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品目コード/HS CODEについて

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■品目コードとは

「商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized Commodity Description Coding System)に関する国際条約(HS条約)」に基づいて定められた番号のこと。
商品を輸出入する際には、各商品はいずれかの品目コードに分類される。その品目コードから、関税率、原産地規則を調べることができる。

品目コード(日本では、9桁の統計番号)は品目の種類毎に分かれる。
構成は「類=上2桁」と「項=上4桁」、「号=上6桁」に「統計細分=下3桁」を加えた番号からなり、類→項→号→統計細分と桁数が多くなるに従って、より細かな細分で種類分けされる。
6桁までは世界共通だが、7桁目からは国別に定められた細分方法が使われる。
日本は9桁までだが、アメリカでは10桁まで定められている。
      

HSコード


■品目を調べるには

◆日本から輸出する場合

【輸出統計品目表】日本関税協会出版もしくは税関ホームページ:輸出統計品目表を用いて調べる
     
税関ホームページ:輸出統計品目表

◆日本へ輸入する場合

【実行関税率表】日本関税協会出版もしくは税関ホームページ:輸入統計品目表を用いて調べます。

税関ホームページ:輸入統計品目表(実行関税率表)

※品目コードはH.S.の分類規則に従って決定するため、商品によっては簡単に決定できないものもある。その場合は、税関の相談窓口へ問い合わせすることをお勧めいたします。

※HS条約は、時代の流れとともに、過去1992年、1996年、2002年、2007年、2012年に改正されました。現在主な輸出入実務では、2012年に改正されたHS2012が利用されている。
EPAでは2012年の改正がされる以前に交渉を開始した国、地域がある。これらの国・地域に関しては、HS2012に改正される前のHS2002、HS2007を利用しているので、品目コードを確認する際は2011年以前の実行関税率表を確認してください。

■EPAを利用する際に注意すること

品目コードの号=6桁までは世界共通であり、日本側で調べた品目コードと取引相手国が調べた品目コードの6桁が一致することが必要。
ところが商品によっては品目分類の解釈が複雑で、お互いの国の品目分類が異なり品目コードが一致してない場合がある。
すると商品が一致せず、EPAの利用ができなくなることがあるため、事前に相手国の輸出入者を通じて、品目コードが一致しているかどうか必ず確認することをお勧めします。


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