■船積み前までの手続き
船積み前までの主な手続きは、下記フローとなります。

<各手続き詳細>
◆輸出入者登録(RADAR) 財務省連邦収税局への登録をRADARという。 輸出入業者を管轄する税関に所定の書類を提示し、認可されて輸出入取引が可能となる。
<RADARの種類>
- ORDINARIA・・・対象は一般企業。年間の輸出入額の制限が無い。
申請~認可までには、申請書類に問題がない場合は暦日で35日、問題がある場合には書類再提出日から更に暦日で35日かかる。
- SIMPLIFICADA・・・対象は小規模企業。輸出入金額に制限がある。
輸入金額は半年でUS$15万ドル(CIF)未満、輸出金額は半年でUS$30万ドル(FOB)未満で、審査機関は10日~2週間を要す。
2011年7月より、サンパウロ市管轄税関にRADAR申請をする場合、申請方法が変更となる。(現状はサンパウロ 市管轄税関のみで、他の市・州においては、今のところ従来通り)
- 税関のサイトにRADAR申請者のCNPJ(納税証明番号)でアクセスし、申請書類の電子ファイルを添付送信行なう。これにより、約30日後に、プリントアウトした申請書類一式を受け付ける日の指定が行なわれる。
- 上記指定日に、税関に申請書類のプリントアウトしたオリジナル書類を持ち込み、これより35日の間での審査となる。
◆NCM確定 NCMとは、ブラジル輸出入税率統計品目番号のこと。(Nomenclature Comim do MERCOSUL)
- NCMは8桁で構成され、上6桁は日本等の統計品目番号(HS-CODE)と共通、下2桁がブラジル固有のコードとなっている。
- このNCMにより、輸入時に発生する輸入税、工業製品税、流通サービス税、社会統合基金、社会保険融資寄付金の税率が決められている。
- NCMにより輸入ライセンスの必要可否が設定されている。
- 品物の用途、材質、機能、能力等を的確に表現したポルトガル語の品名がキーとなる。
- ポルトガル語の品名は、輸入者が作成し、事前にNCMをブラジル輸入者側で確認しておき、NCMから想定される各種規制の有無を確認しておく。
- 船積後、税関はポルトガル語の品名と製品を確認した上でNCMの整合性を判定し、違うと判定された場合は罰金に繋がる。
◆輸入規制の確認
- SISCOMEX SYSTEMというオンラインでの通関システムに、NCMで照会を行い、輸入規制の有無の確認を行なう。
- 出荷毎にその都度確認実施することが必要。
- 船積前(B/L Inssue Date)に輸入ライセンス取得が必要な場合がある。(船積後の場合は罰金となる。) ただし、食品・医薬品・化学品の一部は、船積後のライセンス申請取得となる。
- 輸入ライセンスは、NCMにより管轄する関係官庁が設定されている。
- 輸入ライセンス取得には、NCMにより原産地証明等が要求されることがある。
- 輸入ライセンス取得期間は関係官庁により差があるが、開発商工省貿易業務課で5日間、他官庁では15~30日程度必要となるケースもある。
規制があれば、必要な輸入ライセンスを準備して下さい。 規制がなければ、輸出企業へ船積み依頼を行ない、輸入通関作業の流れとなります。
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