8月に中国出身の芸術家蔡國強の展示会をみにいきました。日本では8年ぶりとなる大規模な個展です。
「蔡國強 宇宙遊―<原初火球>から始まる」では、蔡國強が30年前に発表した展覧会「原初火球」を再現したインスタレーションや、ガラスと鏡を使った新作絵画、LEDを用いた大規模なキネティック・ライト・インスタレーション「未知との遭遇」など、約50点の作品です。
花火ではなく爆発に興味があるとのことです。
破壊と解放、そして創造。それを宇宙のスケール、星の生誕をイメージしながら作りあげていく。生成と消滅、そして痕跡。これに合わせるためか、今回は展示会場を一つのスペースとして使い、パーテションはありません。中央部に置かれた「未知との遭遇」はメキシコで火薬を用いて作られたインスタレーションをLEDで再現したものです。
シン
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