中国事業部中国企画推進部天津駐在の徐と申します。天津駐在7年目であり、今年の9月から8年目に突入致します。 現在、中国事業の企画部門に所属し自動車部品物流の企画営業を担当しております。
■私の経歴
2001年4月入社~2004年8月神戸支店輸出入係、2004年9月から現業務に就いております。 名前からすれば中国の現地人かと思われがちですが、神戸に生まれ育った華僑の第3世です。 よく日本の方からも中国の方からも不思議がられる存在で、御客様への初めての訪問の際は必ず自らの経歴紹介となります。
■天津の紹介
大まかな天津の紹介は以前、天津天山の日高副総経理からされたようですので、今回は簡単に別の角度から天津を紹介させて頂きます。
天津には2000年から日系大手自動車メーカーが進出したことにより、数多くのサプライヤーも進出されております。 その結果、天津市内の日本人駐在者は当該メーカー関係者が数多く、天津は「自動車の街」と囁かれるほどになりました。 しかし、今年3月の東日本大震災以降、日本からの部品供給が大きく影響を受けたようです。 6月以降、回復が始まり8月現在では、ほぼ全ての工場が元の状態に戻ってきているようです。(これは天津だけに限らないようです) そんな天津には日系の料理屋・レストランなど日本料理を食べられる店がここ最近増えてきています。 また、昨年11月には日系大手ショッピングモールができ、最近では日系大型家電量販品店が天津の中心部に進出するなど、従来とは違った消費地として天津に進出する日本のサービス系企業も多くなってきているようです。
(天津市中心街~南京路)
■天津の食べ物
中国現地の方の間で天津の特産品といえば、“狗不理包子(肉まん)”と“十八街麻花児”と“耳朶眼児揚げパン”がよく挙げられます。 天津から出発する国内移動の飛行機の中では、手荷物に十八街麻花児を何束も持って荷物スペースに押し込む光景をよく目にします。 狗不理包子はちゃんとしたところで食べればすごく美味しいですが、そうでないところでは残念な結果になってしまいます。耳朶眼児揚げパンは朝食のお供として、お粥と一緒に食べるのが定番のようです。
(狗不理総店と狗不理)
■天津西青物流センターのご紹介
現在、私が常駐している職場は天津西青物流センターであり、北京山九物流有限公司 天津分公司の事務所の一区画で業務に当たっています。 現在西青物流センターに常駐している中国事業部天津駐在は現地スタッフ含めて3名です。
当該センターは、自動車部品メーカーの貨物を主に取り扱っており、その他化成品なども取り扱っています。 09年3月から稼働しております。約2年4ヶ月の時を経て、現在ではサービスレベルも非常に向上しております。 天津関連の物流案件がありましたらぜひ当該西青物流センターをご利用下さい。
(左から小川、筆者、現地スタッフの王)
■中国事業部として取り組む自動車部品物流
中国事業部として本格的に中国の自動車部品物流に取り組みだしたのは2004年。 大手自動車部品メーカーの中国国内物流作業をきっかけに、これまで約7年の歴史があります。
本社と関連する各現地法人責任者で3ヶ月に1回、自動車部品物流会議を継続して開催しており、先月は大連山九で開催されました。 現在は大連、天津以外に上海山九、江蘇山九、広州山九等の各責任者と連携を取り、弊社の強みである山九中国現地法人ネットワークを活用した水平展開を図っています。
今後も自動車部品物流だけでなく、多くの分野の企画営業に引き続き取り組んで参りたいと思いますので、中国に関する企画案件がございましたら、お気軽にお声を掛けてください。よろしくお願い致します。(著者:徐)
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