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中国における加工貿易

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■加工貿易とは?

  • 原材料を他国から輸入し、それを加工してできた製品や半製品を輸出する貿易形態です。
  • 中国における加工貿易は、「来料加工」と「進料加工」が一般的です。

■「来料加工」と「進料加工」

  • 来料加工
     委託元が、原材料・部品などを無償で供給し、加工後の製品を全量委託元へ
    輸出します。
     委託先企業は加工賃のみ収受します。
  • 進料加工
     
    委託先企業が、原材料・部品を国内/国外から有償で購入し、加工後の製品を国外に輸出します。
     一部国内販売も認められています。
     委託先企業は、原材料費・加工賃を含む製品代金を収受します。

■保税加工手冊管理(監管)制度

  • 加工品の輸出を前提として、輸入部材の関税・増値税は免税扱いとなります。
  • 輸入部材は、通常の輸入通関を経て「内貨」扱いになりますが、管轄税関の管理・監督下におかれます。
  • 部品・製品の保管管理は工場の自主管理となります。
  • 管轄税関による工場適性検査(事業免許・設備・保管場所ほか)を経て申告受理されます。
  • 手冊は、原則契約単位で取得します。輸出入される商品のHS コード、商品名、単価、金額、消耗率他を記載します。
  • 最終製品の出荷(輸出)後、管轄税関にて輸出入の実績、余剰資材の有無などを照合します。

■保税手冊から電子手冊へ

  • 紙ベースの手冊から、税関データベースで一元管理する「電子手冊」方式が拡大しています。 

以下は、加工手冊に記載されている項目の例です。

◆保税手冊(進出口登記手冊)のサンプル

 


 

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