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インドの輸入手続について

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◆輸出入業者コード(IEC)について

  • インドにおいて輸出入に携わる企業は、輸出入業者コード「IEC」を取得する必要があります。

  • コードがない場合、対象貨物の関税その他税金以外に、更なる罰金またはペナルティーが、インド税関より課せられます。
  • 輸出入者コード「IEC」は、輸出者・輸入者は勿論のこと、輸出入作業者など、輸出入に携わる全ての企業が対象となります。

  • 取得方法は、各管轄地域のDGFT (Director General Foreign Trade事務所、またはDGFTのウェブサイトから申請可能です。


◆インドでの輸入通関に必要な書類

  • B/L (Non-Nego・Surrendered・Waybillでも可。輸入者のIEC/Import,Export Codeの表記が必要。)

  • Invoice (中古設備は市場価格)

  • Packing List

  • 原産地証明 (中古設備は第3者証明書)

  • 商品説明書&Layout (設備等)

  • 保険証券 (保険価格表示があるもの)

  • 輸入申告フォーム (サイン要)

  • GATT申告フォーム (サイン要)

  • Contract / Agreement

  • Copy of Import/Export Code No.

  • "N" form undertaking letter  (Mumbaiの場合)

    上記書類以外も、インド税関より要求される場合がありますので、事前に山九株式会社または現地へご確認ください。
    例えば、化学品・原材料の輸入であれば、MSDSが必要です。

◆輸入通関フロー(船社CFSでの通関の場合)


      

◆インドの輸入作業の実情(留意点)

インドにおける輸入通関では、輸入審査・検査など煩雑で様々な留意点があります。
輸入作業の実情や特に注意する点は、以下の通りです。

  • 輸入通関に最低5日を要します(船社指定CFSでの通関の場合です)
    ICDで輸入通関する際の所要日数については
    こちらをご参照ください。
    (特に中古設備は、検査等の時間を要するため、2週間程度は考慮する必要があります。)

  • 輸入通関時のロイヤリティー、評価UP手続き、審査が煩雑です。

  • 中古設備など、中古の機械関連は、「市場適正価格調査」と「検査」が行われます。
    (第三者検査機関の証明書があればその審査が緩和される場合があります。)

  • 納税手続きはON LINE化されておらず、実際の支払いが行われるまで、輸入許可がおりません。

  • 貨物(コンテナ)を引き取る際に、船会社へ保証金手続きとして、L/Gの差し入れが必要な場合があります。

  • 最寄の港から納入先までの鉄道・トラック輸送距離が長く、インフラ事情も良くないため(事故も多発)、納入日に余裕を持った輸送スケジュールを立てる必要があります。
    特にNhava Sehva~Delhiは大変混雑します。

  • トラック輸送では、インド特有の「越州手続き」に時間とコスト(CST)が掛かります。

  • 輸入通関申告では、重要書類受け渡しが都度頻発する(税関から指摘・要求有り)ことが多く、その手続きや対応・管理に時間とコストが掛かります。

  • インドでは輸入偏重で、日系企業からの輸出はあまり多くありません。

  • インドでは本船到着後CYにて、輸入通関は行われません。

  • 輸入コンテナは本船到着後、各船会社の指定するCFS、またはICDに横持ちされます。

  • コンテナがCFS、またはICDに移動されたことがシステムで確認後、輸入通関が開始されます。


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