TOPページへ   サイトマップ  サイト内検索: 検索
中国物流事情
インド物流事情
ベトナム物流事情
ブラジル物流事情
東南アジア物流事情
メキシコ物流事情
韓国物流事情
海外現地スタッフ・ブログ
中国
アジア地域
欧米地域

中国・黒龍江省の小さい町 鶏西

前のページへ戻ります

青島山九・津脇です。
今回は、弊社新入社員の牛微に実家の事について記載して貰いました。

こんにちは。初めまして、私は青島山九の牛薇と申します。
お会いしたことがない方もいらっしゃいますので、最初に私のことを少しだけご紹介させて頂きます。

自己紹介

名前:牛薇
性別:女性
生年月日:秘密です♪
入社:2012年10.月
担当:業務

名字は「牛」ですが、男性ではありません。しかも、体型は、むしろ痩せ型です。
中国には、「馬さん」や「熊さん」など動物の名字のヒトも多くいます。
中国人の代表的な名字である「王さん」ですが、中国人の約10%と言われています。
つまり、中国の人口が約13億人ですから、「王さん」だけで、日本の人口以上の人がいることになるわけですね。
まさに、「王国」です。

マイ・ホームタウン 鶏西

では、今回のテーマであるマイ・ホームタウンについて、ご紹介申し上げます。
私の故郷は、中国の一番北にある黒龍江省の小さい町「鶏西」です。
「鶏西」と言いますが、名物は鶏ではありません。
一方、地図では黒龍江省の形は、鶏のようだと良く言われています。
よって、「鶏西」の「鶏」の由来は、省の形かもしれません。しかしながら、「鶏西」は、黒龍江省の西ではなく、むしろ「東」にあります。
結局、「鶏西」の由来は、私も良く分からないです(笑)。
おそらく、北京のように名前が決まったわけではないのでしょう。

今回は折角の機会ですので、「鶏西」の名物である「鶏西冷麺」もご紹介させて頂きます。
そもそも冷麺は、日本でも暑い季節に食べる方が多いと思います。
鶏西の冬は零下30℃以下になりますが、実は夏に30℃以上にもなります。
寒いイメージの黒龍江省ですが、暑い夏の夕方には、友達や家族皆集まって、「鶏西冷麺」を食べながら、「興凱湖ビール」(地ビール)を飲むことが習慣となっています。

その「鶏西冷麺」ですが、スープは、日本の冷麺のような酸味がなく、韓国の冷麺の甘辛さもありません。
あっさりしていて、毎日食べても飽きないのが特徴です。
麺は白色で非常に歯ごたえがあります。注文の都度、お店で麺を作るので、非常に美味いです。

また、冷麺のお供である「興凱湖ビール」は、青島ビールより甘味が少ない上、さっぱりとした喉越しで飲みやすく、後味が残らないので、夏にはピッタリです。
皆様も、チャンスがあれば是非本場の「鶏西冷麺」と「興凱湖ビール」をご賞味ください。

鶏西にもうひとつの名物は「日本語専門学校」の多さです。
鶏西には日本企業が一社もないにも関わらず、日本語学校は五つ以上あるので、非常に不思議です。
更に面白いのは、毎年新入生の七割位が、他の場所(広州、湖南、河南など)から来ています。
中国各地には鶏西よりも人口も多く、日系企業や日本語学校の数が多い大都市があるのですが、わざわざ田舎の鶏西に来るのか?やはり、疑問です。
ちなみに、私も故郷の鶏西で日本語を習いました。そのお陰で当社に入れました(笑)。
現在は、「学校で習う日本語」と「ビジネスで使う日本語」の違いに日々奮闘していますが、早いうちに「牛さんは、日本に行ったこともないの!?」と日本人の方々に驚かれるくらいの日本語コミュニケーション能力をつけられるよう頑張りたいと思っています。

以上です。
では、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


■鶏西の概要紹介

地位:黒龍江省の東南部 (地図はこちら)
面積:23,040平方
人口:190万
民族:漢族、満族、朝族等23個
補足:青島~東京と青島~鶏西は、ほぼ同じ距離です。

中国 黒龍江省
(今年の旧正月に撮影した牡丹江空港)

帰郷の際は、牡丹江空港を利用しています。ごらんのとおり一面雪景色です。
実際にも寒く、あまりの寒さに私は腰を痛めました・・・・・。


中国 黒龍江省
(黒龍江省の地ビール:興凱湖ビール)

中国で、ビールを注文するときは、「常温か?冷たいか?」を言わなくてはなりません。



中国 黒龍江省
(中国旧正月ならではの一品)

窓花といいます。
毎年春節の時に窓に貼り付けますが、母がうちのドアにも貼り付けていました。
こういう窓花は赤色が主流です。
来年の生活が幸せであるように、魚や笑顔の子供の模様が多いです。(著者:牛薇)

前のページへ戻ります
ページTOPへ戻る

COPYRIGHT © 2010 SANKYU INC. ALL RIGHTS RESERVED.