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 江蘇山九物流有限公司の大塚です。 9年半上海山九の無錫支店におりましたが、今年の8月に南京へ転勤し、現在は営業や業務管理等を担当しております。 
今回は南京の街並みを紹介する為に、南京市内を走る路線バス(1番のバス)に沿って、南京の街をご案内します。 
それぞれの街に路線バスが走っていますが、その中でも1番を背負ったバスのルートにはそれなりの理由がある。 街を代表する何かがあるのでは?と思いついたのです。 
そういうことで、途中の停留所から1番バスに乗り込み、始発の停留所(南堡公園)に向かいました。
  
◆始発の停留所:南堡公園 にて 
          (1番バスの路線表)             (1番を背負ったバス)        (住宅街を走る1番バス)
 
 
  
始発の停留所に向かう車窓からはごく普通の街並みが広がり、どんどん市内から外れていきました。 辺りには何も無い感が漂い「ただ単に郊外に向かっているだけでは?」との不安、1番バスに対して疑心を抱く私。 
完全に企画倒れだな。。と思って降りた始発の停留所(南堡公園)。 意気消沈していた目の前に、それは突然現れました。 
南京長江大橋との出会い。 それは圧倒的な迫力! 重厚感! 
     (南京長江大橋)                   (橋台には毛沢東像) 
南京長江大橋は中国独自で設計、建造された橋で1960年から8年をかけてつくられ、橋の上部が自動車道路、下部に鉄道の2段構造となった併用橋です。 この橋の完成により北京と上海が鉄道で繋がる等、当時の中国にとって重要な意義があったようです。 
親切にも15RMBで橋の上に上がる事ができます。 
    (南京長江大橋の上から) 
 この日はあいにくの天気でしたが、ここから南京市内を一望できるようです。 
それでは始発の停留所(南堡公園)から1番バスに沿って、主な見所をご案内します。
 
  ◆停留所: 玄武湖公園 にて 
   
  
9月頃に撮った写真ですが、玄武湖公園では湖畔を散歩したり、ボートを漕いだりする事ができます。 また湖に沿って明の時代に築かれた城壁が今なお残されており、城壁に上がる事もできます。
  
 ◆停留所: 鼓楼~新街口東 にて  
    
ここら辺が今の南京の中心街であり、中山路と漢中路の交差点には孫中山(孫文)像が建っています。 中国の花屋さんもずいぶん変わりましたね。
  
 ◆1番バスの終点: 太平南路・夫子廟 にて  
夫子廟は孔子を祭っている場所で、国内外からの多くの観光客で賑わっています。 
     
皆さんも南京へお越しの際には、1番のバスに乗ってみて下さい。 
  
以上、私の街の1番バス(南京編)でした。(著者:大塚) 
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