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天津駐在日記

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中国事業部中国事業企画推進部天津駐在の小川です。
現在、北京山九物流天津分公司 西青物流センターに常駐し、主に自動車部品物流の企画営業を担当しております。

■私の経歴

2006年4月入社後、2010年5月まで横浜支店にて輸出入通関業務並びに、港湾倉庫管理業務に従事し、2010年6月から現部署に異動、天津駐在となりちょうど4年になります。

中国・天津の地域の特色や、北京山九天津分公司の概要等は過去4回にわたり諸先輩方が当ブログでご紹介されておりますので、今回は駐在員の一日ということで、日記形式で私のとある一日をご紹介させていただきたいと思います。

■私の一日

7:50  出勤
 
朝は私の住んでいるアパートの前に、巡回の出勤車が迎えに来てくれます。
私の住んでいる天津市内から、出勤先である天津西青物流センターまで約25分の距離です。




8:30  体操、朝礼ミーティング

西青物流センターに出勤し、作業員に混じって中国式ラジオ体操『第八套广播体操』を行います。この体操は中国各地の山九の現場では必ず行われており、国内共通の体操ですが、地域によって微妙に動作が異なるなど、違いがあります。いずれにしても、元気に体操を行い、体を動かすことが、一日の仕事を始める上で重要です。
体操が終わった後は、朝礼ミーティングが行われ、倉庫現場の管理者より伝達事項や当日作業の注意事項等が通知されます。


西青物流センターは、北京山九物流天津分公司の中国国内関連作業の基幹倉庫となっており、国内輸送の発着拠点ともなっています。
現在、当西青物流センターには中国事業企画推進部天津駐在として、私を含め2名常駐し、企画営業業務を行っております。


10:00 国営企業である貨物輸送事業を行っている会社を訪問し、打合せ

中国事業企画推進部では、国内ネットワーク事業の一環として、天津、上海、広州の駐在並びに各現地法人と連携し、中国国内の鉄道輸送サービス拡大の推進に向け活動しています。
この日は現在検討している新しい国内鉄道輸送サービスについての打合せを行う為、同社を訪問しました。場所は天津西駅にあります。
運行のタイムスケジュールや、貨物持込時間帯の制限、路線の単価等の詳細について、先方の営業マネージャーにヒアリング。今後も引き続きコンタクトを取り検討を進めていくことを約束しました。


                                                 (写真右が筆者)


12:30  昼食

打合せ後、西青物流センターに戻る前に、ちょうどお昼の時間だったので途中の中華食堂『沙县小吃』に入って昼食。この店は福建省が発祥のチェーン店のようで、中国の至る所にあります。
写真の料理(味付き卵飯)は、コーラとセットで12元(約200円)です。注文したら、10秒くらいで出てくるので、時間のない時は重宝?します。結構いけますよ!




13:00  業務改善ミーティング

西青物流センターにて、あるお客様の業務改善ミーティングに参加。
北京山九天津分公司の倉庫、輸送課の管理者、担当者が一同に会し、皆真剣に業務改善について議論を行います。中国事業企画推進部としても改善ミーティングに参加し、支店の業務品質・サービスレベル向上のために改善策の立案支援、顧客説明資料作成等の支援を行います。




15:30  資料作成

翌週行われる、自動車部品物流会議並びに華北営業会議にて発表する営業資料の作成を行います。自動車部品物流会議は、3ヶ月に1回、自動車部品を取り扱う関連現地法人(天津、上海、広州、大連、江蘇など)の担当責任者が集まります。以前は、開催場所は持ち回りでしたが、今回(14年5月)初めてテレビ会議にて実施されることになりました。
議題が多く、資料作成も大変ですが、定期的に各駐在員、現地法人担当者が集まり、懸案事項討議、情報交換、方針決定を行う有意義な会議であり、真剣に臨みます。

20:00  打ちっ放し場にてゴルフ練習

退社後、自宅の近くのゴルフ練習場にて、練習。
週末行われるお客様のコンペ参加に向け、せめて一緒に回るお客様の邪魔にはならない程度にはと、悪あがき(?)。
中国は今ゴルフブームで、天津近郊だけでも10カ所近くのゴルフ場があります。
練習場も天津市内各所に設立されています。それだけ一般市民の生活レベルが向上してきたということでしょうか。
ちなみに写真の打ちっ放し練習場の価格は、80元(約1,300円)で何球でも打ち放題となっております。


■最後に

いかがだったでしょうか。海外駐在員の一日を感じていただけたでしょうか。
中国はいまや世界最大の自動車市場となり、先日も日本のT社が中国での販売台数200万台/年を目指して、生産能力増強を検討とのニュースがありました。
山九中国としての自動車部品の取り扱い量も年々増加し、今後も更に伸びを見せていくことが予想されています。
このような環境の中、中国事業企画推進部として、継続して中国の各現地法人と連携を取り、ネットワークを利用した高効率かつ合理的な物流提案をしていきたいと考えております。これからもがんばります!(筆者:小川)


                                                   (筆者:旅行先の中国の名所・九寨溝にて)

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