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インドで運命の出会い、そして・・・

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ナマスカール! (← おなじみの “ ナマステ ” の丁寧、尊敬バージョン)

山九インドで工事を担当しております、ゲビー広人と申します。
先々月、日本の某・最大手カレー専門チェーン店の出店発表が話題となったインドから、ブログを発信させて頂きます。

まず初めに、私の簡単な自己紹介です。(2016年8月中頃現在の情報です)

  • 日本とアメリカのハーフ 
    日本で生まれ育ち、外見とは打って変わって中身は日本人です(と本人は思っております)。

  • 2009年4月山九へ入社し、現在8年目の32歳。
    入社5年目の2013年4月に赴任し、インド滞在は3年半弱。


さて、今回のブログですが、タイトル通り私にとっての運命的な出来事(独身で海外で勤務している人、勤務される可能性がある人であれば、起こり得る?)に関して、ちょこっと紹介させて頂きます。


■出張中に・・・

遡ればインドに赴任する前の2年間は、山九本社の海外プロジェクト部(東南アジアを中心に、各種設備工事を担当する部署)に在籍し、頻繁にインドへ出張しておりました。

そんな折、山九インドの当時の社長秘書と現地で知り合い、仲良くなってしまいました。
(想像頂けると思いますが、友達同士の “ 仲良し ” とは異なります)

当時出張していた頃は、工事案件が増えつつある中工事関係の出向者がいなかったことと、生活面を含めインドでの仕事に抵抗がなかったこと(むしろ、彼女がいるため、滞在したい)。
これらの事情から、会社と個人の利害が一致し、めでたく(?)2013年4月よりインドへ出向させて頂けることになりました。


出向して・・・

出向後、同居をしていると、しばらくして必然的に (?) 、神様からビッグプレゼントを授かりました。
(Yes , it’s baby ! )

そして彼女はその後、産休(産前・産後合わせて結果的に半年間)のため日本へ一時帰国し、インドを離れることになりました。
そんな彼女は社長秘書というだけでなく、日本人でありながら約10年インドに住み現地事情を熟知しており、現地語であるヒンディー語を駆使して現地スタッフ達とディープなコミュニケーションを図れる存在でありました。
私は自身の責任を痛感すると共に、快く祝福してくれた山九インドの皆様に、以来深く感謝させて頂いております。

インド 山九
当時の社長の粋な計らいで、インド流な?結婚式を挙げさせて頂き、自社スタッフやお客様方から祝福を頂きました(インド人よりも少し肌の色が白いと思われる男女が、妻と小職です)


■赤ん坊との生活・・・

生後4か月でインドにやってきた息子。
それまでの生活とは一変し、妻は仕事や家事もこなしながら育児をする生活が始まりました。

日本での共働き世帯であれば、勤務時間中は子供は保育園に預けたり、夫婦の親に面倒をみてもらうのが常かと思われます。
しかしインドはこれまた日本とは環境が異なりました。

会社の大きな計らいのお蔭もあって、妻はフルタイムではない短時間勤務(5~6時間勤務 / 日 )となり、子供は会社事務所の給湯室でお抱え運転手や事務所スタッフに面倒を見てもらえるなどのありがたい環境でした。
お蔭様で妻は、仕事に大きな支障がなく(ミルクをあげたり寝かしつけたりするなど、仕事を離れてしまう時間は少なからずはありましたが・・・)過ごすことができました。

インド 山九
真ん中に写る息子の両隣は、よく息子の面倒を見てくれた、山九インドの現地人スタッフ

■まとめ

現在妻は、第二子の出産を翌月に控え、息子と共に日本に帰国しております。

家族3人で2年弱、色々なハプニング (日本行き直前に高熱で息子が入院し、数日間インドの病院の集中治療室で過ごす etc.) があったものの無事に過ごせたことは、ひとえに会社に多大な配慮を頂いたお蔭です。
何度も申し上げますが、会社には本当に感謝しております。

息子が会社の事務所内を闊歩し騒いでも、日本人出向社員や現地スタッフみんなが嫌な顔をせず、笑顔で接したくれたこと。
また、レストランでは、夫婦の食事の時間を邪魔しないように、店員が率先して息子を預かり、関心を示すような場所 (キッチン etc. ) に連れていったりして、もてなしてくれたこと。
会社のみならず、” インドとインド人に良くしてもらった “ という気持ちでいっぱいです。
  
最近のインドには日本人学校があり、妻子と共に生活する日本人出向社員が数多くいます。
子供が生まれるまでは、”妻子とインドで暮らす日本人出向社員もいるのだな”という程度でしたが、自身が実際に家族と現地で暮らしてみて、育児(私はたまにおむつを替えたりお風呂に入れる程度で、これは日本でも変わらないことかもしれませんが・・・)の大変さを身をもって知ることができた他、文化や習慣が大きく異なるインドでも、大変でもそれはそれで育児ができることを目の当たりにし、貴重な経験をさせて頂きました。

インドで日本人女性 (それも、現地で働いている人) と知り合い、結婚し、子供を授かって現地で暮らすというケースはなかなか無いかもしれませんが、こんなこともあるのだなと感じて頂けましたら幸いです。

ここまで、読んで頂き、ありがとうございまいした。
同じような境遇の方がいましたら、後学のためにも、ご連絡頂けたらと思います。

インド 山九
家族でインド人の家を訪問した際に、インド流のお風呂に入る息子と、妻、私

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