山九株式会社は、三井化学株式会社および旭化成株式会社と共同で、一般社団法人日本物流団体連合会が2021年4月21日に開催した第22回物流環境大賞(※)表彰にて「特別賞」を受賞しました。 ※物流環境大賞について: 物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、2000年から一般社団日本物流団体連合会が創設した物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する制度。
受賞したのは、千葉~山口・広島間におけるモーダルシフトとコンテナ・ラウンドユースの取り組みです。
これまでトラックを使用していた輸送において、輸送手段を当社の定期内航コンテナ船に切り替えることで、従来に比べCO2排出量を64%、ドライバーの作業時間を81%それぞれ削減することに成功いたしました。 また、コンテナ・ラウンドユースによる輸送を行うことで、両メーカー様の製品を往復で効率的に積載・輸送することができ、回送コンテナの発生を抑制させております。
加えて本輸送では、20ftのサイドエンドオープン型のコンテナを用いることで、荷主様の倉庫軒先での積込みを実現、従来港頭地区で行ってきたトラックからコンテナへの積替え作業を削減いたしました。
これにより、貨物毀損リスクの低減と輸送品質の向上にも寄与しております。 昨今ドライバー不足による輸送リスクは顕在化しており、また、SDGsを踏まえた環境負荷の低い輸送モードが求められている中で、今回の改善による貢献は大きいものと捉えております。
今後も山九グループは、物流環境における課題の発見・解決にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献いたします。
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