輸入通関に最低5日を要します(船社指定CFSでの通関の場合です)
ICDで輸入通関する際の所要日数についてはこちらをご参照ください。
(特に中古設備は、検査等の時間を要するため、2週間程度は考慮する必要があります。)
輸入通関時のロイヤリティー、評価UP手続き、審査が煩雑です。
中古設備など、中古の機械関連は、「市場適正価格調査」と「検査」が行われます。
(第三者検査機関の証明書があればその審査が緩和される場合があります。)
納税手続きはON LINE化されておらず、実際の支払いが行われるまで、輸入許可がおりません。
貨物(コンテナ)を引き取る際に、船会社へ保証金手続きとして、L/Gの差し入れが必要な場合があります。
最寄の港から納入先までの鉄道・トラック輸送距離が長く、インフラ事情も良くないため(事故も多発)、納入日に余裕を持った輸送スケジュールを立てる必要があります。
特にNhava Sehva~Delhiは大変混雑します。
トラック輸送では、インド特有の「越州手続き」に時間とコスト(CST)が掛かります。
輸入通関申告では、重要書類受け渡しが都度頻発する(税関から指摘・要求有り)ことが多く、その手続きや対応・管理に時間とコストが掛かります。
インドでは輸入偏重で、日系企業からの輸出はあまり多くありません。
インドでは本船到着後CYにて、輸入通関は行われません。
輸入コンテナは本船到着後、各船会社の指定するCFS、またはICDに横持ちされます。
コンテナがCFS、またはICDに移動されたことがシステムで確認後、輸入通関が開始されます。