮や在庫削減につなげ、経営効率を一気に向上させる手法。原料メーカーから小売業までが協業し、無駄を削減して顧客満足(CS)を達成しようという考え方。


SDS

[ エスディーエス ]

事業者による化学物質の適切な管理の改善を促進するため、化管法で指定された「化学物質又はそれを含有する製品」(以下、「化学品」)を他の事業者に譲渡又は提供する際に、化管法SDS(安全データシート)により、その化学品の特性及び取扱いに関する情報を事前に提供することを義務づけられ、ラベルによる表示に努めていただく制度です。
取引先の事業者から化管法SDSの提供を受けることで事業者自らが使用する化学品については、必要な情報を入手し、化学品の適切な管理に役立てることを目的としています。



NCM

[ エヌシーエム ]
NOMENCLATURA COMUM DO MERCOSUL。ブラジルでの輸出入申告の際、利用される関税番号。メルコスール対外共通関税番号。HSコードがベースになっている。ブラジルへの輸出時、BL面上に4桁の当番号の記載が必要となる。


NVOCC

[ エヌブイオーシーシー ]
NON-VESSEL OPERATING CARRIER。船舶などの運送手段を自ら保有せず、海上運送人などの実運送人のサービスを使って輸送する業者。


FAS

[ エフエーエス ]
船側渡し条件(=FREE ALONGSIDE SHIP)。売主は、積み地の港で本船の横に荷物を着けるまでの費用を負担し、それ以降の費用及びリスクは買主が負担する(売主は、船にまで積み込む必要はない) 。


FAK

[ エフエーケー ]
FREIGHT ALL KINDS(品目無差別運賃)。貨物の種類、価格などに関係なく、貨物の容積(M3)や重量(Kg)を単位として設定される単一運賃のこと。


FOB

[ エフオービー ]
貿易取引条件の一種で、わが国では「本船渡し(=FREE ON BOAD)」ともいう。売り主が船積港で買い手の指定する本船に契約品を船積みすることにより、売り主としての義務を免れる(FREE)ことで、この旨の約款をFOB約款、FOB TERMSという。売り主は買い手の手配した船舶に契約に定められた期間内に約定品を積み込む義務を有し、積込みまでのいっさいの危険、費用を負担する。買い主は船積期間内に船積港に船舶を回航させる義務があり、積込み後(物品の引渡しを受けたのち)の危険、費用は買い手の負担となる。


FCR

[ エフシーアール ]
FORWARDER’S CARGO RECEIPT。貨物を受け取ったことを証明する書類。指定場所において、貨物が運送取扱人によって受け取られたことに対して発行される。


FCA

[ エフシーエー ]
運送人渡し条件(=FREE CARRIER)。売主は、指定された場所(積み地のコンテナ・ヤード等)で商品を運送人に渡すまでの一切の費用とリスクを負担し、それ以降の運賃、保険料、リスクは買主が負担する。


FTA

[ エフティーエー ]
自由貿易協定(FREE TRADE AGREEMENT)。関税やサービス分野の規制等を撤廃し、モノやサービスの貿易の自由化を図ることを目的とした協定。


エプロン

[ エプロン ]
本船と直背後上屋又は荷さばき地との間で、貨物を円滑に移動させるための場所のこと。幅員は岸壁前面端から上屋庫口前面又は、荷さばき地までの距離で通常は10~30m程。


MRP

[ エムアールピー ]

MATERIAL RESOUCE PLANNING。1960年代に考案された生産管理手法の一つ。企業の生産計画達成を前提に、部品表と在庫情報から発注すべき資源の量と発注時期を割り出すもの。過去の使用分を補充するのではなく、予想される需要を事前に捕らえることにより、在庫の圧縮と不足の解消を同時に実現した。資材の調達を顧客からの受注と需要予測に直結させた結果、生産計画作業は大きく改善できた。
大型汎用機(メインフレーム)やオフィスコンピュータ向けの汎用ソフトウェアパッケージが登場したこともあり、中小企業を中心に広く普及した。1970年代からつい最近に至るまで、代表的な生産管理手法として製造業で利用されてきた。
狭義のMRPに対してMPSの作成や負荷管理まで取り込んだシステムでMRP2と呼ばれる拡張版もある。



MSDS

[ エムエスディーエス ]

MATERIAL SAFETY DATA SHEET(製品安全データシート)。化学製品(化学物質を使った製品)について、性質を正しく理解し安全に取扱うために、製造メーカーが作成する。名称・物理化学的性質・危険有害性(ハザード)・取扱上の注意などが記載してある。化学製品の輸出入の際には、商品内容を確認するための資料として使用される。

※国内では平成24年度より、国際整合の観点から、GHSで定義されているSDS(Safety Data Sheet : 安全データシート)に変更となりました。また、GHSに基づく情報伝達に関する共通プラットフォームとして整備した日本工業規格 JIS Z7253においても、「SDS」とされております

SDSの詳細はこちらから



M3(CUBIC METER)

[ エムスリー ]

立方メートル



L/C

[ エルシー ]

LETTER OF CREDIT(信用状)。輸入者に代わって輸入者の取引銀行が輸入代金を支払うことを保証する支払い保証状の一種。



L/G

[ エルジー ]
LETTER OF GURANTEE(保証状)。B/L未着の時、荷受人が銀行と連帯して船社に提出するもの。これによりD/Oが発行され、貨物リリースが可能となる。


LCT

[ エルシーティー ]

LAND CRAFT TANK。上陸用貨物用舟艇/自航揚陸艇。
仮設岸壁が完成する以前とシャトル船以降の海上輸送を実施する、輸送インフラの整備されていない辺境地の輸送手段で、直接的に一般の浜の浅瀬にも着桟する。



延滞税

[ エンタイゼイ ]
税の納付の遅延という一種の債務不履行に対する損害賠償(遅延利息)としての性格を有する附帯税である。


欧州連合

[ オウシュウレンゴウ ]
欧州連合(=EUROPEAN UNION)。1993年11月に欧州連合条約が発効したことにより、欧州連合(EU)が創設されたが、創設当時のEU加盟国12か国をEU12、95年1月以降の加盟国15か国をEU15、2004年5月以降の加盟国25か国をEU25、2007年1月以降の加盟国27か国をEU27という。
加盟国はオーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン(2020年11月時点)。 英国は2020年1月にEUを離脱した。


OFC CARGO TARIFF

[ オーエフシーカーゴタリフ ]

日本発着の航空会社運賃表。



OLT

[ オーエルティー ]
OVERLAND TRANSPORT。保税陸上輸送。


OPEN TOP CONTAINER(オープントップコンテナ)

[ オープントップコンテナ ]
コンテナの種類の一つで、天井部分がキャンバス・カバーとなっているもので、機械類などの背高貨物・重量物などに適している。


沖荷役

[ オキニヤク ]
港内で岸壁に接岸せず、はしけから貨物を積み込みしたり、はしけに貨物を卸すこと。


乙仲業者

[ オツナカギョウシャ ]
昭和14年海運組合法(昭和22年廃止)当時の用語で、甲種仲立業(SPACE BROKER.CHARTERING BROKER)の対語である。現在乙仲と言えば戦前の意味と異なり積場回漕業者を指し、港湾運送、船積代理業、税関貨物取扱業を兼務し、出貨から船積までを一手に引き受けることができる業者をいう。


OFF DOCK(オフドック)

[ オフドック ]
船社が、揚げ積み港以外にCYまたはCFSを設け、荷主に対し受け渡し地に指定する場合がある。この場所のことを、本船着岸岸壁から離れた場所にある為、OFF DOCKと呼んでいる。


OFF LOAD

[ オフロード ]

貨物の荷卸しのこと。



オンシャーシ

[ オンシャーシ ]
シャーシにコンテナを積載した状態を言う。


カーゴテナー

[ カーゴテナー ]
『かご台車』や『コンビ台車』と言われ、外周の3面が柵で囲まれ、1面が開口になっているキャスター付きの台車のこと


CARGO MANIFEST

[ カーゴマニフェスト ]

貨物機に搭載した貨物の目録。



CARGO LABEL

[ カーゴラベル ]

貨物識別のために貨物の梱包上に貼付されるラベル。
表示内容:航空会社名、混載会社名、運送状番号、仕向地、個数



海運代理店業

[ カイウンダイリテンギョウ ]
海上運送法により届出制となっており、次の業務を代理する業者のこと。1)船積み手続、2)入出航時の関係官公庁等に対する申請手続、3)積荷、揚荷の手配、4)港湾作業の手配等


海運同盟

[ カイウンドウメイ ]
定期船を配送する複数の海運会社が、無用の競争を避け、加盟各社の利益の維持増進を図ることを目的とした国内的あるいは国際的なカルテルの一種。加えて、輸送能力の安定、運賃の安定、サービスの向上等も目的としており、運賃や営業形態を相互に協定する。


外国貨物

[ ガイコクカモツ ]
関税法上、輸出の許可を受けた貨物及び外国から本邦に到着した貨物(外国の船舶により公海で採補された水産物を含む。)で輸入が許可される前のものをいう。(関税法第2条第1項第3号)


海上保険

[ カイジョウホケン ]
海難又は航海に係る事故によって生じた損害を補填するもので、船舶保険と貨物保険に分けられる。


海陸一貫輸送

[ カイリクイッカンユソウ ]
コンテナ複合輸送と同義語。一定規格のコンテナの使用を前提として、陸上、海上、港湾の各輸送手段を有機的に結合、一本化した輸送システムである。


核銷単

[ カクショウタン ]
中国では輸出通関後、税関職員が核銷単に押印を行う。外貨管理局は核銷単の内容を照合、消し込みを行い、間違いなく外貨が入金されたことを確認する。カラ輸出などの不正を防ぐための対策。 [ピンイン]He Xiao Dan(ほしゃおだん)


過少申告加算税

[ カショウシンコクカサンゼイ ]
関税に関する附帯税の一種。修正申告又は更正がなされた場合に行政制裁として本税に附帯して課される加算税。(関税法第12条の2)


課税価格

[ カゼイカカク ]
課税標準となる価格のことをいう。原則として、輸入貨物について買手から売手に対し支払われた又は支払われるべき価格(現実支払価格)に、運賃等の所定の費用(加算要素)を加えた価格。


課税標準

[ カゼイヒョウジュン ]
従価税品などの課税標準となるべき価格については、WTO関税評価協定に準拠して関税定率法第4条から第4条の8までに規定があり、「現実の取引価格」をベースとすることとされている。


GATT

[ ガット ]
関税及び貿易に関する一般協定(=GENERAL AGREEMENT ON TARIFFS AND TRADE)。昭和23年(1948)に発足し、貿易面から国際経済を支える枠組みとして機能。この協定の基本原則は、貿易制限措置の削減、貿易の無差別待遇(最恵国待遇、内国民待遇)とされている。GATTは、正式な国際機関ではなかったが、これを拡大発展させる形で、平成7年(1995)に正式な国際機関としてのWTO(世界貿易機関)が発足した。平成6年(1994)時点のGATT 及びその関連文書はWTO 協定に取り込まれている。


カルネ手帳

[ カルネテチョウ ]
ATAカルネ(ATA CARNET)。展示会等への出典物、職業用具、商品見本等を無償で一時的に輸出した後に再輸入する場合、カルネ手帳を使用し通関することで関税が免除されるなど通関手続きを簡略化出来る。


簡易申告制度

[ カンイシンコクセイド ]
税関長の承認を受けた輸入者(特例輸入者)が、継続して輸入している貨物として当該税関長の指定を受けた種類の貨物について、法令遵守の確保等を条件に、輸入申告(引取申告)と納税申告を分離し、納税申告の前に貨物を引き取ることを可能とする制度であり、平成13年3月より導入されている(平成12年度改正)。簡易申告制度においては、納税申告の前に貨物を引き取ることが可能となり、同時に申告手続の簡素化・効率化を図られていることにより、輸入貨物の一層の迅速かつ円滑な引取が可能となり、輸入者のコストが削減される等、その利便性が向上していると考えられる。


関税

[ カンゼイ ]
関税には、広義の関税と狭義の関税がある。ここでは、関税関係法上において規定される関税をもって狭義の関税と呼び、広義の関税には、さらに、暫定税率と切り分けた納付金・調整金等が含まれることとなる。WTO ラウンド交渉においては、広義の関税を含め議論の対象となる。


関税評価制度

[ カンゼイヒョウカセイド ]
輸入貨物の価格に応じて課税される従価税品などの課税価格となるべき価格(課税価格)を決定すること。東京ラウンドにおいて合意に至った関税評価協定(関税及び貿易に関する一般協定第7条の実施に関する協定)によって、公平かつ中立的な単一国際ルール策定による評価制度の国際的な調和、恣意的又は架空の課税価額を排除する具体的ルールの策定、関税評価の基礎として可能な限り「取引価額」を用いるべき基本原則が明確化されることとなった。なお、東京ラウンドの合意を受けて制定された1979年通商法により、米国のASP(AMERICAN SELLING PRICE)制度は廃止されることとなった(ASP 制度:化学製品の一部、ゴム底布靴、毛編手袋及びあさり缶詰について、輸入品の実際の価格によらず、米国産品の米国内での販売価額をベースに関税評価を行う制度)。


関税率

[ カンゼイリツ ]
課税標準の種類等により、形態別に、従価税、従量税や、特殊な関税形態である差額関税、スライド関税、季節関税等に分類することもできる。なお、従価税品などの課税標準となるべき価格については、後述するように、WTO関税評価協定に準拠して関税定率法第4条から第4条の8までに規定があり、「現実の取引価格」をベースとすることとされている。ドーハ・ラウンドにおいては、従量税の従価税化による税率の簡素化も検討されている。


関税割当制度

[ カンゼイワリアテセイド ]
一定の数量までは低い税率(一次税率)を適用し、それを超えて輸入されるものについては高い税率(二次税率)を適用する関税制度。


ガントリークレーン

[ ガントリークレーン ]
コンテナ船のコンテナ積み卸しの為に用いられるクレーンのことで、港湾の岸壁に設置されている。岸壁に敷設されたレール上を本船と平行に移動して荷役する。


危険品・DANGEROUS CARGO

[ キケンヒン ]
爆発物、可燃物など人の健康、安全または物件に重大な危害を及ぼす恐れのある物件または物質。本船は船舶安全法及び港則法、陸上は消防法により危険品の定義及び取扱方法が定まっている。国際的には、IMO(国際海事機構)が定めたIMDG CODE(国際海上危険物規則)にて規定されており、日本でも、同規則を全面的に批准した「危険物船舶運送及び貯蔵規則」が船舶安全法に下位規定として制定されている。


機電製品輸入管理弁法

[ キデンセイヒンユニュウカンリベンホウ ]
中国における機電製品とは、機械設備、電気設備、交通輸送手段、電子製品、電器製品、機器計器、金属製品およびその部品、エレメントを指す。「輸入禁止類」・「輸入制限類」・「自由輸入類」の3種類に分けられ、該当した分類によっては必要な申請を行わないと輸入できないことになる。 [ピンイン]Ji Dian Zhi Pin Guan Li Bian Fa(じぃでんじぴんじんこうぐあんりいびぃあんふぁ)


キャリア

[ キャリア ]
CARRIER(運送人)。運送の実手段(船・航空機・トラック等)を持っており、荷主から貨物を預かり受けて、実際に運送する事業者。


協定税率

[ キョウテイゼイリツ ]
国定税率と協定税率の適用関係に関しては、関税法第3条中において、「ただし、条約中に関税について特別の規定があるときは、当該規定による。」とされている。平成18年度においては、実行税率数7281のうち協定税率が実行税率となっているものが4128 となっており、全体の約57%を占めている。


共同海損

[ キョウドウカイソン ]
GENERAL AVERAGE(G/A)。航海中に船舶・積荷が共同の危険にさらされた場合、船舶・積荷の共同の安全の為、船長が意図的に積荷の一部を投げ荷するなどで生じる積荷の犠牲損害、または予定を変更して安全港に避難するなどで生じる費用損害。


共同配送

[ キョウドウハイソウ ]
個別の配送を行ってきた複数の企業が共同化することにより、荷物を積合わせして積載効率を向上させ配送コスト削減を図る配送形態。現在では食品、日雑、家電、化粧品、医薬品などの分野で共同配送が拡大している。


QUARANTINE

[ クアランティン ]

検疫。動植物の検疫のこと。
植物の輸入に際しては植物防疫法、動物の場合は家畜伝染予防法によって検疫が義務付けられており、国内に病原体が持ち込まれるのを防止する。



COURIER SERVICE

[ クーリエサービス ]

国際宅急便。書類や小口貨物をドア・ツー・ドアで一貫して輸送する方法。料金は、輸入時の関税等を除き、発地から着地までの全てが含まれる。
サービスの形態は大きく2つに分けられる。
 1)ドキュメント・クーリエ・サービス:対象は書類
 2)スモール・パッケージ・サービス:対象は小口貨物



QUANTITY RATE

[ クオンティティレート ]

重量割引賃率の一つで、45キログラム以上の貨物に適用される一般貨物賃率のこと。但し、当該貨物賃率が設定されていない区間については100キログラム以上のことをいう。



CLASS RATE (CCR)

[ クラスレート ]

品目分類賃率のことで、CCR(COMMODITY CLASSIFICATION RATE)ともいう。
一定の地区間あるいは地区内運送される一定の品目に適用される割増あるいは割引の賃率で、動物、貴重品、新聞、雑誌、刊行物、カタログ、点字タイプ、点字本、別送手荷物、人間の遺体、自動車(完成品)等がその対象。



グリーン物流パートナーシップ会議

[ グリーンブツリュウパートナーシップカイギ ]
物流部門でのCO2の一層の削減を図るため、荷主企業と物流事業者の連携・協働(パートナーシップ)により、物流システムの改善に向けた施策の幅を広げ、中小企業を含めた裾野の広い取組拡大を図るため、2005年4月に正式発足したJILS・日本物流団体連合会・経済産業省・国土交通省が主催の会議体。荷主企業、物流事業者、地方公共団体、シンクタンク、有識者で3,300を越える会員登録がある(2019年1月現在)。


CRATE

[ クレート ]
密閉しないで中が見える包装箱。


GROSS WEIGHT

[ グロスウェイト ]

貨物の外装を含めた総重量のこと。



クロスドッキング

[ クロスドッキング ]
物流センターにおいて、入荷してきた商品を在庫することなく、出荷先ごとに仕分して集約配送する形式のこと。
出荷先に個別配送を行うことで荷受けの手間やトラック台数も増えるが、これらの課題の解決にもつながる。大規模な物流機器設備を必要としないことがメリットである。その反面、入荷後すぐに仕分けを行うための出荷情報が必要になり、商品供給側と需要側の情報を正確に把握するためのシステム構築がキーとなる。 


燻蒸

[ クンジョウ ]
病害虫を駆除消毒する方法の一つ。密閉されている施設内において、ガス化させた農薬で殺虫・殺菌を行う。


経済連携協定

[ ケイザイレンケイキョウテイ ]
EPA(ECONOMIC PARTNERSHIP AGREEMENT)。通商上の障壁を取り除くことを目的とした自由貿易協定の要素に加え、締約国間での経済取引の円滑化、サービス、投資、電子商取引等、様々な経済領域での連携強化・協力の促進等の要素を含む、包括的な経済連携を図る協定。


ゲートオープン

[ ゲートオープン ]
コンテナターミナルの出入口が開くこと。


ゲートクローズ

[ ゲートクローズ ]
コンテナターミナルの出入口が閉められること。


KPI

[ ケーピーアイ ]
KEY PERFORMANE INDICATOR。戦略的な目標を立てた場合に、中でも重視すべき指標を明示して担当者が取り組みやすくし、また責任者が管理をしやすくするための指標のこと。概念上、定性的な指標もKPIには含まれるが、通常定量的な指標がこれに該当する。


原産地証明

[ ゲンサンチショウメイ ]
貨物の原産国を証明した書類。特恵税率の適用を受ける為に必要となり、日本では商工会議所が発行する。


検数

[ ケンスウ ]
輸出入貨物において、輸出入業者に代わってその商品の個数、重量、貨物の状態等を判定し、それらの証明を行う業務のこと。数業務に従事する人を検数員といい、タリーマン、チェッカーともいう。


検量

[ ケンリョウ ]
貨物の重量・容積を検査すること。


港則法

[ コウソクホウ ]
昭和23年7月15日制定。港内における船舶交通の安全及び港内の整頓を図ることを目的として、制定された。同法では入出港の届出義務、一定区域内への停泊義務、夜間入港の制限、広報及び危険物積載の場合の諸義務等を規定している。


港湾法

[ コウワンホウ ]
1)港湾の秩序ある整備 2)港湾の適正な運営 3)航路の開発及び保全 を目的とする港湾の整備・管理に関する基本法(昭和25年5月31年交付、施行)。同法の成立により、日本の港湾は、従来の国営港湾から地方公共団体の管理にゆだねられることになった。


GO-DOWN(ゴーダウン)

[ ゴーダウン ]
輸出貨物が、本船入港後、保税上屋より本船船側に持ち込まれ船積みする方式。


国境持ち込み渡し条件

[ コッキョウモチコミワタシジョウケン ]
DAF(DELIVERED AT FRONTIER)。売主は、指定された国境で商品を運送人に渡すまでのリスクとコストを負担する。陸上に国境がない日本では行われない条件。


五定列車

[ ゴテイレッシャ ]

中国の主要都市間で運行している列車のこと。
出発・到着駅固定、輸送経路固定、発車・到着時間固定、運賃固定、列車編成番号固定の5つが定められている列車。



COFINS

[ コフィン ]
CONTRIBUICAO PARA O FINANCIAMENTO DA SEGURIDADE SOCIAL。ブラジルでの社会保険融資納付金(連邦税)7.6%


混載

[ コンサイ ]
CONSOLIDATION。複数の荷主の貨物を集め、コンテナ単位に仕立てること。


CONSIGNEE

[ コンサイニー ]

荷受人のこと。運送状に記載欄があり貨物到着地での貨物の受取人のこと。



CONDITIONS OF CARRIAGE

[ コンディションオブキャリッジ ]

運送約款。航空運送契約に必要な運送条件、運送人の責任等を規定したもの。
国際利用航空運送事業者の多くは国土交通省が告示した標準国際利用航空運送約款を使用している。



CONDITIONS OF CONTRACT

[ コンディションオブコントラクト ]

AWB、HAWB裏面運送約款。航空運送約款の重要な部分をAWB、HAWB裏面に記載している。



コンテナ

[ コンテナ ]
輸送貨物を一定の単位にまとめることを目的とした、強度を持ち、反復使用が可能な輸送容器。コンテナについて、ISO(国際標準化機構)では、①反復使用に耐え、②輸送途中の詰替えなしに異なる輸送モードにまたがって輸送出来るように設計され、③別の輸送モードへの積替えが容易な装置を備えており、④貨物の積入れ、積出しが容易であり、⑤容積が1以上のもの、と定義している。海上輸送に使われるコンテナにはいくつかの国際規格があるが、20フィートコンテナ(長さ20FT、幅8FT、高さ約8FT、最大総重量約20T)、及び40フィートコンテナ(長さ40FT、幅8FT、高さ8FT、最大総重量約30T)の2種類が多く使われている。


コンテナ・ターミナル

[ コンテナ・ターミナル ]
海上コンテナ輸送のための施設で、岸壁、CY、CFS、ガントレークレーン、トランスファークレーン等で構成されている。


CONTAINER SEAL FEE

[ コンテナシールフィー ]

コンテナ封印費用。従来から東南アジア諸国では導入されていたが、日本でも一部船社により導入が通知されている。
対象となるのは、FLAT RACK・TANKを除く日本発の全コンテナ。
料率は運行船社により異なる。



コンテナ扱い

[ コンテナ扱い ]
コンテナを利用して輸出(積戻しを含む。)、輸入される貨物をコンテナに詰めたまま輸出、輸入申告し、許可を受ける取扱い(関税法基本通達67-1-20、関税法基本通達67-3-12)。


コンプライアンス

[ コンプライアンス ]
法令遵守(=COMPLIANCE)のことであり、企業等の活動において法令等のルールを遵守することを指す。


SURCHARGE(サーチャージ)

[ サーチャージ ]
海上輸送でBASE FREIGHT(基本運賃)に上乗せされる付加料金こと。燃料費の高騰、為替レートの変動など船会社の営業努力によらない価格変動要因を運賃と別建てにすることで経営リスクを回避する手段として、導入された経緯がある。具体的には、燃料油の値上がりを補填するBAF(BUNKER ADJUSTMENT FACTOR)、急激な円高による損失を補填するYAS(YEN APPRECIATION SURCHARGE)などがある。


CERTIFICATE OF ORIGIN

[ サーティフィケイトオブオリジン ]

原産地証明書。貨物が輸出国の原産であることを証明する書類。



サーベイヤー

[ サーベイヤー ]
査証機関(=SURVEYOR)。送貨や受貨に閑する各種事項の検査・鑑定・報告・証明を専業とし、何人の利益にも偏らないで公正な査証を行なう。特にロンドンのロイド協会所属のロイズ・サーベイヤー(LLOY’S SURVEYOR)は信用度が最も高く、作成のサーベイ・レポートは、国際的にも信頼を受けている。


在来船

[ ザイライセン ]
本船がクレーンを装備している種類の貨物船のこと。


サプライ・チェーン・マネージメント

[ サプライ・チェーン・マネージメント ]

SUPPLY CHAIN MANAGEMENT(SCM)。小売から卸や物流、部品メーカーまでをネットワークで統合して販売・生産・在庫等の情報を企業間で共有することで納期短縮や在庫削減につなげ、経営効率を一気に向上させる手法。原料メーカーから小売業までが協業し、無駄を削減して顧客満足(CS)を達成しようという考え方。



産業廃棄物

[ サンギョウハイキブツ ]
工場などの事業活動に伴なって排出される廃棄物のうち、法律で定められた20種類のものを指す。


産業廃棄物管理票 (マニフェスト)

[ サンギョウハイキブツカンリヒョウ (マニフェスト) ]
事業者は、その事業活動に伴なって生じた廃棄物は自己の責任に於いて処理することが義務付けられている。また、その廃棄物の処理を業者に委託した場合でも、処分事業者が適正に処理されたかどうかを把握する義務がある。


三検

[ サンケン ]
中国において動植物検疫・商品検査・衛生検査の三種類の検査の総称のこと。申請窓口が統合され、一括申請のため、一般的に「三検」と呼ばれている。


暫定税率

[ ザンテイゼイリツ ]
外国との貿易において、日本国内における需給バランス調整等の観点から一時的に基本税率を修正する必要が生じた場合に、一定期間基本税率に代って優先的に適用される税率。暫定税率が設定されている品目例に、米 小麦・大麦 トウモロコシ 砂糖 たまねぎ ミルク ヨーグルト アルコール等。


3PL

[ サンピーエル ]

THIRD PARTY LOGISTICSの略称。サードパーティとは、ロジスティクス機能を担う第3勢力のことである。「第3」の意味には以下の2通りがある。1つ目は、メーカーをファーストパーティー、卸売業・小売業といった買い手側をセカンドパーティーとみる見方であり、これら荷主側の物流を全面的に代行する業者をサードパーティという。もう一つの見方は、荷主側(メーカー、卸売業、小売業)をファーストパーティー、キャリア(実運送手段を持つ物流業者)をセカンドパーティーとみて、実運送手段を持たない事業者をサードパーティーとするものである。
これまでの物流業者は、荷主側のシステムの中で輸送手段や保管機能を供給するものだったが、サードパーティーは荷主側に物流システムを提案し、その結果として全面的に物流業務を委託する事業者のことである。「荷主に対して、物流改革を提案し、包括して物流業務を受託する新しいサービス」(総合物流施策大綱)。
最近では4PLという用語も登場している。FOURTH PARTY LOGISTICSTM はアンダーセン・コンサルティングLLPがトレードマークをとっている。その定義によれば、「4PL事業者はサプライチェーンのインテグレータであり、その事業者自身および他のサービス提供者の保有する各種資源、設備能力、技術を組み合わせて管理することにより、包括的なサプライチェーン・ソリューションを提供するものである」としている。



GRI

[ ジーアールアイ ]
GENERAL RATE INCREASE(海運同盟が運賃を一括値上げすること)


CIS

[ シーアイエス ]
通関情報総合判定システム(CUSTOMS INTELLIGENT DATABASE SYSTEM)。税関において輸出入実績、船舶入出港実績等の情報を一元的に管理するシステム。輸出入申告を適正かつ迅速に処理するため、適正な申告が行われていないと思われる貨物(ハイリスク貨物)について、重点的に審査・検査を行う一方、その可能性が低いと思われる貨物(ローリスク貨物)については、審査・検査を極力省略するといった選別を行い、事務の重点化・効率化を図るもの。


CIF

[ シーアイエフ ]
運賃保険料込み条件(=COST, INSURANCE AND FREIGHT)。約定品が買主の指定する場所に届いた時点でその所有権が買主に移転するという取引条件。CIFによる契約では、売主(輸出者)は貨物を荷揚げするまでの費用(運賃・海上保険料等)を負担し、荷揚げ以降の費用(輸入関税、通関手数料を含む)は買主(輸入者)の負担となる。リスクは貨物が積み地の港で本船に積み込まれた時点で移転する。ただし、海上保険は売主が手配しているが、運送中に貨物が破損した場合、依然として買主には代金支払い義務がある。このように売り手が費用と責任を輸入港まで負うCIFに対し、輸出港までの取引条件をFOBという。


CIP

[ シーアイピー ]
輸送費込み条件(=CARRIAGE AND INSURANCE PAID TO)。売主は、指定された場所(積み地のコンテナ・ヤード等)で商品を運送人に渡すまでのリスクと海上運賃、保険料を負担し、荷揚げ地からのコストとリスクは買主が負担する。


CAO

[ シーエーオー ]

CARGO AIRCRAFT ONLY(貨物専用機のみに搭載が認められてる特定貨物のこと)。
CAO扱いの危険物を出荷する際、収納している包装物へのCAOラベル貼付やAWBへのCAO表示が必要。



CSR

[ シーエスアール ]
企業の社会的責任(=CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY)。企業が活動するに当たって、社会的公正や環境等への配慮を組み込み、従業員、投資家、地域社会の利害関係者に対して責任ある行動をとるとともに、説明責任を果たしていくことが求められている。CSRの具体的な内容は、国・地域の価値観、文化、経済、社会事情によって多様で、企業の経営理念や業態によっても異なる。また、取組主体も米国では多様な社会運動等の影響を受け民間中心である一方、欧州では政府が積極的に関与してその取組が進められているなど、国・地域で様々である。


CSI

[ シーエスアイ ]
CONTAINER SECURITY INITIATIVEの略であり、米国向けコンテナ貨物を船積みする外国の港に米国税関職員を派遣し、当該国税関と協力して危険性の高いコンテナを選定する取組。2001年9月11日のテロ事件を受けて、米国向け海上コンテナに大量破壊兵器を隠匿し米国内で爆発させる等のテロを未然に防止するため、米国向けコンテナ貨物を船積みする外国の主要港に米国税関職員を派遣し、外国税関と協力して危険性の高いコンテナの特定等を行う米国の海上コンテナ安全対策。


GSP

[ ジーエスピー ]
一般特恵関税制度(=GENERALIZED SYSTEM OF PREFERENCES)。国連貿易開発会議において、南北問題解決の一手段として、先進国から開発途上国に対して何の代償も求めず便益を供与する制度について世界的に検討がなされ、我が国においても先進国として南北問題の解決に寄与することが望ましいとの見地に立ち、昭和46年8月に創設された。開発途上国の輸出所得の増大、工業化と経済発展の促進を図るため、開発途上国を原産地とする輸入貨物については、一般の関税率よりも低い税率(特恵税率)を適用する制度である。


CNPJ

[ シーエヌピージェイ ]
CADASTRO NACIONAL DA PESSOA JURIDICA。ブラジル国内で営業・開業するにあたり必要な企業登録。国家法人登記簿。登録後、番号が発番される。ブラジルへの輸出の際は、BL上のCONSIGNEE(輸入者)欄に記載が必要となる。


CLB

[ シーエルビー ]

CHINA LAND BRIDGE。中国大陸横断鉄道で、大連・天津・青島・連雲港などから満州里・二連浩特・阿拉山口などを経由して中央アジア・ロシア・モンゴル・欧州などヨーロッパにつながる鉄道輸送網。



CLP

[ シーエルピー ]
CONTAINER LOAD PLAN。コンテナに詰め込まれた貨物の明細および積み付けを明示する書類。


C.O.D

[ シーオーディ ]

CASH ON DELIVERY(代金引換渡し)。貨物代金やその輸送に係る一切の費用の支払いと引き換えに貨物を引き渡す輸送方法。



CKD

[ シーケーディー ]

COMPLETE KNOCK DOWN。
半完成品のことを意味する場合と海外現地で組立だけで完成品にする生産方式を意味する場合とがある。



GCR

[ ジーシーアール ]

GENERAL CARGO RATE(一般貨物賃率)。特定貨物賃率(SCR)又は品目分類賃率(CCR)が適用されない貨物に適用される賃率。



CCS (CARGO COMMUNITY SYSTEM)

[ シーシーエス ]

航空貨物関連業界情報交換システム。貨物の運送状況、トラッキング情報等を交換する。



CCC

[ シーシーシー ]
CHINA COMPULSORY CERTIFICATION。安全認証制度。中国内に流通・消費される場合に必要であるが、委託加工生産用の資材・原材料・設備については免除される。


CC FEE

[ シーシーフィー ]

CHARGE COLLECT FEE。運賃着払い手数料。



CTF

[ シーティーエフ ]
CLEAN TRUCK FEE。カリフォルニア州を通過する貨物で、輸送機材として環境基準に適さない(排ガス規制など)トラックやトレーラーを使用した場合に課徴される費用のこと。


C-TPAT

[ シーティーピーエーティー ]
CUSTOMS-TRADE PARTNERSHIP AGAINST TERRORISM。 輸出国から米国に至る物流全般のセキュリティ強化を目的とした官民共同のボランタリーなパートナーシップ・プログラム。輸出国から米国にいたるサプライチェーン全般のセキュリティ強化を目的とした、官民共同の非義務的な取り組みであり、船会社、通関業者、倉庫管理者、輸入者、製造業者等が米国税関国境保護局の示すセキュリティ・ガイドラインにしたがってサプライチェーンのセキュリティ強化のための米国のコンプライアンス・プログラム。C-TPAT 参加者に対しては貨物検査率の低下等の恩恵を提供することとされている。


C TO C

[ シートゥーシー ]

消費者(個人)~消費者(個人)間物流



GBF

[ ジービーエフ ]

GENERAL BUNKER FLOATINGの略。
燃油費高騰による船社コストの増大により導入されるサーチャージで、中国からの輸入の際に発生します。
全ての中国港発日本港向け輸入が対象ではなく、航路によって、船社間協議により導入が決定します。
従来から導入されているFAF・EBSとは別途に徴収されるサーチャージです。

現在、導入されている航路についてはこちらをご参照ください



CPT

[ シーピーティー ]
CARRIAGE PAID TO。輸送費込み条件。売主は、指定された場所(積み地のコンテナ・ヤード等)で商品を運送人に渡すまでのリスクと海上運賃を負担し、それ以降のコストとリスクは買主が負担する。


JP24

[ ジェイピー24 ]

日本向け船舶に積み込まれる海上コンテナ貨物の積荷情報について、原則としてコンテナ貨物の船積港を船舶が出港する24時間前までに、詳細情報をNACCS経由で日本税関へ報告する制度。
国際物流におけるセキュリティ・レベルを国際標準に引き上げ、早期に海上コンテナ貨物の情報を入手し、審査することで日本税関は水際における取締りを強化し、テロ行為や国際組織犯罪を未然に防止する。
AFR(Advance Filing Rules)、または出港前報告制度ともいう。

お問合せ先: afr@sankyu.co.jp

詳細はこちらから



JETRO

[ ジェトロ ]
Japan External Trade Organization(独立行政法人日本貿易振興機構)。日本の貿易振興・投資促進、開発途上国・地域への研究を幅広く実施している。


直積み

[ ジカヅミ ]
荷主責任で貨物を本船船側まで搬入し、船会社に引き渡して船積みする方法。


直取り

[ ジカドリ ]
輸入貨物などを、本船の船側で荷主に直接引き渡す方式。


事業系一般廃棄物

[ ジギョウケイイッパンハイキブツ ]
事業活動に伴って発生した廃棄物ではあるが、法律で定めれられた20種類の廃棄物には該当しない廃棄物のこと。略して「事業系一廃」と呼ばれることが多い。


事業者の排出者責任

[ ジギョウシャノハイシュツシャセキニン ]
事業者は、自らの事業活動に伴なって生じた廃棄物は自らの責任に於いて処理することが義務付けられている。また、事業者がその廃棄物の処理を業者に委託した場合、その廃棄物が適正に処理されたかを把握する義務がある。


自社通関企業

[ ジシャツウカンキギョウ ]
輸出入経営権を有する三資企業(外資による、単独独資、合弁、合作の3種)、国営企業、対外貿易企業などの企業が、輸出入業務を経営し、自社の通関業務を行うことを指す。


SISCOMEX

[ シスコメックス ]
SISTEMA INTEGRADO DE COMERCIO EXTERIOR。ブラジルでの電子貿易処理システム。輸出入申告はこのシステムを通じて行う。日本でいうNACCSにあたるもの。


JIT

[ ジット ]
JUST IN TIME。売れるスピードに作るスピードを合わせ、「売れる製品を売れるだけしか作らない」という考え方が基本となっている。JITの典型例としてトヨタ生産方式は、後工程が必要とする物を前工程に取りに行くことにより、流れ作業化してJIT生産を効率よく運用する為の『かんばん方式』を確立した。


SHIPPING ORDER

[ シッピングオーダー ]
船積指図書(S/O)。本船に対する貨物積込みの指示書、船会社所定の船腹申込書に必要事項を記載して船会社に指出し、本船受取証と一枚続きになっているS/Oを貰って、これに税関より下付された輸出免状と共にこれを本船に指出して積込みをする。


SHIPPING DOCUMENTS

[ シッピングドキュメント ]

船積み書類こと。主にInvoiceやPacking List、AIR WAY BILL、B/Lなどがある。



CITY CODE

[ シティコード ]

都市コード。国際空港のある主要都市名をアルファベット3文字で表す。



仕向港着船渡し条件

[ シムケコウチャクセンワタシジョウケン ]
DES(DELIVERED EX SHIP)。売主は、仕向港までの費用、海上運賃、保険料及びリスクを負担する。仕向港に着船した時点で所有権は買主に移転し、それ以降の費用(関税を含む)は買主が負担する。


仕向港埠頭渡し条件

[ シムケコウフトウワタシジョウケン ]
DEQ(DELIVERED EX QUAY)。売主は、仕向港までの費用、海上運賃、保険料及びリスクを負担する。仕向港で荷卸した時点で所有権は買主に移転し、それ以降の費用(関税を含む)は買主が負担する。


仕向地

[ シムケチ ]
PORT OF DESTINATION。輸送契約に指定された貨物の揚荷港。TRANSHIP CARGOでは最終揚港。


仕向地持ち込み渡し・関税抜き条件

[ シムケチモチコミワタシ・カンゼイヌキジョウケン ]
DDU(DELIVERED DUTY UNPAID)。売主は、指定された目的地まで商品を送り届けるまでのすべてのコストとリスクを負担するが、輸入関税については買主が負担する。


シャーシ

[ シャーシ ]
自動車の車台のことで、港湾では特にコンテナを乗せて移動させる台車のことをいう。


JANコード

[ ジャンコード ]
JAN(JAPANESE ARTICLE NUMBER)コードは、日本で使用されている標準的な商品コードのこと。共通商品コードとして流通情報システムの重要な基盤となっている。JANコードはバーコード(JANシンボル)として商品などに表示され、POSシステムをはじめ、受発注システム、棚卸、在庫管理システムなどにも利用される。また、JANコードは、国際的にはEANコード(EUROPEAN ARTICLE NUMBER)と呼称され、アメリカ、カナダにおけるUPC(UNIVERSAL PRODUCT CODE)と互換性のある国際的な共通商品コードでもある。なお、JANコードは日本国内のみの呼称で、海外ではEAN(イアン)コードと呼ぶ。JANコードには、標準タイプ(13桁)と短縮タイプ(8桁)の2種類があり、さらに標準タイプには、最初の7桁がJAN企業(メーカー)コードとなっているものと、9桁がJAN企業(メーカー)コードとなっているものに分けられる。標準タイプ(13桁)は最近、GTIN-13、短縮タイプ(8桁)はGTIN-8と呼ばれることもある。


従価税

[ ジュウカゼイ ]
課税標準と税率の定め方に関してなされる分類の一つである。輸入品の価格を標準として関税を課す税率をいう。
メリット: 輸入品の価格変動につれて関税額も変化しインフレに適応出来る。
デメリット: 輸入品の価格が低くなるほど関税額も低くなるため、国内産業保護という役割が薄れてしまう。


重トレ(重量トレーラー)

[ ジュウトレ ]
長大物や重量物、重機を運ぶ幅広のトレーラー車輌。


自由貿易協定

[ ジユウボウエキキョウテイ ]
FTA(FREE TRADE AGREEMENT)。関税やサービス分野の規制等を撤廃し、モノやサービスの貿易の自由化を図ることを目的とした協定。


従量税

[ ジュウリョウゼイ ]
課税標準と税率の定め方に関してなされる分類の一つである。輸入品の個数、容積、重量、数量などを基準として関税を課す税率をいう。
メリット: 税額が容易に算定出来る。
デメリット: 物価が変動しても税額は変わらない。


出港前報告制度

[ シュッコウマエホウコクセイド ]

日本向け船舶に積み込まれる海上コンテナ貨物の積荷情報について、原則としてコンテナ貨物の船積港を船舶が出港する24時間前までに、詳細情報をNACCS経由で日本税関へ報告する制度。
国際物流におけるセキュリティ・レベルを国際標準に引き上げ、早期に海上コンテナ貨物の情報を入手し、審査することで日本税関は水際における取締りを強化し、テロ行為や国際組織犯罪を未然に防止する。
AFR(Advance Filing Rules)、またはJP24とも言う。

お問合せ先: afr@sankyu.co.jp

詳細はこちらから



ショアリング

[ ショアリング ]
木材(角材や板材)を使用して、貨物が輸送中に動かないように位置を固定する作業。輸送中の貨物損傷を防止する方法の一つ。


商検申請

[ ショウケンシンセイ ]
正式名称は『中国質量監督検験検疫局』。中国で販売・使用される商品の品質や安全性が国の基準に達しているかを検査する機関。日本でも厚生省が食品添加物の規制等を行っているが、それと同様の機関といえる。


SHORT DRAYAGE

[ ショートドレージ ]
コンテナや貨物を特定の場所から別のCY・上屋・倉庫などに搬入したり、CY・上屋・倉庫などから岸壁やターミナルへ運ぶこと。一般的には同一港頭地区内のコンテナ輸送のことを言う。


深加工結転(転廠)

[ シンカコウケッテン(テンショウ) ]
中国における転廠とは、加工貿易企業間で保税貨物を国内転送する制度。転出企業・転入企業の双方で、税関の許可取得が必要であり、輸出・輸入通関手続きが行なわれる。転出企業で加工された一次加工品を海外を経由せず、直接、転入企業へ国内転売する方式。二次加工した後に再輸出することができる。 [ピンイン]Shen Jia Gong Jie Zhuan(しぇんじゃこん じぃえじゅあん)


申告納税制度

[ シンコクノウゼイセイド ]
納付すべき税額が納税義務者のする申告により確定する税額確定方式。関税においては、納付すべき税額に加え、納付すべき税額がないことが納税義務者のする申告により確定することを含む。


信用状

[ シンヨウジョウ ]

LETTER OF CREDIT(L/C)。輸入者に代わって輸入者の取引銀行が輸入代金を支払うことを保証する支払い保証状の一種。



進料加工

[ シンリョウカコウ ]

海外の発注者と中国側の加工貿易企業(中国企業あるいは外資企業)が、その商品の生産委託契約を行う際に、原材料や部品(場合によっては設備や技術など)を有償にて提供する契約を結ぶ委託加工生産方式。
中国側の加工貿易企業は、海外の発注者の指示に基いて製品などを海外の発注者に輸出販売(代金決済)する。
特徴は、中国側の加工貿易企業は、製品の一部を中国国内販売することが可能となることや、海外の発注者以外の海外顧客に販売することが可能。ただし、調達の資金繰りが発生することになる。
[ピンイン]Jin Liao Jia Gong (じんりゃお じゃぁこん)



ステベ

[ ステベ ]
船内荷役業者のこと。 ステベドア(STEVEDORE)の略。


ストラドルキャリア

[ ストラドルキャリア ]
コンテナターミナルにおいて、コンテナの荷役や移動に使われる機器でバン・キャリアともいう。


税関

[ ゼイカン ]
当初「運上所」と呼ばれていたが、明治5年(1872)11月28日に「税関」の呼称に統一された。当初は、横浜、長崎、函館、神戸、大阪、新潟の6港に設置された。その後、明治35年(1902)に新潟税関が廃止され、明治42年(1909)に門司税関が、昭和12年(1937)に名古屋税関が設置された。また、開港の増加に伴い、税関支署を設置して業務処理することとされた。その後、第2次大戦中に税関は一時閉鎖されたが、昭和21年(1946)に横浜、神戸、大阪、名古屋、門司、函館の各税関が再開された。昭和28年(1953)には東京税関が新設されるとともに長崎税関が再開され、昭和47年(1972)には沖縄地区税関が新設された。


SECURITY SURCHARGE

[ セキュリティーサーチャージ ]

利用者にその負担を求めるために設けられた料金の一種。
テロで航空運送に対する危険が一時的に増大した場合など、航空保険料や保安対策の費用が増大することにより、発生する追加料金。



船側渡し条件

[ センソクワタシジョウケン ]
FAS(FREE ALONGSIDE SHIP)。売主は、積み地の港で本船の横に荷物を着けるまでの費用を負担し、それ以降の費用及びリスクは買主が負担する。(売主は、船にまで積み込む必要はない)


総合保税地域

[ ソウゴウホゼイチイキ ]
保税地域の一つ。保税蔵置場・保税工場・保税展示場が有する外国貨物(輸入未許可、輸出許可済み、わが国を通過するだけの貨物)の蔵置、加工、製造、展示等の各種機能を総合的に活用できる地域として税関長が許可した場所。輸入インフラの集積のメリットを助長するため、そのような施設が集積する地域に対応する保税制度として創設された。総合保税地域内では、様々な手続きの簡素化が図られている。


増値税

[ ゾウチゼイ ]
増値税は、中国における税金の1つです。日本の消費税のようなもので、増値税課税項目になっているものについて、買い側が17%(または13%)の税金を負担する。国内で生産された商品が海外に輸出される場合、 企業は負担している増値税に関して、その一部が還付される。 [ピンイン]Zeng Zhi Shui(じぇんじぃしゅい)


増トン車

[ ゾウトンシャ ]
最大積載量を増やすために、車軸・フレーム等を強化して積載性を高めた車両。大型車の場合、約13トンまで積載可能。


ターミナル・オペレーター

[ ターミナル・オペレーター ]
コンテナ・ターミナルの運営主体で、港湾におけるコンテナシステム全体の統括。日本おいては、港湾運送事業法上の免許取得業者(港運業者)が作業を行っている。


退税単

[ タイゼイタン ]
中国から海外へ輸出する場合、仕入れ時に支払った増値税の還付を受けるために必要な書類。保税区内へ入区しただけでは退税単は入手できない。保税港区や物流園区の場合は入区した時点で退税単が発行される。 [ピンイン]Tui Shui Dan(つすいだん)


代理通関企業

[ ダイリツウカンキギョウ ]
その企業自身は輸出入経営権を持たないが、輸出入経営権を有する企業のために、倉庫保管、輸送、国際輸送、国際輸送代理店などが代理通関業務を兼営することを指す。


他所蔵置

[ タショゾウチ ]
輸出貨物は保税地域に搬入するのが原則だが、その貨物の性質、形状或いは保税地域の状況により、保税地域に搬入することが困難であるか又は不適当であると認められるときは、税関長が場所と期間を指定して保税地域以外に蔵置して通関手続をすることが認められている。これを「他所蔵置」という。関税法第30条第1項第2号(大正9年度改正において導入)


WMS

[ ダブリューエムエス ]
WAREHOUSE MANAGEMENT SYSTEM。物流センターにおける一連の業務を効率化するための倉庫管理システムのこと。入出庫管理や在庫管理機能から、入荷、検品、ピッキング、出荷、棚卸などの各作業に必要な情報を管理することも可能。


タリーマン

[ タリーマン ]
検数事業において、実際に検数を行う人のこと。


タリフ

[ タリフ ]
一般的に運賃や料金等を指す。


タンク・コンテナ

[ タンク・コンテナ ]
液体貨物を輸送するためのタンクを備えたコンテナ。主に食品、油類、化学薬品などの輸送で使用する。


タンクローリー

[ タンクローリー ]
液体・気体を輸送するため、荷室がタンク形状になっている車両。


ダンネージ

[ ダンネージ ]
貨物固定区画材のことで、コンテナ内部に積載した貨物が動かないように固定する。


CHARGEABLE WEIGHT

[ チャージァブルウェイト ]

賃率適用重量(計算重量)。
運賃計算の基礎となる重量で、通常は実重量、容積重量どちらか重い方が0.5kg単位で適用される。



CHARGES COLLECT

[ チャージコレクト ]

着払い運賃のこと。
CCと略して使うことがある。
FREIGHT COLLECTと同義語で、航空運送状面の荷受人から収受する運賃、料金。



CHARGES FOR SHIPMENTS OF DANGEROUS GOODS

[ チャージフォーシップメントオブデンジャラスグッズ ]

危険物取扱手数料



CHARGES PREPAID

[ チャージプリペイド ]

元払い運賃。
PPと略して使うことがある。
FREIGHT PREPAIDと同義語で航空運送状面の荷送人から収受する運賃、料金。



チャーター便

[ チャータービン ]

専属の配送便。通常トラック1台を契約して輸配送を行う方法。



中国強制認証(CCC)

[ チュウゴクキョウセイニンショウ ]
中国では、中国に輸入されるもしくは中国内で販売される一部の製品に対し、安全品質を管理する為、CCCと呼ばれる制度(強制認証制度:CHINA COMPULSORY CERTIFICATION)を実施している。国務院管轄下の国家質量認証中心(CQC)が当該規制の管理を行っている。当該制度の対象となる製品が中国内市場で流通・販売される場合、当該製品の製造者がCCC認証を取得し、製品本体にCCCマークを表示していなければ、中国内での販売だけでなく、中国での輸入も不可能となっている。対象品目は毎年更新されるため、最新情報を確認する必要がある。


通関業者

[ ツウカンギョウシャ ]
輸出または輸入の申告、わが国と外国との間を往来する船舶(航空機)への船用品(機用品)の積み込みの申告、保税倉庫(保税工場)に外国貨物を搬入することの承認の申請、保税展示場へ搬入することの仮通関の申告から、それぞれの許可(承認)を得るまでの通関手続、およびそれらに伴う諸種の通関書類の作成などを、依頼されて代理(代行)する業者をいう。その通関業は所轄の税関長の許可を受けなければならない。また通関業者の各営業所には、通関士試験に合格した通関士を置かなければならない。


通関士

[ ツウカンシ ]
日本において、通関士とは、輸出入されている物品の通関手続(税関への手続)をするために必要な財務省管轄の国家資格である。輸出入品に関して、他人の依頼により輸出入手続きの代理を行なうのは通関業者である必要があり、後述するように通関業の営業所に通関士を置いた場合、通関士が通関書類の審査をし書類に記名押印する必要があるためには、(輸出入者本人を除き)通常は通関士以外が貨物の輸出入申告手続きをすることはできない。


通関情報処理システム

[ ツウカンジョウホウショリシステム ]
NACCS(NIPPON AUTOMATED CARGO CLEARANCE SYSTEM。導入当初は航空貨物のみを対象としており、NIPPON AIR CARGO CLEARANCE SYSTEMの略称であったが、平成3年に海上貨物にも対象が拡大したことに伴い、現在では前述のとおりNIPPON AUTOMATED CARGO CLEARANCE SYSTEMの略称となっている。


DES

[ ディーイーエス ]
仕向港着船渡し条件(=DELIVERED EX SHIP)。売主は、仕向港までの費用、海上運賃、保険料及びリスクを負担する。仕向港に着船した時点で所有権は買主に移転し、それ以降の費用(関税を含む)は買主が負担する。


DEQ

[ ディーイーキュー ]
仕向港埠頭渡し条件(=DELIVERED EX QUAY)。売主は、仕向港までの費用、海上運賃、保険料及びリスクを負担する。仕向港で荷卸した時点で所有権は買主に移転し、それ以降の費用(関税を含む)は買主が負担する。


TEU

[ ティーイーユー ]
TWENTY-FOOT EQUIVALENT UNITの略であり、20フィートコンテナ相当に換算した場合のコンテナ数を示す単位。例えば、40フィートコンテナ1個であれば、2TEUと表される。


DAF

[ ディーエーエフ ]
DELIVERED AT FRONTIER。国境持ち込み渡し条件。売主は、指定された国境で商品を運送人に渡すまでのリスクとコストを負担する。陸上に国境がない日本では行われない条件。


TMS

[ ティーエムエス ]

TRANSPORTATION MANAGEMENET SYSTEM。運送業務を一元管理する運行管理システムのこと。



D/O

[ ディーオー ]
DELIVERY ORDER(荷渡指図書)。船会社が貨物の引渡しをターミナルあるいはCY/CFSオペレーターに指図した書類。


TC

[ ティーシー ]
TRANSFER CENTER(通過型センター)。主に調達輸送先からなるべく早く、多数の出荷先へ荷物の仕分け、配送業務をおこなうために設置された倉庫のこと。


DC

[ ディーシー ]
DISTRIBUTION CENTER(在庫保管型センター)。主に大量・多品種に仕入れられた商品を、一旦保管して、必要に応じて少量多頻度に出荷出来るように設置された倉庫のこと。


DDC

[ ディーディーシー ]
DESTINATION DELIVERY CHARGE。米国港に到着したコンテナ取り扱い料金。米国以外で言うTHCのこと。


DDP

[ ディーディーピー ]
仕向地持ち込み渡し・関税込み条件(=DELIVERED DUTY PAID)。売主は、指定された目的地まで商品を送り届けるまでのすべてのコスト(輸入関税を含む)とリスクを負担する。


DDU

[ ディーディーユー ]
仕向地持ち込み渡し・関税抜き条件(=DELIVERED DUTY UNPAID)。売主は、指定された目的地まで商品を送り届けるまでのすべてのコストとリスクを負担するが、輸入関税については買主が負担する。


DPS

[ ディーピーエス ]
コンピュータの指示によって、拾い出す商品とその数量を保管棚にデジタル表示するもの。摘み取り方式。


DPU

[ ディーピーユー ]

荷卸込持込渡(=Delivered at Place Unloaded)。インコタームズ2020で新設の取引条件。
指定仕向地で物品が輸送手段から荷卸しされた後買主の処分に委ねられた時、売主が引渡義務(危険移転)を果たす。
輸出通関手続きは売主が行う。
売主が荷卸しの危険および費用を負担しないことを当事者が意図している場合には、DAPを使用すべきである。



DISCREPANCY

[ ディスクレパンシー ]
書類が信用状で規定された条件と不一致がある状態。


DISCHARGE

[ ディスチャージ ]
本船から積荷を降ろすこと。貿易書類(B/L、Invoiceなど)に掲載される項目です。


DETENTION CHARGE(ディテンション)

[ ディテンションチャージ ]
荷主が引き渡しをうけたコンテナを一定のFREE TIMEを超えてCYに返却した場合に徴収される料金のこと。


DIMENSION(ディメンション)

[ ディメンション ]
貨物の寸法。L(LENGTH)×W(WIDE)×H(HIGH)で表される。


定曜日サービス

[ テイヨウビサービス ]

各寄港地への入出港曜日を固定した定期船のサービスのこと。
なお、山九における混載の定曜日サービスは、以下の一覧表をご参照ください。

定曜日サービス(混載スケジュール)一覧表はこちら



DECLARED VALUE FOR CUSTOMS

[ デクラードバリューフォーカスタム ]

税関に対する申告価額。
航空運送状に「Declared Value for Customs」として記入欄がある。
ただし、通常インボイス等が添付されるので、この欄に必ずしも記入する必要はない。



DECLARED VALUE FOR CARRIAGE

[ デクラードバリューフォーキャリッジ ]

運送に対する申告価格。荷送人は運送人と運送契約を締結する際、物品の滅失、損傷等の場合の運送人が責任限度額を決定するために、物品の価格を申告しなければならない。



デジタコ

[ デジタコ ]
デジタルタコグラフの略。トラックなどの商用車に搭載し、運行中の速度、走行距離、燃費、急ブレーキなどの運転状況をコンピュータで記録・解析する機器。


DESTINATION

[ デスティネーション ]

目的地



DEVANNING(デバンニング)

[ デバンニング ]
コンテナから貨物を取り出す作業。


DEBIT NOTE

[ デビットノート ]

請求書



デポ

[ デポ ]
倉庫などと顧客との間に小規模な集配拠点を設け、一定区域の貨物の仮置き、仕分け、集荷、配送する施設のこと。


DEMURRAGE(デマレージ)

[ デマレージ ]
FREE TIMEを過ぎても貨物を引き取らない場合に課せられる保管料。


DELIVERY ORDER

[ デリバリーオーダー ]
荷受人はB/Lを揚地船会社へ提出して、引き換えにD/Oを貰い、それにより荷渡しをうける。


DELIVERY RECIPT

[ デリバリーレシート ]

貨物受領証。貨物を荷受人(代理人)に引渡したことを証する受け渡し書。一般的には輸入貨物等の配達時に、受取人から署名、日付を記載してもらう。



転関

[ テンカン ]
日本のOLT。中国の保税輸送のことを転関といい、「中国税関関于転関貨物監管弁法」により統一した保税輸送が定められている。


電子タグ

[ デンシタグ ]
ICチップとデータ送受信用のアンテナが埋め込まれたタグであり、電波を用いて非接触でIC チップに書き込まれたデータの読出しや新しいデータの書込みを行う。IC タグとも言う。最近、一部の企業において在庫管理や物流管理への電子タグの利用が始まったが、我が国では、国際的に定められた利用電波周波数帯がアマチュア無線(433MHz)や携帯電話(900MHz)の周波数帯と重なっているという問題がある。


DANGEROUS GOODS REGULATIONS

[ デンジャラスグッズレギュレーション ]

危険物規則。航空輸送される危険物を安全に取り扱うために定められたIATA(国際航空運送協会)規則。危険物の分類や識別、包装、危険物申告書の作成等について規定している。



DOOR TO DOOR SERVICE

[ ドアツードアサービス ]

ドア・ツー・ドア・サービス。荷送人の戸口(ドア)から荷受人の戸口(ドア)まで、単独の運送人の責任と料金で、一貫して輸送すること。



特定保税運送制度

[ トクテイホゼイウンソウセイド ]
貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された認定通関業者、特定保税承認者その他の国際運送貨物取扱業者等で、税関長の承認を受けた者については、個々の保税運送の承認が不要となるほか、特定委託輸出申告に係る貨物について、輸出者の委託を受けて保税地域以外の場所から直接積込港等まで運送を行うことなどができる制度。(関税法第63条の2)


特定保税承認制度

[ トクテイホゼイショウニンセイド ]
貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された保税蔵置場等の被許可者で、税関長の承認を受けた者については、税関長へ届け出ることにより保税蔵置場を設置すること等が可能となるほか、当該届出蔵置場に係る許可手数料も免除となる制度。(関税法第50条、第61条の5)


特定輸出申告制度

[ トクテイユシュツシンコクセイド ]
貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された輸出者で、税関長の承認を受けた者については、貨物を保税地域に搬入することなく、自社の倉庫等で輸出申告が可能となるほか、税関による審査・検査にも反映され、輸出貨物の迅速かつ円滑な船積み(積込み)が可能となる制度。(関税法第67条の3)


特別管理廃棄物

[ トクベツカンリハイキブツ ]
爆発性・毒性・感染性その他の人の健康または生活環境に係わる被害を生じる恐れのある性状を有する廃棄物のことで、通常の廃棄物よりも厳しい規制が行われている。


ドックレシート

[ ドックレシート ]
B/Lを発行する前段階で、船会社が荷主から貨物を受け取った証票として作成するもの。


特恵税率

[ トッケイゼイリツ ]
国定税率の一つ。関税暫定措置法に規定されており、開発途上国(または地域)からの輸入品(一定品目)に対して適用される税率のこと。特恵税率は、一定の条件を満たした場合に限り適用される。開発途上国の工業化と経済発展の促進を援助することが目的。


特恵停止

[ トッケイテイシ ]
特定特恵鉱工業産品等については、特恵関税適用輸入額又は輸入数量(以下「輸入額等」という。)が限度額等を超えることとなった場合、又は特定の特恵受益国等の輸入額等が限度額等の5分の1を超えることとなった場合には、超えることとなった月の翌月15日の翌日から、輸入申告、蔵入れ申請等(郵便物については日本郵政公社から税関への通知)がされるものについて、限度額等を超えることとなった品目、又は特定の特恵受益国等の当該品目に対し特恵関税の適用が停止される。


特恵適用除外品目(国別・品目別)

[ トッケイテキヨウジョガイヒンモク ]

競争力の低い国・地域への特恵メリットの拡充を図り、また日本国内産業への影響にも配慮する目的から、特恵受益国を原産地とする品目で、①過去3年間での総計輸入額が45億円を超える品物 ②同一物品の全世界からの日本の総計輸入額に占める当該国の割合が50%を超える品目 の2条件を満たした場合、特恵関税の適用対象から3年間除外される。



DRY CARGO

[ ドライカーゴ ]

一般貨物のこと。(生鮮貨物以外)



ドライコンテナ

[ ドライコンテナ ]
コンテナの種類で一般的なコンテナを示す。世界で流通しているコンテナの推定8割以上を占める。


トラクター

[ トラクター ]
トレーラー、海上コンテナ等をけん引するための車両。


トランシップ

[ トランシップ ]
船舶(航空機)が寄港した港(空港)において、荷卸しした貨物を他の船舶(航空機)に積み替えて他の港(空港)に向けて輸送すること。


TRANSFER POINT

[ トランスファーポイント ]

経由地。航空運送の経由地空港。



トレーサビリティ

[ トレーサビリティ ]
追跡可能性のこと。製品や商品の品質の信頼性確保、及び、万が一問題が発生した場合の早期原因究明の目的で、サプライチェーンの情報を逐一記録し、遡ることができる体制を築いておくこと。


トレーラー

[ トレーラー ]
トラクタによりけん引される、自走できない車両。


トンキロ

[ トンキロ ]
貨物輸送量を表す単位のことで、例えば1tの貨物を1km運んだ場合は「1トンキロ」、1tを10km運んだ場合は「10トンキロ」と表す。


内航フィーダー

[ ナイコウフィーダー ]
内航とは、船舶による国内港間の貨物輸送のこと。内航フィーダーは、この内航船によるフィーダーサービスのこと。特に国際コンテナ貨物の二次輸送を指す場合が多い。


内国消費税

[ ナイコクショウヒゼイ ]
消費税(地方消費税を含む。)、酒税、たばこ税、揮発油税、地方道路税、石油ガス税及び石油税の総称。


NACCS

[ ナックス ]
輸出入・港湾関連情報処理システム(=NIPPON AUTOMATED CARGO CLEARANCE SYSTEM)。導入当初は航空貨物のみを対象としており、NIPPON AIR CARGO CLEARANCE SYSTEM の略称であったが、平成3年に海上貨物にも対象が拡大したことに伴い、現在では前述のとおりNIPPON AUTOMATED CARGO CLEARANCE SYSTEMの略称となっている。


NAFTA

[ ナフタ ]
North American Free Trade Agreement(北米自由貿易協定)。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの3カ国で結ばれた自由貿易協定。


荷卸込持込渡

[ ニオロシコミモチコミワタシ ]

DPU(=Delivered at Place Unloaded)。インコタームズ2020で新設の取引条件。
指定仕向地で物品が輸送手段から荷卸しされた後買主の処分に委ねられた時、売主が引渡義務(危険移転)を果たす。
輸出通関手続きは売主が行う。
売主が荷卸しの危険および費用を負担しないことを当事者が意図している場合には、DAPを使用すべきである。



24時間前ルール

[ ニジュウヨジカンマエルール ]
テロ対策の一環として設けられた米国税関の規則で、米国向け貨物、もしくは米国寄港船については輸出地で船積みされる24時間前までに米国税関へ貨物明細を提出しなければならない。


荷姿

[ ニスガタ ]
外部包装の形態。


荷役

[ ニヤク ]
貨物の積み卸し作業。


NET WEIGHT

[ ネットウェイト ]

貨物の正味重量。



NCV(NO COMMERCIAL VALUE)

[ ノーコマーシャルバリュー ]

無償貨物で商取引がないこと。
無償貨物を輸出入する際、インボイスには無償貨物であることを明記し、正しい品名、及び正しい金額(有償取引する場合の金額)を記載して税関に申告する必要があります。

具体的なインボイスへの記載内容については、こちらをご参照ください。



NOTIFY PARTY

[ ノーティファイパーティ ]

B/LやAIR WAY BILLに表示する着荷通知先のこと。



NVD (NO VALUE DECLARED)

[ ノーバリューデクレアード ]

無申告。
AIR WAYBILLに運送に対する申告価格を申告する欄があるが、価格を申告しない場合に記載する。この場合従価料金は課せられない。



NORMAL RATE

[ ノーマルレート ]

基本賃率。45キログラム未満の貨物に適用される一般貨物賃率。但し、45キログラム設定がない区間は、100キログラム未満のことをいう。



KNOCK DOWN(ノックダウン)

[ ノックダウン ]
部品を輸出して現地で組み立てること。


バース・ターム

[ バース・ターム ]

海上輸送において、船会社がどこまで自己の作業を提供するかを定める一つの区分のことで、積み地での貨物の船内への積み込みから揚げ地での貨物の陸揚げまでを船社の自己の危険負担と費用負担の範囲とする条件のこと。



PERSONAL EFFECTS

[ パーソナルエフェクト ]

身の回り品。旅行者等の身の回り品のことで、割引運賃が設定されてる場合がある。



廃棄物

[ ハイキブツ ]
廃棄物とは、排出者が自ら利用しない、又は他人に有償で売却できないため不要になったものを指す。有価として売れないもの。


BUYER’S CONSOLIDATION

[ バイヤーズコンソリデーション ]
特定の輸入者の為に、輸出地にて複数の輸出者(ベンダー・サプライヤー)から貨物を集約し、輸入者専用のコンテナに詰め合わせること。個別に輸送する場合に比べコスト低減(輸送費を大幅に削減)、迅速なデリバリーが可能となる。また在庫削減や、入庫業務の軽減など、効率的な輸送が実現出来る。
バイヤースコンソリデーションのご紹介


HAWB (HOUSE AIR WAYBILL)

[ ハウスエアウェイビル ]

混載運送状。混載業者が自己の運送約款により荷主と運送契約を締結する際に発行する航空運送状。



HOUSE MANIFEST

[ ハウスマニフェスト ]

混載目録。混載業者が HOUSE AIR WAYBILL(混載運送状)に基づいてMAWB1件毎に作成した運送目録。



[ ハシケ ]
ブイに係留中の本船と物揚場や水際線に面する倉庫、荷揚場間の貨物輸送を行う港運船。重量物の荷役では、岸壁係留中の本船への揚げ積みなども行う。


PACKING LIST

[ パッキングリスト ]

梱包明細書。各梱包の番号(ケースマーク)、内容明細、重量、容積など、貨物に関する様々な情報を示した書類。



パッキングリスト

[ パッキングリスト ]
梱包明細であり、梱包に含まれる品名、個数、重量、シッピングマークなどを記載した書類。


抜港

[ バッコウ ]
予定していた寄港を取りやめること。


BAF

[ バフ ]
BUNKER ADJUSTMENT FACTOR。船舶で使用される燃料(BUNKER)の代金高騰による損失を、荷主に負担してもらおうと、運賃を組み込んだもの。


VALUATION CHARGE

[ バリュエーションチャージ ]

従価料金。荷送人が混載業者、航空会社に対して申告価格に応じて課される料金。



BULK CARGO(バルク貨物)

[ バルクカーゴ ]
石油・小麦のように梱包されていない貨物で、ばら積み貨物とも呼ばれる。


PALLETIZE(パレタイズ)

[ パレタイズ ]
貨物を保管や輸送のためにパレットに積付けること。


VAN

[ バン ]
LOGISTICS VALUE ADDED NETWORK。付加価値通信網のこと。オンライン・ネットワークで、データ交換を行い意思伝達を円滑にする。


BUNKER(バンカー)

[ バンカー ]
元々は「石炭庫」を意味していたが、転じて船舶燃料一般を指す。


VANNING(バンニング)

[ バンニング ]
コンテナ内に貨物を積み込む作業。


VAN POOL(バンプール)

[ バンプール ]
空コンテナ置き場。


PIER PASS

[ ピアーパス ]
LAX / LGB 両港の環境対策費用。DAYTIME (3:00~18:00)のターミナルよりの搬出の際に課徴される費目。 (DAYTIME の混雑緩和が目的)


PRD

[ ピーアールディー ]

PEARL RIVER DELTAの略で、珠江三角州を意味し、中国・広東省の珠江河口の三角地帯(デルタ)を指します。
このPRDには多数の港が点在しております。
山九のSANCS混載サービスでは、香港経由でPRDへ輸送するサービスを行っております。
詳細は、港早見表(珠江デルタ<PEARL RIVER DELTA>)をご参照ください。

港早見表(珠江デルタ<PEARL RIVER DELTA>)はこちら



PSS

[ ピーエスエス ]
PEAK SEASON SURCHARGE。貨物輸送の繁忙期に導入される割増料金のこと。


BOI

[ ビーオーアイ ]
BOARD OF INVESTMENT。通常「タイ国投資委員会」と訳され国内外の投資奨励を行なう機関で、認可を受けると以下のような恩典を受けることができる。税制上の特典として法人所得税、輸入関税等の減・免税がある。


PQ-NETWORK

[ ピーキューネットワーク ]
植物検査手続電算処理システム(=PLANT QUARANTINE NETWORK)。農林水産省植物防疫所が管理・運営する、海港・空港における輸入植物類の検査申請に関する手続を電子的に処理するシステムであり、1997年から運用開始。


PCTF

[ ピーシーティーエフ ]
PANAMA CANAL TRANSIT FEE。パナマ運河通行料。


BTD

[ ビーティーディー ]

BERTHED。岸壁への着岸日。船会社は、BTDを使用することが多い。



B TO C

[ ビートゥーシー ]

企業~消費者(個人)間物流(BUSINESS TO CONSUMER)



B TO B

[ ビートゥービー ]

企業と企業(Business To Business)の間の取引を指す。



B.P.(BEFORE PERMIT)

[ ビーピー ]

輸入許可前引取制度。
輸入者が、貨物の引取を急ぐ場合、輸入貨物の関税、内国消費税に相当する担保を税関に提供し、輸入許可前に貨物を引き取ることができる制度。この適用を受けるのは、特定の条件に合ったものに限られ、また、申告納税方式が適用される貨物に限られる。



BPR

[ ビーピーアール ]
BUSINESS PROCESS REENGINEERING。業務やサービスのプロセスを機能別のタスク・要素に分解し、各タスク・要素を全体のプロセスを見直す観点から、部門などの組織の壁を破り、抜本的な再設計・プロセスの再構築を行うことによって、業務やサービスの効率や効果の向上を目指すことをいう。


PIS

[ ピス ]
PROGRAMA DE INTEGRACAO SOCIAL。ブラジルでの社会統合計画納付金(連邦税)1.65%


VICS

[ ビックス ]
VEHICLE INFORMATION AND COMMUNICATION SYSTEM。道路交通情報通信システムのこと。道路上に設置したビーコン(情報通信施設)やFM(周波数変調)多重放送などにより、交通情報を自動車に搭載されているカーナビゲーション・システムに伝達する。提供される情報は、渋滞、事故、交通規制の状況、駐車場の空き情報など。


PIVOT WEIGHT

[ ピボットウェイト ]

定額限界重量。パレット・コンテナ単位での料金設定がある場合に、基本料金で運送できる最高限度重量。



平ボディ

[ ヒラボディ ]
トラックのボディタイプの一種で、屋根のない平らな荷台にアオリという開閉可能な囲いを備えたもの。


FAINS

[ ファインズ ]
輸入食品監視支援システム(=FOOD AUTOMATED IMPORT NOTIFICATION AND INSPECTION NETWORK SYSTEM)。厚生労働省が管理・運営する、食品等の輸入手続を電子的に処理するシステムであり、検疫所、輸入者及び登録検査機関等をオンラインで接続する。


FAF

[ ファフ ]

FUEL ADJUSTMENT FACTOR(燃料割増料)。
船舶用燃料高騰による付加料金を荷主負担とするサーチャージ(割増料)のこと。
船舶用の燃料は常に価格変動が生じる。
料金の適用期間は船会社により異なり、1ヶ月単位や3ヶ月単位などで変動する。
1999年の燃料費高騰に伴い、アジア同盟の一協定が有名無実化しているBAFに変わり、導入した料金。



VE

[ ブイイー ]
VALUE ENGINEERING。製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、 システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法。


フィーダー・サービス

[ フィーダー・サービス ]
基幹航路に就航する本船の寄港地と本船の寄港しない最寄りの港の間の支線輸送。フィーダー航路は、基幹航路に就航する本船の寄港地と本船の寄港しない最寄りの港の間の輸送を行う航路のこと。


VMI

[ ブイエムアイ ]

VENDOR MANAGED INVENTORY(非居住者在庫管理)。 海外(非居住)の部品・製品メーカー(ベンダー)がその名義で相手国(又は第三国)で在庫管理を行うことであり、 ユーザー側(居住者)としてはベンダーの在庫を必要以上に保有する必要も無くなるメリットがある。
VMIのご紹介



フォアマン

[ フォアマン ]
荷役監督のことで、船会社と荷役についての打ち合わせを行い、本船に乗船し、船会社や1等航海士の指示に基づき、荷役作業全般の指揮にあたる。


フォワーダー(FORWARDER)

[ フォワーダー ]
仲介人として輸送を手配し、関連する書類を作成する代理業者。輸送方法やエリアにより更に分類される。日本でのフォワーダー業としては、運送取次業、利用運送事業、航空代理店業、海運代理店業、海運仲立業、港湾運送業、倉庫業などが存在するが、一般的には国際輸送を取り扱う業者を指す。


複合輸送

[ フクゴウユソウ ]
二種類以上の異なる輸送手段を用いて運送すること。


BOOKING

[ ブッキング ]

予約。貨物を搭載する際に、事前に特定の便のスペースを確保すること。



船荷証券

[ フナニショウケン ]
B/L(BILL OF LADING)。貨物の船積(又は受取り)に対して荷送り人の請求により運送人、船長またはCARRIERの代理人が発行する海上運送契約に基づく貨物の受取証で、この所持人に貨物を引き渡すことを約した有価証券、流通証券である。


FUEL SURCHARGE

[ フューエルサーチャージ ]

燃料調整費。割増料金の一種で、航空燃料の高騰による経済的負荷を荷主に求めるために設定される。



FLAT RACK CONTAINER(フラットラックコンテナ)

[ フラットラックコンテナ ]
ドライコンテナの屋根・側壁を取り、床構造と4隅の柱で強度を保つ構造となっている。背高・重量・長尺貨物などに適している。


FREE HOUSE DELIVERY

[ フリーハウスデリバリー ]

到着地における輸入関税や各種手数料まで荷送人が負担する輸送方式で、FREE DOMICILEともいう。



B/B AGENT

[ ブレイクバルクエージェント ]

BREAK BULK AGENT。
混載貨物を到着地において荷主ごとに仕分業務を行う代理店のこと。



PLACE OF DELIVERY

[ プレイス オブ デリバリー ]
貨物の引渡し地。


PLACE OF RECEIPT

[ プレイス オブ レシート ]
貨物の受け取り地。


F/T

[ フレートトン ]

FREIGHT TON。貨物運賃を計算する際に基礎となる貨物の単位。運賃トンともいう。
重量建と容積建の内、大きい方をF/Tとして採用する。
港湾統計での貨物トン数は、原則としてこの方式を採る。



分手冊

[ ブンテサツ ]

加工貿易の分册とは、税関が審査発給した《加工貿易手册》を基礎として、企業の通関上の必要性から、企業により申請され並びに主管税関の許可を経て、その総册の一部の内容を改めて登記登録し、税関により照合発給された《加工貿易手册(分册)である。



VENTILATOR CONTAINER

[ ベンチレイション コンテナ ]
通風コンテナ。コンテナ内部の空気が換気されるような構造になっており、主に生鮮品を輸送する際に使用される。


貿易公司

[ ボウエキコウジ ]
中国では、誰もが対外貿易出来る訳ではない。中国政府から「輸出入経営権」を付与された企業に制限されている。「輸出入経営権」を持っていない企業は、持っている企業に委託し自社の代わりに貨物を輸入してもらい、輸入された貨物を買い取る形式をとる。輸出の場合も同様である。この「輸出入経営権」を保有し、輸出入行為を行う企業を「外貿(外貿公司)」という。


報関単

[ ホウカンタン ]
中国の輸出入申告書。 [ピンイン]Bao Guan Dan(ばぁお ぐわん だん)


POS

[ ポス ]

POINT OF SALES。販売時点情報管理と訳し、店舗で商品が販売された時点で、専用のレジスターを通じて商品の販売情報(商品名、価格、数量、日時、購入者の年齢層、性別、当日の天気など)を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料として活用されているシステムのこと。



保税工場

[ ホゼイコウジョウ ]
保税地域の一つ。外国から本邦へ到着した貨物について関税などを課さないまま長期間(2年)蔵置でき、さらにこれを加工、製造、改装、仕訳など(保税作業)を行うことが税関より許可された場所。 作業の都合によっては、更に期間を延長することも認められる。


保税蔵置場

[ ホゼイゾウチジョウ ]
保税地域の一つ。外国貨物(輸入未許可、輸出許可済み、わが国を通過する貨物)を置くことができる場所として、税関長が許可した場所をいう。ここには、外国貨物を積卸し、又は蔵置(原則2年、延長可能)することができる。


保税地域

[ ホゼイチイキ ]
外国貨物について関税等の徴収を確保するとともに、輸出入規制を適正かつ効率的に行うために設けられた場所。また、外国貨物が保税地域に置かれている間は、当該貨物に係る関税等の徴収が留保されるとともに、保税地域の種類(指定保税地域、保税蔵置場、保税工場、保税展示場、総合保税地域の5 種類)に応じ、外国貨物を長期間蔵置したり、外国貨物を原料とした加工・製造を行い、当該製品を積み戻すことなどが可能。


保税展示場

[ ホゼイテンジジョウ ]
保税地域の一つ。外国貨物(輸入未許可、輸出許可済み、わが国を通過する貨物)を展示する会場として、税関長が許可した場所を保税展示場という。この制度は、国際的な規模で行われる博覧会や公的機関が行う外国商品の展示会などの運営を円滑にするために、関税などを課さず、簡易な手続により展示、または使用する場所として設けられたもの。


VOLUME WEIGHT CHARGE

[ ボリュームウェイトチャージ ]

容積重量料金。
貨物の容積から算出される運送料金。
6,000立法センチメートル又は366立方インチを1キログラム、又は166立方インチを1ポンドとして貨物の容積を重量に換算する。換算した結果、容積重量が実重量と比較して、大きい場合に賃率適用重量として容積重量を適用する。
ただし、インド、スリランカ発では例外がある。



本船渡し

[ ホンセンワタシ ]
FOB(FREE ON BOAD)。貿易取引条件の一種。売り主が船積港で買い手の指定する本船に契約品を船積みすることにより、売り主としての義務を免れる(FREE)ことで、この旨の約款をFOB約款、FOB TERMSという。売り主は買い手の手配した船舶に契約に定められた期間内に約定品を積み込む義務を有し、積込みまでのいっさいの危険、費用を負担する。買い主は船積期間内に船積港に船舶を回航させる義務があり、積込み後(物品の引渡しを受けたのち)の危険、費用は買い手の負担となる。


BONDED AREA

[ ボンデッド エリア ]
保税貨物を蔵置することができる地域。


BONDED CARGO

[ ボンデッド カーゴ ]
保税貨物。輸入許可前、または輸出許可後の貨物のこと。


MAWB(MASTER AIR WAYBILL)

[ マスターエアウェイビル ]

マスターAWB。混載業者が混載貨物を取扱う場合、混載貨物を1件として航空会社に引渡すときに発行する運送状のこと。



マテハン

[ マテハン ]
マテリアル・ハンドリングの略。運搬管理。原材料・製品・部材などの運搬・管理を効果的に行うための技術や方法のこと。


マテハン機器

[ マテハンキキ ]
物流業務を効率化するために用いられる作業機械。台車、パレット、フォークリフトなど。


MANIFEST(マニフェスト)

[ マニフェスト ]
本船に積載される貨物の明細書のこと。積み地の船会社が船積み完了後、B/Lに基づいて作成し、本船仕向け地にも送付される。B/L No順に揚げ地毎にSHIPPING MARK・荷姿・品名・数量・荷受人などが記載されている。


MINIMUM CHARGE

[ ミニマムチャージ ]

最低料金。適用賃率に貨物の実重量(又は容積重量)を乗じた結果、運賃が一定額に満たない場合に適用される最低料金。



ミルクラン輸送

[ ミルクラン ]
運送業者が複数の部品メーカーを回り、部品の集荷を行う調達物流の形態。メーカーの部品調達物流効率化方策の一つである。牛乳メーカーが牧場を巡回しミルクを集荷する方法に似ているためこう呼ばれる。


メガキャリア

[ メガキャリア ]
世界的規模で事業を展開する巨大な経営規模の運送業者のことで、世界的規模でネットワークを持つ船会社や航空会社のことをメガキャリアという。


免税加工手冊

[ メンゼイカコウテサツ ]
中国では、加工貿易を行う企業に対し、加工後製品を再輸出することを前提に、部材輸入時課せられる関税・増値税を免除する制度がある。この適用を受けようとする企業は、税関に事前申請する必要があるが、承認を受けると、輸入数量、輸出数量を管理する為の台帳が税関から付与される。これを(免税加工)手冊という。


モーダルシフト

[ モーダルシフト ]
輸送手段の変更。トラックによる輸送を鉄道・船舶などに切り替えることにより、環境負荷の低減を図ることが期待される。


モジュール輸送

[ モジュールユソウ ]

プラント輸送において「モジュール」とは、プラントをある一定のブロックに分割・ユニット化したもので、モジュールを現地まで一貫輸送・据付して、プラントとして完成させます。
モジュール化する事で、安全・品質・コスト・工期をモジュール単位で管理することができ、プラント輸送、プラント建設工事の効率化を図れます。



専ら物

[ モッパラブツ ]
①古紙②くず鉄(古銅等を含む)③あきびん類④古繊維の4種類の「産業廃棄物」を指す。本来、産業廃棄物の収集・運搬を業として行なう場合には地方自治体の許可が必要だが、専ら再生利用の目的となる産業廃棄物のみの収集または運搬を業として行なう者その他環境省令で定める者については、廃掃法の特例(法第14条)措置として、業の許可を必要としないこととなっている。


YAS

[ ヤス ]

YEN APPRECIATION SURCHARGE(円高損失補填料金)。
急激な円高による損失を補填するためのサーチャージ(割増料)のこと。
指定された期間の平均為替相場が1ドル(US$)=120円を超えた円高になった場合に課金される。
アジア関係同盟・協定がCAFに替えて導入した料金。



UN NUMBER

[ ユーエヌナンバー ]

UNITED NATIONS NUMBER(国連番号)。国連勧告の危険物リストに示されている4桁の番号をいう。危険物を輸送する際は、危険物申告書などへの記載が要求される。



UN PACKING

[ ユーエヌパッキング ]

国連規格容器。微量危険物扱いや少量危険物扱い以外の危険物を梱包する場合は、国連規格容器を使用して梱包しなければならない。



ユニック

[ ユニック ]
荷扱いのための小型クレーンを持つ車輌。


ユニットロード

[ ユニットロード ]
複数の貨物を、機械や器具によって荷役・輸送するのに適した標準的な単位にまとめたもののこと。コンテナ輸送、パレット輸送が代表。貨物をユニットロードにすることで、荷役を機械で行ったり、発地から着地まで保管や輸送を一貫して行うことなどができ、荷役能率や輸送機関の運用効率の向上が図られる他、物品の破損、紛失の防止、包装費の節約も可能になる。


宵積み

[ ヨイヅミ ]
朝一番出発の荷物を前日の夜にあらかじめ積み込んでおくこと。積置きとも言う。


横持ち

[ ヨコモチ ]
倉庫間・営業所間で輸送すること。


来料加工

[ ライリョウカコウ ]

海外の発注者が原材料や部品(場合によっては設備や技術など)を中国側の加工貿易企業(中国企業あるいは外資企業)へ無償で提供する契約を結ぶ委託加工生産方式。
中国側の加工貿易企業は、海外の発注者の指示に基いて製品などに加工して加工賃を受け取る。
特徴は、中国側の加工貿易企業は、調達資金が少なくてすむが、収入は加工賃のみなので、あまり発展性がない。また生産品を国内販売できず、海外への売り先は、発注者ないし、発注者が指定する相手のみという制約がある。
[ピンイン]Lai Liao Jia Gong (らいりゃお じゃぁこん)



ROUND OFF

[ ラウンドオフ ]

重量・寸法、各国通貨等をTACT(THE AIR CARGO TARIFF) RULEに従って端数処理すること。



LASHING(ラッシング)

[ ラッシング ]
荷崩れ防止の為に、貨物をワイヤー・ロープ・チェーン等で固縛すること。


ラッシングベルト

[ ラッシングベルト ]
荷物の固定・締め付け用器具。


リードタイム

[ リードタイム ]
発注から注文品到着までの期間。通常は日数で示す。


リーファーコンテナ

[ リーファーコンテナ ]
冷蔵輸送・冷凍輸送などの為のコンテナ。


RE IMPORT

[ リインポート ]

再輸入。輸出された貨物が再度輸入されること。



RE EXPORT

[ リエクスポート ]

再輸出。外国より輸入された貨物を再び輸出すること。



RE SHIPMENT

[ リシップメント ]

積み戻し。外国貨物を日本から外国に積み戻すこと。すなわち外国貨物を輸入手続きすることなく、保税地域から再び外国へ積戻すこと。RESHIPと略すこともある。



利用運送

[ リヨウウンソウ ]
自己としては輸送機関を持たず、荷主から荷物の輸送を受託し、それを他の企業が所有する輸送機関を利用して輸送を行うこと。


RELEASE ORDER

[ リリースオーダー ]

銀行による引渡指示書



LOOSE CARGO(ルーズカーゴ)

[ ルーズカーゴ ]

コンテナに積められていない貨物やパレット化されていない貨物。



ルート配送

[ ルートハイソウ ]
あらかじめルートを決めておき、その通りに配送すること。


LAYCAN

[ レイキャン ]

LAYTIME CANCELLING。船積時期を指し、貨物船をチャーターする際の契約事項で、荷役開始可能日とキャンセル可能な最終日をいう。



RATE

[ レート ]

賃率。貨物運賃を算出するための基礎単位。1キログラム当りの運賃。



LOW SULPHUR SURCHARGE

[ ロウサルファーサーチャージ ]
MARPOL条約(船舶による汚染の防止のための国際条約)に基づき、欧州地域を航行する船舶は低硫黄成分含有の燃料使用が義務付けられたことに起因し、一部を荷主に課金する料金のこと。


LOADING

[ ローディング ]

貨物を航空機へ搭載すること。



RORO船

[ ローローセン ]
ROLL ON/ROLL OFFの略。荷役にクレーンを使わずに、貨物をトラックやトレーラーシャーシごと積込む方式の貨物船。


LOGISTICS

[ ロジスティクス ]

生産段階における原材料の調達から製品の販売まですべての物の流れを企業戦略のなかで一貫して管理すること。元々は、軍事用語で軍隊の装備品、糧食などの軍事品の調達、供給に関する軍事科学である兵站(へいたん)を意味している。この技術を物流に適用したものが、ロジスティクスである。




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