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ネイホウ!(イ尓好!)・香港第三弾!

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山九香港、JSC(Japanese Staff Committee)のリーダー加藤です。
2012年は、山九香港JSCに新しいメンバーが3名(佐藤、熊谷、高田)が加わりました、今回は早速、その3名から香港のさまざまな情報を発信したいと思います!


■ファイアドラゴン(火龍)祭り / 佐藤

香港の文化と言えばおそらく中国とまったく同じだろうとお考えの方も多いと思います。
ですので、今回は少し香港特有のイベントをご紹介させていただきたいと思います。

端午節のドラゴンボート、長州の饅頭祭り、中秋節のファイアドラゴン(火龍)祭り等は2011年6月に香港の無形文化遺産に登録されました。
もう香港にきて十何年にもなるのに上記のイベントに行った事がなかった私は、2012年ついに中秋節の火龍祭りに行く機会がありました。

「大坑」と言う地区にて行われるファイアドラゴン祭りですので、イベントの名前は「大坑火龍」。
このイベントは1880年から始まり、すでに100年以上の歴史があります。
当時 大坑地区は人も少ない客家の農村でした。
人々は田を耕し、穏やかな日々を送っていたのですが、ある日激しい暴風が村を襲い、一匹の大蛇が現れて村に悪事を働きました。
その大蛇は警察署にて処理されたのですが、翌日大蛇の死体は翼も無いのに空に舞い上がり、その数日後村を疫病が襲いました。
何人も死人が出る中、村の長が夢の中で菩薩様のお告げを聞いたのでした。
中秋節の時期に、炎をまとったドラゴンを担いで村を一周し、爆竹をならすならこの疫病は絶えるであろうと。
爆竹の中には硫黄を含め、お香をたき、全長220インチ(約5.5メートル)のドラゴンの舞が村中をまわり、村は煙にて 燻蒸され、疫病が絶えました。
喜んだ村人はそれ以来、毎年中秋節にこの行事をする様になったと言われています。

このファイアドラゴンは頭部と尻尾を除いて32のパーツにわかれています。全てのパーツにお香をさしていくまで、かなりの時間がかかりました。
小さい村ですが、村中を車両通行禁止区域にして、イベントは夜8時から深夜まで続いていました。
村全体に提灯などが飾られ、太鼓と爆竹の音と共にドラゴンが舞去った後には、爆竹の硫黄の臭いが絶えません。
こうして、私自身も燻蒸された様でした。

歴史ある文化行事に参加する事は、その土地をもっと興味深く知る良い機会です。
次回は念願の長州饅頭祭りに参加したいと思います!(著者:佐藤)


中国 香港
(「大坑火龍」祭り)


中国 香港
(ファイアドラゴン【火龍】)

 

■香港での大晦日カウントダウン / 熊谷

香港に来てはじめての大晦日/元旦を友達と共に過ごしました。
日本と違い、香港の正月は主に旧暦を祝うと聞いていましたが、やはり1月1日の元旦もカウントダウンがあると言う事で友人に誘われ、12月31日の夜の街へ出かけたのでした。

場所はチムサーチョイのネイザンロード(漢字で「彌敦道」)。
『24時間眠らない街』と称される香港の目抜き通りがココです。
香港らしさがギッシリと詰まったネオン輝くストリートは、チムサーチョイから香港島が向かいに見えるビクトリア湾より始まり、旺角(モンコック)周辺までつながる全長3.6kmの大通りです。
特に、尖沙咀から佐敦(ジョーダン)近辺までの約1.6kmは、「黄金の1マイル」とも呼ばれ、深夜遅くまで活気があり人通りが絶えません。

この香港島が見えるビクトリア湾で深夜0時に花火が上がる為、チムサーチョイ側の花火が見える道路(ネイザンロードを含む)は夜7時にすでに車両通行止めになっていました。
あの活気が絶えない主要道路ネイザンロードを封鎖してしまうなんて、私にとってはレインボーブリッジを封鎖するのと同じぐらい不可能な事を、香港はイベントの為には当たり前の様にやってのけてしまうのです。

大晦日の夜11時、街はいよいよ0時に向けて人であふれかえっていました。
花火が見える方へ行きたいのに、ネイザンロードをまっすぐ海側へと歩けませんでした。
混雑を避ける為に途中で回り道する様に整備されていた為です。
曲がり角や狭い道では人がギュウギュウで何度も友人とはぐれそうになりました。
こんなところにベビーカーで赤ちゃんを連れて来ている人や、大晦日に路上に貨物を置いてトラックのピックアップを待つ人達(インド人の様だった)、酔っぱらってビールビンを割って「Happy New Year」と叫んでいる人達・・・、まさにいろんな人達がそれぞれの思いを持って年が変わる瞬間を迎えようとしていました。

「本当にいいのかな?」と、思いながら車両通行止めになったネイザンロードの車道を堂々と歩いて海側へ向かいました。ネイザンロードの車道を歩くなんて。。。ちょっと、特別な経験をしたと思います。

深夜0時になる5分前。
私と友人は残念な事に既に人で溢れかえった海側(花火観賞スポット)には到着できず、目の前に人ばかりでこれ以上身動きが取れない場所で私達はカウントダウンする事になりました。
少し残念でしたが、それでも人々は「3・2・1・新年快楽、Happy New Year」と楽しそうに叫んでいました。まったくもってベストスポットとは言えない場所でしたが、一応ビルとビルの間から花火を見る事ができ、たくさんの人達と共にカウントダウンができてで楽しかったです。
そして帰り道も同様に人ごみにもまれながら地下鉄の駅に向かったのでした。

そんなこんなで、香港での大晦日カウントダウンを紹介させていただきました。
旧正月はもっと盛大でいろいろなイベントがあると聞いています。
皆さんも機会がありましたら是非香港にお越しいただき、各イベントに参加して活気あふれる「眠らない街」を体感して下さいね。(著者:熊谷)


中国 香港
(チムサーチョイのネイザンロード【漢字で「彌敦道」】)


中国 香港
(花火観賞スポット、ペニンシュラホテル前)



■香港に来て / 高田

10月15日より山九東源に赴任しました高田です。どうぞ宜しくお願い致します。

香港に来てあっという間に三ヶ月が経過し、ようやく地名を覚え始めた今日この頃です。
日本に比べて温かいのですが、冬でもクーラーが効いているので(しかも18度設定)、結構肌寒く感じることが多いです。(余談ですが、香港人は『クーラー=空気清浄機』というイメージらしいです。)

中国語、と言っても香港は広東語がメインでして、北京語とはまた全く違う発音です。1, 2, 3, 4…の数え方も違います。
(例)   北京語   広東語
   1  イー      ヤッ
   2  アー      イー
   3  サン      サン
   4  スー      セイ と、全く違います。

私は普段は空港近くの事務所に勤務しているのですが、帰りが遅くなるとアパートまでのバスがなくなってしまうのでタクシーになってしまう事が多々あります。
タクシーの運賃は日本に比べてとても安く、初乗り2kmがHKD20.00です(=¥220)
これは本当にびっくり。近場でも思わず使いたくなってしまいます。

タクシードライバーさんにも中には英語の話せる人がいて、私としては本当に助かるんですが、中国語しか話せない人の時は本当に大変です。
私  『ティンカウ、ダイキンジャオディン!』(片言で行き先を告げてます)
運転手  『アー??』
私  『…ティンカウ、ダイキンジャオディン』
香港の人って『何て言ったの?』が『アー?』なんです。どんなに運転手が優しい人でも『アー?』なんです。
それでも言わないと車が発進しないので言うしかないんですが、悪気は無い筈と思っていても、なかなか精神的に辛いものを感じます。
それでも中にはちゃんと発音を教えてくれる人もいます。
そういう時は何回も発音させます。(ちなみに、ティンカウは地名です。汀九と書きます)

香港の日曜日は普段住み込みで働いている家政婦さん(アマさん=阿媽さん)も休みになります。
家政婦さんは東南アジアの方が多く、住み込みで働く人も多いそうです。
香港では共働きの家庭が多く、子供の面倒が見切れないと言うことで、東南アジアから来た家政婦さんが子供のお世話をしてたりします。

高級ブランドのビルの傍の公園でビニールシートを敷いて皆で楽しく食べたり飲んだり、トランプをしたりしているアマさんを見ると、ちょっとセンチな気持ちになったりもしますが、そういうのも香港の一部分なのかもしれません。

香港に来てまだ三ヶ月という身分で香港の紹介なんてまだまだ早いのですが、日常生活で体験したこと聞いたことを紹介してみました。日本からは4時間と少しで着く国、香港。ビールが安く飲める国、香港に是非お越し下さい。(著者:高田)


皆さん、ありがとうございました!
山九香港のJSC(Japanese Staff Committee)では、お仕事は言うまでもなく、アフター5や休日の活動にも力を注いでいます。
例えば、「カジノお勉強会@マカオ」、「マリンスポーツをやってみよう@西貢」、「競馬の講習会@香港ジョッキー倶楽部~美味しいお食事とともに~」、「真夏のサッカー対決“香港人vs日本人”」 などなど。。。一生懸命仕事をする傍ら、全身全霊で遊んでいます。


中国 香港
(よりすぐり?かき集め?の山九香港日本代表!!)


昨年2012年夏は山九香港39周年記念パーティも行われ、会場の大きな舞台の上でJSCメンバー10人全員で「創作ダンス」を披露致しました。
嫌になるほど練習を重ねた甲斐もあり大成功をおさめ、ますますJSCメンバーの結束力を強めることが出来ました!


中国 香港
(山九香港ユニフォームもばっちり決まって大成功の創作ダンス)

是非われわれ最強JSCメンバーに、会いに来てください!(著者:加藤)

 

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