山九株式会社は、2019年6月25日、一般社団法人日本物流団体連合会が開催した「第20回物流環境大賞」表彰式において、「物流環境大賞」と「物流環境負荷軽減技術開発賞」の2部門を受賞しました。 「物流環境大賞」においては、山九、三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社、日本ニュートリション株式会社、株式会社サンキュウ・トランスポート・東日本の4社共同で、これまで茨城県から東北5県へ小口トラック輸送をしていた2社の貨物を集約し、鉄道コンテナ輸送に切り替えました(図1・写真1)。
モーダルシフトだけではなく貨物集約化にも取り組み、CO2削減率74.7%、省力化率79.5%を達成し、環境負荷低減と物流効率化を両立したことが、高く評価されました。
(左:図1、右:写真1)
また、「物流環境負荷軽減技術開発賞」においては、三井化学株式会社と共同で、千葉県から広島県へのトラック輸送を、内航船による海上輸送へと転換しました(図2)。
同区間では、段積み不可の製品を取り扱っていたため積載効率の低さが課題でしたが、モーダルシフトの実施にあたり、新たな専用コンテナと専用ラックを製作したことで(写真2)、積載効率を向上させながらCO2削減率40.6%、省力化率85.5%を実現し、評価されました。
(左:図2、右:写真2 特殊20F ハイキューブコンテナと専用ラック)
これからも山九株式会社は、地球環境保護及びドライバー不足の解決にも、積極的に取り組んでまいります。 ■表彰式写真
◆物流環境大賞
<写真左から> 日本ニュートリション株式会社 社長 立川義大様 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 社長 香坂靖様 (一社)日本物流団体連合会 会長 田村修二様 山九株式会社 鹿島支店 支店長 渡邉正之 株式会社サンキュウ・トランスポート・東日本 社長 松本育雄
◆物流環境負荷軽減技術開発賞
<写真左から> 三井化学株式会社 企画管理グループ グループリーダー 依田馨様 (一社)日本物流団体連合会 会長 田村修二様 山九株式会社 化学事業推進部 部長 北川裕之
エコビジネス情報はこちらから
ウェブからのお問合せはこちらから |