ガーナにあるボルタ湖は、世界最大の人造湖です。 1961年から65年にかけて建造されたアコソンボダムによって出現した湖であり、 全長400km、面積8,500km2もあり、ガーナの国土の3.6%を占めています。 このダムは、アルミニウム生産用の電力を供給するために米国系企業の資金援助により造られたものであり、 多くの電力がその工業用に用いられました。 長い間、ガーナの人々がその恩恵を受けることはなく、80年代初頭まで首都アクラですら頻繁に停電があったようです。 現在は、隣国に売電することにより、外貨獲得源となっています。
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