■“G”マークとは
全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が認定・交付する「安全性優良事業所」のシンボルマークです。
■安全性優良事業所とは
全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が厳しい評価をし、認定した事業所です。Gマークは安全性優良事業所のみに与えられる安全・安心・信頼の証しです。
■“G”マーク制度の目的
利用者がより良い安全性の高い事業者を選び易くするとともに、事業者全体の安全性向上に対する意識を高める為の環境整備を図る為、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度です。
■“G”マークの由来
good「良い」、glory「繁栄」の頭文字「G」をとったものです。
■認定対象
対象となるのは会社単位ではなく、事業所単位です。
平成24年12月20日現在、安全性優良事業所は18,119事業所あり、これは全事業所数の21.6%に当たります。
■有効期限
新規認定 2年
初回更新 3年
2回目以降更新 4年
※更新時評価点数合計が80点以上であること

■評価
全国実施機関で審査を行い、安全性評価委員会で公平に評価されます。
委員会は、学識経験者、労働組合関係者、荷主団体、一般消費者、国土交通省職員及び全国実施機関担当役員で構成されています。
■安全性優良事業所認定
下記の認定要件を全て満たす事業所を「安全性優良事業所」として認定します。
◆認定要件
- 評価38項目(100点満点)の評価点数の合計点が80点以上であること
- 各評価項目において下記の基準点数を満たしていること
1)安全性に対する法令の遵守状況(25項目)・・・32点(40点満点)
2)事故や違反の状況(2項目)・・・・・・・・・・21点(40点満点)
3)安全性に対する取組の積極性(11項目)・・・・・12点(20点満点)
※3)安全性に対する取組の積極性の基準点数は、平成23年度より8点→12点に変更しました。
- 法に基づく認可申請、届出、報告事項が適正になされていること
- 社会保険等への加入が適正になされていること
◆評価項目例
- 過労防止に配慮した勤務時間、乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているか
- 定期点検基準を作成し、これに基づき、適正に点検・整備を行い、点検整備記録簿等が保存されているか
- 乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか
- 乗務員の記録(運転日報)の作成・保存は適正か
- 事業所内で安全対策会議(安全に関するQC活動を含む。)を定期的に実施している
- 点呼の実施及びその記録、保全は適正か
- 申請する年の11月30日からさかのぼって3年間に、事業所の事業用自動車が有責の第一当事者となる、自動車事故報告規則(国土交通省令)第2条各号に定める事故がないか
- 申請する年の11月30日時点で、事業所に貨物自動車運送事業法に基づく行政処分の点数が付加されていないか。また点数がある場合には、当該事業所に係る行政処分の累積点数は何点か
■サンキュウ・トランスポート6社のGマーク認証取得への取り組み
山九グループの輸送専門会社である、サンキュウ・トランスポート各社では、輸送の安全と品質向上への取り組みの一環として、Gマーク認証取得を推進しております。
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