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山九(株)インド駐在員の清水です。 先日、インド現地法人設立が決定し、今年10月の開業を目指し現在奮闘中です。
社歴は、東京支店で輸入係(’93~97)マレーシア ポートクラン支店長(’97~’03)神戸支店で、輸出係(’03~’07)、国際複合輸送部(’07~’08)、2008年11月に辞令を受け、インド駐在員となり、現在に至っています。
今回は、第一回として、「私のインドの経歴」と、「インドこぼれ話」を紹介させていただきます。
(インド経歴) 2004年2月に初めてインドに上陸。ムンバイ、コルカタ、シッキム(ネパール、ブータン、中国の国境で、ヒマラヤ山脈も見える絶景)で、水力発電プラントの設備、部材輸送変圧器(国内調達)に従事。3年間に亘り「インドを知る」ための修行を行いました。
2008年1月からは、デリー近郊自動車関連工場へのプレス機据付を含む一貫輸送(計5件)を海外プロジェクト部と一緒に対応し、「インドの難しさ」を学びました。
2009年には、デリー近郊 自動車部品会社の工場立ち上げサポート、設備搬入等3つの案件に携わり、これまで培ったKnow Howを発揮し、お客様に「インドに山九あり」と評価をいただけるまでになりました。
2010年、製品輸送、資材・原材料の輸入作業を受注し、本社 国際複合輸送部を窓口として対応中。更には、大口客先からもオファーを受け、今後の山九ネットワーク(東南アジア、中国、中東、ブラジル、欧米)を更に活かすためにも、大消費地であるインドに「キャッチャー役」として、現地法人を設立するに至りました。
急成長するインドの変化に合わせやすいよう、当面の業務はアウトソーシングを基本としますが、FWDG、据付、構内作業、国内製品輸送、倉庫業など、「山九らしさ」を出せるよう、インド全国区で、サービスを提供できるよう、準備を進めております。
(インドこぼれ話) インドの国土面積は 日本の9倍、人口も9倍の11億人(2001年調べ)と、一口でインドを言い表せないのが、インドの難しさです。(今のインドになったのは1946年。ガンジーさんの功績)ヒンズー教、イスラム教の入り混じった文化、17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパによる植民地時代などなど、民族のみならず、文化が多種多様化しているのも頷ける、深く かつ 長い、歴史的背景が、インドにもあります。
このインドの地で、「山九を根付かせる」ためには、並大抵の努力ではできません。インドはよく「象」に例えられますが、まさしく、「象の歩みのごとく」、着実に一歩ずつ踏み出していかなければならないと思っています。しかしながら、インドは想像以上に変化の激しい国でもあります。税制をはじめ、最適物流化も日々進化させていかなければ、大きな失敗を産む。それがインドなのです。油断をすると一撃で倒されます。「できた」と喜ぶ暇はなく、次の一手、またその次 と、対策を講じていかねばならず、気の休まる時はありません。
インドでは「タフネス」が求められます。更に、物事に動じない「鈍感力」も必要だと言えます。「心の強さ」が必要です。当然、客先のニーズにいち早く反応できる「繊細さ・俊敏さ」も必要です。常にこれらを意識し、日々の業務に対応しておりますが、あるインド採用の日本人女性が私に言った一言。それは、
「何が起こるか分からないから インドは楽しいですよね(*^_^*)」
インドで戦う 最善の心構えを教えていただきました。
そう、何事も、「楽しい」から始まるのですよね。インドに来ると ついつい構えてしまいがちですが、「ゆとりを持つ」ことを大切にしようと思っています。
最後に、私をサポートしてくれている面々です。(グルガオン事務所にて)
 左から ビシャン、クマール、パンカジ アミット、サンギタ そして 私です。
ご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2010年3月27日(文:インド駐在員 清水 昇)

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