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大連山九国際物流有限公司の森田和敏です。 現在、中国東北地域の物流業務の統括と営業を担当しております。
これまでの経歴は横浜支店輸入業務グループから国際複合輸送部を経て天津駐在、帰国後、再び国際複合輸送部から中国大連に赴任し、今年で3年目を迎えております。
■大連の紹介
大連は日本との関係が深く、日本語も話せる人材が多いため、80年代後半の中国への第一投資ブームの際には、多くの日系企業が大連に進出してきました。
現在、大連の日系企業の占める割合は外資全体の約25%となり、大連に駐在している日本人の数も4,000人以上となっております。 北京や上海の大都市に比べて街がこぢんまりとしているため、一歩外に踏み出すと、街でよく日本人や日本食の店を見かけることができます。 また親日的な中国の方も多いので、中国が始めての赴任者に対しても優しい街であると思います。
気候は春と秋が短く、冬は海からの風が強いので体感温度は-10℃以上に感じることもあり、夜は外に出ることが大変な状況です。
大連地区の観光スポットとしては、市内にある旧大和ホテル(大連賓館)、ロシア街、市内から車で40分の旅順となります。年末に坂の上の雲がテレビ放映されておりますので、これから旅順観光がブームになるのでは?と個人的には思っております。 また、少し足を伸ばせば北朝鮮との国境の街である丹東へも大連から車では約3時間程度で行くことが可能です。
■大連山九の紹介
 (大連山九の外観)
大連山九国際物流有限公司は大連保税区に1993年に設立され、車輌30台、コンテナヤード(30,000M2)、倉庫(10,600M2)の自社ハードを保有しており、現在日本人5名、ナショナルスタッフが130名在籍しております。
また、大連港(大窯湾)に隣接する大連保税港区にも支店がございます。日系企業の大連進出最盛期には、設備輸入据付け案件が多かったのですが、現在では多品種小ロットの保税ストック作業、東北地区を起点とする全国国内輸送の作業が増えております。
当社は設立後、今年で17年目を向かえ物流のノウハウを擁しておりますので、是非ともお声をかけて頂ければ幸いです。 ある意味一通りの経験を味わっておりますので、多少のことでも動じずに対応することが可能であると考えております。
■大連通関事情
 (大連山九のプラットフォームとコンテナ置場)
個人的な印象ですが、大連は中央政府が発表する政策をいち早く、また厳格に行っていると感じます。 他の港では運用が固まっていない、若しくは簡素化している部分もございますが、とにかく堅実です。とは言いながら、大連は日系企業が多いため、大連の日本人商工会を通して税関や検疫局に相談した場合、日系企業側に立って対応してくれることもございます。
例としては鳥インフルエンザが流行した際には、日本からの貨物に対しても衛生検疫が行われておりましたが、貨物のリードタイム遅延を引き起こすため、陳情の後にすぐに改善して頂きました。 日系企業が多い土地柄だけに、政府機関も含めて話を聞いて頂ける環境だと考えております。
中央政府が掲げている東北振興策もあり、今後東北三省も変化を遂げてきますので、当社もより一層の飛躍ができるよう従業員が一致団結してお客様のお役に立っていきたいと考えております。
 (著者:森田)
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