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ドライバーに対する点呼について

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■点呼とは

運行管理者はドライバーがその日初めて乗務しようとするときは対面により乗務前点呼を実施し、ドライバーからの日常点検の報告、本人の健康状態や酒気帯びの有無についての報告を受けるとともに確認を行い、それに対して安全を確保するために必要な指示を行わなければなりません。

1日の乗務を終了した時も同様に、対面により乗務後点呼を実施し、乗務した自動車道路・運行の状況の報告を受けるとともに、酒気帯びの有無についての確認を行わなければならないことを「貨物運送事業法」により義務付けられています。


(対面点呼実施風景)


◆業務点呼の記録事項

  1. 点呼執行者名

  2. 運転者名

  3. 乗務する自動車の登録番号、または識別出来る記号

  4. 点呼日時

  5. 点呼方法
    ①アルコール検知器使用の有無 ※1
    ②対面でない場合は具体的方法

  6. 酒気帯びの有無 ※2

  7. 運転者の疾病、疲労などの状況

  8. 日常点呼の状況

  9. 指示事項

  10. その他必要事項

「輸送安全規則」及び輸送安全規則の解釈及び運用から
※1  H23年5月1日施行 : アルコール検知器の使用の有無の記録を義務付け
※2  H22年4月28日施行 : 酒気帯びの有無の確認を義務付け


■酒気帯びの確認方法

  • ドライバーは運行前と運行後の点検時に、アルコールチェックを行うことが法令で義務付けられています。
  • 遠隔地への運行などで営業所に立ち寄れない場合は、ドライバーに携行用のアルコールチェッカーを持たせて、アルコールのチェックを行われなければなりません。
  • ㈱サンキュウ・トランスポート各社では、ドライバーがモバイル式アルコールチェッカーを常備し、測定結果をリアルタイムで 営業所のパソコンにデータ送信して、配車担当者が測定値を確認しています。

    ※㈱サンキュウ・トランスポートは、山九のグループ会社です。
    ㈱サンキュウ・トランスポートについてはこちら



    (据付型アルコールチェッカー)


(モバイル式アルコールチェッカー)

■IT点呼について

◆IT点呼とは

本来、対面点呼によって行われる点呼をパソコン上でインターネットを用い異なる営業所間で遠隔で点呼が出来、それをIT点呼といいます。
それにより、深夜や早朝の点呼を1ヶ所で実施可能となり、運行管理者の負担が軽減出来ます。


(IT点呼実施風景)

◆IT点呼の条件

  • 輸送の安全確保に関する取り組みが優良であると認められる営業所であること(Gマーク認証取得営業所)
  • 国土交通大臣が定めた機器を使用すること。
  • IT点呼の実施営業所がIT点呼を実施する時間が1営業日の内、連続する16時間以内であること。
    ※実施営業所と、当該営業所の車庫との間でIT点呼を行う場合は24時間可能


◆Gマークとは


全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が認定している制度 
詳しくはこちら(Gマーク制度について)


◆㈱サンキュウ・トランスポート・東京のIT点呼事例


お問合せはこちらから

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