■インドの主要港マップ
インドはBRICs(新興市場経済圏)の一角として、急速な経済成長のさなかにあり、それに伴い、港湾の物流量も目覚しい増加の一途をたどっています。
下記に、主要な港をご紹介いたします。
◆ナバシェバ港 -インド最大の港 北部の玄関- ムンバイ港の対岸にあるナバ島、シェバ島に作られた近代的な港です。 インド最大の港で、特にインド北部の玄関的役割を担っています。 港拡張の工事も第3フェーズが着工済みで、第4フェーズの計画(2013年頃完成予定)もあり、鉄道網の整備、内陸コンテナデポ(ICD)の整備も急ピッチで進んでいます。
◆チェンナイ港 -インド第二の取扱量を誇る港 南部の玄関- インドで二番目に大きい港ですが、インフラの整備状況はあまり良いとはいえません。 ただし、2005年年末の津波の影響もあって、海岸線の街並み、道路は整然としています。 大手自動車を始め多くの海外企業が集積しつつあるチェンナイ・バンガロール・ハイデラバードなどの窓口となるチェンナイ港の重要性が増してきております。
◆カンドラ港 -首都デリーに最も近い港- インドの首都デリーに最も近い港ですが、ナバシェバ港との差はわずか300kmです。 大型プラント設備の輸入などに使用することもありますが、カンドラ港に近い工業都市バドーダラ(VADODARA)にある工場でも、ほとんどムンバイ港で対応しており、ムンバイ港(在来船)まで約300kmの道のりを約1週間かけて輸送している模様です。
◆コルカタ港 -東部・ネパールの玄関- インドでは3番目に大きい港ですが、水深が10m以下で、潮時の入港制限があります。 大型コンテナ船は入港できない為、シンガポールなどで積み替えを行なっております。 貨物増大と船型の大型化に備える為に、大水深港湾整備に向けて、適地選定調査を行なっております。
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