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山九株式会社は、一般社団法人日本物流団体連合会の主催する令和5年度モーダルシフト最優良事業者賞の2部門において優良事業者賞を受賞いたしました。
本表彰はモーダルシフト促進に関し、物流事業者の自主的な取り組みの推奨や意識の高揚を図るため、広く社会に発信していくことを目指し、促進に貢献した事業者を表彰するものです。
■実行部門
◆功績事項：全社的な幹線区間における貨物総輸送量のうち、鉄道・海運の利用比率が40％超を達成しました。
■有効活用部門
◆功績事項：下記 3 案件の海上輸送へのモーダルシフトを実現しました。
- 山口県から千葉県へのTHK(株)の精密機械部品輸送について、トラック輸送からトレーラ ーを利用した海上輸送に転換。
転換にあたり、福岡県と山口県の商品を新門司港に集約しフェリー輸送することで、年間72％のCO2排出量とドライバーの運転時間削減を実現しました。
- 岐阜県から佐賀県へのアルテミラ製缶(株)の製缶輸送について、トラック輸送からRORO船を利用した海上輸送に転換。
臭いや汚れを付着させないために専用シャーシを作成し、柔らかい製品に触れないよう専用の緩衝材を製品全面に当て固縛、発送する工夫を行い、年間72％のCO2削減と約9,800時間のドライバー運転時間を削減しました。
- 広島県から千葉県への化学製品の輸送について、トラック輸送から海上輸送へ転換し、CO2排出量削減ならびにドライバー負担軽減を実現しました。
ハイキューブ20Fコンテナと薄型14パレットを使用することで、20FTコンテナに効率よく積載して輸送することにより、トラック輸送時と比較して年間運行回数を25％削減しました。
(左：日本物流団体連合会 会長 真貝 康一 様
右：山九 陸運・エコビジネス部 部長 小林 洋)
本表彰制度において当社は10年連続の受賞となります。
これからも当社は、脱炭素社会の実現及びドライバー不足の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会に貢献してまいります。
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