你好! 山九昭安國際物流股份有限公司の永安です。 2015年5月より台湾に駐在し始め、早半年が経過しようとしています。
まずは、弊社をご紹介!と思いましたが、それは次回させて頂くこととしまして、この地・台湾で巡り合い、筆者の活力となってきた台湾料理を、先にご紹介させて頂きたいと思います。
台湾と言えば、多くの方が旅行、出張等で行かれたことがあると思います。 ご存知の名物料理は、小龍包、パイナップルケーキ、からすみ、豚の角煮、牛肉麺、マンゴーアイス、夜市での魅惑的な品々等がありますが、今回は、定番から少しだけ外した路線でご紹介していきたいと思います。
その1 四神湯及び肉糟
四神湯とは、もともとは農家の家庭料理であると言われ、冷え性対策にも利くとされている薬膳スープの一種で、ハトムギと豚のホルモンが具として入っています。 四神とは、山薬、蓮の実、キノコの菌核、オニバスの種子と言った四種を主要材料にしており、これらが中薬において「四臣子」とよばれ、発音が台湾語の「四神」と同じということに由来しているようです。 これが、さっぱりとしていて非常に美味で、肉糟(肉まん)と一緒に食すると絶品です。
この店は、タクシーの”運ちゃん”(台湾語でも「運ちゃん」の発音は同じようです)にも多く利用されるようで、筆者が食していると、隣席に座っていた運ちゃんから「ニホンジンデスカ」との日本語。「はい」と返すと、「2020ネン、トウキョウオリンピック、ガンバッテ!」と笑顔で語りかけられ、「ありがとう!」とこちらも笑顔で返しました。なんて気さくな”運ちゃん”なのでしょうか。 『タクシーの運ちゃんが頻繁に来るお店は美味しい』というのは、台湾でも共通であると実感しました。 また、金額的にも四神湯と肉糟合わせて100元(≒400円)と、コストパフォーマンスも良いです。 一期一会とは言いますが、美味しい料理と人の温かさに触れた思い出深いお店なのです。
その2 麻醤乾麺、韮菜鍋貼
こちらはチェーン展開しているお店ですが、初めて足を運んだのは21時閉店間近の20時50分。 嫌がられるだろうかと思いつつも「今からでも中で食べられますか?」と聞いてみると、「当然可以(もちろん良いですよ)!」。 と、早速、麻醤乾麺(ゴマだれ和え麺)と韮菜鍋貼(韮入り焼餃子)を注文して待つこと10分。程よい香りの麺と餃子のコンビが絶妙でした。これに少しラー油を足すと、これまた絶品です。 また、合わせて65元(≒260円)と非常にお得で、時に足を運んでいます。
その3 海鮮市場
海に囲まれた台湾。 お客さんの案内で桃園空港近くの二階建て海鮮市場に行きました。
一階には、100店ほどのお店が立ち並び、魚、エビ、イカ、牡蠣、日本人なじみの刺身等の新鮮な海の幸が購入出来ます。魚なんかはその場で見事な腕前で捌いてくれます。 中には日本ではそうそうお目にかかれないマンボウなんかもありました。日本人の口には、果たしてどうでしょうか。。。
そして、いざ二階に向かうと、そこには複数の料理屋が立ち並び、先程購入した海の幸をお店で料理してくれます。 その場で食べられ、お店では調理台と場所代だけの来料加工方式です。 筆者が以前駐在していた中国・広東省でも同じような形態はありましたが、台湾で食べるのはまた一風変わった趣があり、思わずビールも進みます。
その4 麻辣鍋
台湾には、火鍋(肉・魚介類・野菜などをスープで煮る鍋料理)が多数あります。 その中でも、筆者が定例的に足を運んでいるのが四川風鍋屋です。 野菜、肉とバランスの良い具材で一人食べ切りサイズで、大辛、中辛、小辛、微辛と辛さ調整も出来ますが、小辛でもかなり辛い。。。 麻辣牛肉鍋とご飯がセットで、230元(≒920円)と少々値は張りますが、冬が近づき少しだけ肌寒い日もあるこの頃。体が温まる瞬間です。 一方、夏には辛いものを食べて、汗を流してすっきりです。
まだまだ奥深さを感じる台湾。仕事の合間には息抜きも。 次回は、会社紹介と共に、台湾の他の良いところについてご紹介させて頂きたいと思います。(筆者:永安)
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