ネーハンッ!(蘇州語でニーハオ) 上海経貿山九儲運有限公司・営業統括部の豊田朝子です。
現在、蘇州支店に常駐し蘇州、無錫、太倉、昆山など江蘇地区(上海から西北のエリア)の新規開拓営業と、既存お客様への営業活動を担当しております。 私のこれまでの経歴ですが、26歳の時に中国留学を決意し約2年間中国/上海で中国語を学んだ後、山九現地法人である上海経貿山九へ現地採用として入社。
上海山九で4年半航空貨物業務と営業業務を担当した後、日本へ帰国。
帰国後、山九関連会社のJPサンキュウグローバルロジスティクス(株)で約3年間勤務、その後山九株式会社へ入社。 そして中国事業推進部、国際物流推進部での勤務を経て、2015年より古巣である上海経貿山九へ赴任して参りました。
現在山九グループの中でも、海外勤務の女性は増えていると思います。 今回は女性目線で見た中国勤務について、ご紹介させて頂きたいと思います。
■仕事環境 中国では仕事上に男女差はなく、また女性は結婚後も仕事を続けるのが一般的です。
子供が生まれた場合、子供は旦那さんまたは奥さんの両親どちらかが食事の世話や、幼稚園への送り迎えなどの面倒を見てくれます。(なので、こちらのおじいちゃん、おばあちゃんは非常にパワフルです!) 家事も男女関係なく、出来るほうが食事を作ったり、掃除をしたりします。 その為、女性は産休も大体半年程度で復職し、従来どおりに働いています。 また、管理職に占める女性の割合も高く、協力会社とミーティングする為責任者に集合を掛けたら全員女性、ということも度々あります。 ちなみに、つい最近設備の海上輸送についての打ち合わせを行った時も、女性5人での打ち合わせでした。
このような環境ですので、女性にとって仕事しやすい環境だと思います。 ■生活事情
私が暮らす蘇州という街は、上海から新幹線で30分・車で約2時間の場所で、人口260万人の都市でありながら、隋の時代に二代目皇帝の煬帝が築いた大運河が今も残るレトロな水郷の街でもあります。
都会的な部分と昔懐かしい風情が残る共存している街ですが、最近では日系ショッピングモールや日系商業施設なども出来て、日本の食材や生活用品も、少々高いけれどすぐに手に入るという住み易い環境です。
■気分転換 私は中国での生活に慣れた状態で赴任して参りましたが、それでもやはり業務上困難なことに向き合ったり、生活習慣の違いなどからストレスも溜まることもあります。
そんな時の気分転換方法として、最近素敵な場所を見つけました。
なんと、中国にも猫カフェがあるのです!
日本で大流行した猫カフェが、中国に伝わり現在蘇州市内に5店舗程度あるようです。
私もその内の1つを良く利用しています。 実家に預けてきた愛猫を思いながら、猫カフェの猫達に癒されています。
また、レトロな街に散歩に出掛け、水路のほとりで太極拳をしている地元の方などを眺めたりしていると、日常から開放されるような気がします。
ちなみにレトロな街に合わせてか、全世界に展開する有名コーヒーショップもレトロな外装&内装なので、ファンの方は一見の価値有と思います。
蘇州は、上海からも新幹線(片道CNY39.5=JPY670程度(2017年3月現在))を利用すれば1時間以内で来ることが出来る、便利な場所です。 また、日系大手企業の工場や成長著しい中国系企業の工場も多数ある工業地域でもあります。
皆さんも出張の際、ご旅行の際に是非一度蘇州にお立ち寄り下さい! お待ちしております。 (蘇州のスタッフと。左から3番目:筆者・豊田)
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