|
山九東源国際(香港)有限公司の伊丹です。
約5年半の倉庫勤務を経て、現在は山九空運(香港)有限公司で主に航空輸送関連業務に携わっています。
山九香港では3拠点で働くスタッフ間で交流を保つためにコミッティを設けており、私は日本人コミッティの今期のリーダーを務めています。今回はメンバー3名より集まった記事をご紹介したいと思います。
 (著者:伊丹)
■~香港のご紹介~ / 河地
 (香港といえば夜景)
- 気候
秋冬は乾燥しており、春夏は高温湿潤の気候。夏場の湿度は90%を超えるのが通常。
- 人口
香港は膨大な人口を抱えるため、大部分は居住困難な山岳地域であるにもかかわらず、わずかな平地部分に超高層ビル群が林立する奇抜な景観を有する。全世界で最も人口密度が高い地方の一つ。
- 政治
一国二制度(香港行政区基本法)の採用で、2047年まで資本主義システムを取り続けることになっている。
- 経済
その成立背景から、規制が少なく低税率な自由経済を特徴とする。もともとイギリスの対中国貿易の拠点であったことから中継貿易が盛んであった。近年では中華人民共和国の改革解放を受け、隣接する深圳市を初めとした珠江デルタとの結びつきが非常に強い。香港のGDPの80%がサービス産業を占める。2010年国際金融センターランキングでは弟4位となっている。
- 観光
従来は日本からの観光客が多かったが、近年では中国大陸からの旅行客が圧倒的に目立つようになっている。香港市民の日本に対する興味は幅広く近年では日本,香港間のワーキングホリデー制度も始まっている。
 (著者:河地)
■~山九香港のご紹介~ / 十時
山九東源は、1973年7月に、シンガポール、ブラジルに次いで、山九が3番目に設立した海外現地法人です。設立当初は、社長、物流担当、機工担当、経理担当の日本人社員4名と現地スタッフ1名の小さな現地法人として、香港島に事務所を置きスタートしました。それから37年が経ち、諸先輩方の苦労と、現地スタッフの努力により順調に業務を拡大し、現在は日本人社員8名、香港人社員150名を数えるまでになっています。眠らない街香港で、目まぐるしく動く貨物に囲まれ、事務所・倉庫はいつも活気に溢れています。
本社事務所がある荃灣(Tsuen Wan)地区は、九龍半島北部の工業地区・ベッドタウンで、香港中心部や香港空港まで30分以内、また、香港・深センボーダー行き直通バスターミナルもあり、各地へのアクセスに優れた場所です。本社事務所には、本社機能をはじめ、海上フォワーディング部門、プロジェクト部門、営業部門などがあります。約40名の社員が働く事務所内は、広東語、北京語、日本語、英語が飛び交い、いつも活気に溢れています。
ご存知の方も多いかと思いますが、KCCでおなじみ、倉庫のある葵涌(Kwai Chung)地区は、世界有数規模の葵涌コンテナターミナルがあり、香港系、日系、中国系、欧米系など各国の物流会社が集まる香港の物流集積地です。倉庫は実質30階以上の高さの非常に高層にある倉庫です。土地が狭い香港では、オフィスビル、マンションだけでなく倉庫も高層です。葵涌倉庫は、主にお客様の中国工場向け部材調達物流基地として、朝8:30から夜12:00まで日々200~300台のトラックが出入りし、目まぐるしく貨物が動く非常にダイナミックな倉庫です。倉庫内では、事務員50名、現場作業員50名が日夜汗を流して働いています。
 (葵涌倉庫/倉庫には見えない外観)
■~コラム・香港住宅事情~ / 神田
 (高層ビルの立ち並ぶ香港)
「わぁ、高~い!」と思わず悲鳴を上げるのはビルの高さだけではなく、香港の家賃である。
東京都の約半分の面積に約750万人が住み、おまけに40%がカントリーパークで開発禁止なのでは、とにかく地震のないことを信じて上へ上へと伸びる以外にない。最近では中国の富裕層が投資移民を狙い、何億もする部屋を5部屋、10部屋と大人買い(?)をするので、住宅用購入は2部屋までというリミットがついたことがニュースになった。
そんな夢のような話はさておき、とにもかくにもここで暮らすことになった私のような庶民は、まずは住む所の確保である。 日本人の一人住まいだと言うと不動産屋さんはまず2LDK(60m2)で20,000HKD(約24万円/2010年9月現在)の物件を紹介してくれたが、高すぎるので即却下し、身の丈にあった物件を探しに街を歩いてみる。
こちらでは投資目的などの個人オーナーが多いので、同じ間取りの隣同士でも値段が全く違ってくる。家賃は一般的にピークと呼ばれる香港島の夜景が見える辺りが一番高く、次にミッドレベルというその山腹、そして段々と下がって来てビクトリア湾を渡り、中国に近くなるほど安くなっていく。ほとんどが高層住宅なので階層が高いほど眺めも良く、値段も高くなる。自然に足は段々と中国方面へと向かい、目は低層階を追い始める。
また、狭い家に多くの家族が住んでいるせいか3食外食という家庭も珍しくなく、キッチンをみるとその実情が明らかである。あるアパートで、皿1枚洗えないような直径20cmのシンクを見てびっくりした私に、大家は更にびっくりしたように「家で料理をするのか??」と聞いてきた。 高層住宅の悩みである水周りは要注意事項の一つである。香港のトイレは海水を使用している所が多いのででパイプの老朽化が早い事も頭にいれておかねば・・・。
やっと見つけた会社から徒歩3分の物件は、何処へでも1時間程度で行ける狭い香港でも価値があると思う。まして日本では考えられない通勤時間なので良しとしよう。ふっと気になり最後に不動産屋さんに、「火事になったら怖いですね」と尋ねたら「なぁ~に18階までは消防ホースの水が届くから大丈夫ですよっ!」と29階を借りた私に笑顔を向けて去って行った。
 (著者:神田)
中国物流事情はこちら
|